フィルム成形 の基礎から 製膜・延伸過程の技術ポイント・評価法および実際例 −高性能・高機能化に向けての指針−

★企業・大学でご経験豊富な石原先生が事例を交えて徹底解説!
★フィルム成形の種類や特徴・レオロジーなどの基礎から、製膜・延伸過程で起こる種々の現象理解や表面加工および評価法、トラブル解決の指針まで。


講師


龍谷大学 Ryukoku Extension Center(REC) 顧問 工学博士 石原 英昭 先生
 ・東洋紡フィルム研究所 所長 / 先端材料研究所 所長
 ・京都工芸繊維大学 大学院 教授
 ・高分子学会プラスチックフィルム研究会 委員長
 ・プラスチック成形加工学会 関西支部長
 ・日本レオロジー学会 副会長
などをご歴任


セミナー開催にあたって


■はじめに:
 本セミナーでは、高分子フィルムの高性能・高機能化のために留意すべき技術のポイントを解説し、実際例を示すことにより理解を深めることができる。
 ポリマーのキャラクタリゼーション、構造・物性の評価も入れながら説明を行う。

■受講対象者:
 研究開発業務、生産業務、技サ業務など、フィルムに関わる幅広い方々が対象となり、またフィルムの基本を理解しておきたい初心者の方々も対象となる。

■必要な予備知識:
 フィルムに関し初心者、非専門の方にも役立つよう配慮するので、特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること(一例):
 ・フィルムの基礎知識
 ・成形技術の知識、理解
 ・フィルムの不具合内容と対処法
 ・ポリマー物性とキャラクタリゼーション
 ・構造・物性評価法
 ・構造〜物性〜成形技術の関係


プログラム


1.はじめに

2.プラスチックフィルムの基礎
 2−1 フィルムの種類と性能・機能
 2−2 フィルム成形技術の種類と特徴
  2-2-1 フィルム成形の基本技術
  2-2-2 製膜・延伸技術の種類と特徴
  2-2-3 フィルム成形におけるポリマーの基本物性
  2-2-4 フィルム成形におけるレオロジー
   1)せん断流動域のレオロジー
   2)伸長流動域のレオロジー

3.製膜過程での現象と課題解決策
 3−1 ダイス出口までの現象
  3-1-1 ポリマーの熱分解、ゲル化、未溶融物
  3-1-2 せん断流動不安定性
 3−2 ダイス出口後の現象
  3-2-1 フィルム表面の欠点
  3-2-2 結晶化に伴う表面特性と課題
  3-2-3 ネックイン現象と発現要因
  3-2-4 ドローレゾナンス現象の基礎
   1)ドローレゾナンス現象とフィルム厚み変動
   2)理論解析によるドローレゾナンス現象の本質
   3)ドローレゾナンス現象の低減策と薄膜化への対応

4.延伸過程での現象と課題解決策
 4−1 延伸による複屈折の発現と応用
 4−2 一軸延伸と配向結晶化および応用
 4−3 二軸延伸、多段延伸と高次構造発現
  4-3-1 延伸条件の適正化への応用
  4-3-2 高次構造モデルとシミュレーション
 4−4 ボーイング現象とフィルム幅方向の物性不均一性
  4-4-1 ボーイング現象の理解
  4-4-2 ボーイング現象低減策

5.製膜・延伸による表面・界面の変化
 5−1 表面加工技術の種類
 5−2 表面分析・評価技術
 5−3 表面・界面変化の事例
  5-3-1 結晶化による表面構造
  5-3-2 微粒子による表面突起形成
  5-3-3 コーテイングにおける留意点
  5-3-4 無機蒸着における留意点
  5-3-5 表面・界面制御による機能化例

6.おわりに

7.質疑応答

 7−1 自由な質疑応答
 7−2 個別相談


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

化学技術

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