変形性関節症の病態/治療の現状・最新トピックと臨床現場のニーズ

 ~OAの治療の現状と将来は?諸外国の状況も踏まえて解説します~
最新のOAに関する新しい治療法、有望な治療法についても解説!

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【LIVE配信】はリアルタイムLIVE視聴のみで、アーカイブ配信はありません。
【アーカイブ配信:9/29~10/8(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

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    セミナー趣旨

     変形性関節症(OA)は主に高齢者が罹患する関節疾患です。OAは全身のどの関節にも生じますが、臨床的に最も問題となるのは膝関節に生じるOA(膝OA)です。膝OAは患者数が多いことに加え、高齢者の自立喪失の引き金ともなる疾患であることから、効率の良い治療法の確立は社会的にも大きな意義を持ちます。しかし現在行われている治療はほぼすべてが痛みを緩和するだけの対症療法であり、OAの進行や症状を病態に基づいて抑えることのできる治療法は確立されていません。
     本講演ではOAが高齢者で発症する理由を説明したのち、その進行機序について今までに分かっていることをまとめ、さらに痛みが生じる機序について現在の理解を紹介します。また本セミナーではOAに関する新しい治療法、有望な治療法についても紹介します。

    受講対象・レベル

    医学、薬学に関する基礎的な知識をお持ちで、変形性関節症についてこれから学ぼう、あるいは疾患の全体像を把握したいという方を想定しています。

    習得できる知識

    ・変形性関節症の臨床像に関する基本的な知識
    ・変形性膝関節症の病態に関わる分子生物学的な機序
    ・変形性膝関節症の病像、とくに痛みの発生に関する現在の理解
    ・変形性膝関節症の治療に関する最近のトピック

    セミナープログラム

     1.変形性膝関節症の持つ社会的意義
      膝関節のOAは高齢者の自立喪失と密接に関連することから、その適切な治療法の確立は、
      高齢化の進む我が国においてとくに大きな意義を持つ。
      このことについてデータを示して解説する。
     2.OAの発症機序
      OAの発症機序についてはなお不明な点も多いが、発症に関与する因子は
      複数知られており、それらが複合的に関与する結果OAが発症すると考えられる。
      本項ではOAの発症に関与する要因とそれによりOAが発症する機序について述べる。
       ・OAの発症に関与する要因
       ・加齢に伴いOAが発症する理由
     3.OAの進行機序
      近年の研究の結果、OAの進行機序には異なるパターンがあることが明らかになっている。
      そのパターンについて解説したのち、進行と症状の関連についても述べる。
       ・軟骨の変化とOAの進行、症状との関連
       ・滑膜の変化とOAの進行、症状との関連
       ・軟骨下骨の変化とOAの進行、症状との関連
       ・半月の変化とOAの進行、症状との関連
     4.OAの進行と症状
      OAの臨床経過は意外に複雑であり、それが創薬を妨げる大きな要因となっている。
      本項では実際の症例においてどのようにOAが進行するかを示し、
      さらに進行のパターンと症状の関連についても述べる。
       ・実際の症例にみる膝OAの進行の実際
       ・膝OAの進行と症状の関連
       ・膝OAの症状の実際:痛みは実際にはどの組織から生じるのか?
     5.OAの治療の現状と将来
      膝OAに対して現在行われている手術以外の治療について、
      諸外国の状況も踏まえて解説する。
       ・膝OAに対する種々の診療ガイドラインの紹介
       ・現在国内で行われている膝OAの治療の実際
     6.OAに対する新しい治療法の紹介
      膝OAについては新しい治療法が種々開発されており、その一部は実用化されている。
      本項ではそのうち主なものについて解説する。
       ・自家培養軟骨「ジャック」の保険適用拡大について
       ・iPS細胞を用いた軟骨組織作成について
       ・GLP-1受容体作動薬のOA治療への応用
       ・膝周囲の動脈塞栓術による膝OAの治療
       ・膝周囲神経のアブレーションによる膝OAの治療
       ・neurotrophin-3の阻害による膝OAの治療


    【質疑応答】


    キーワード:
    変形性,関節症,OA,痛,軟骨,再生,セミナー,研修,WEB,LIVE

    セミナー講師

    (独)国立病院機構相模原病院 臨床研究センター
     特任臨床研究部長 関節病態研究室長、東京大学 名誉教授 博士(医学) 福井 尚志 氏

    《ご専門》
     変形性膝関節症
    《ご経歴》
    1986年 東京大学医学部医学科卒業
    1993年 東京大学医学部付属病院
         膝関節疾患、スポーツ外傷、障害に関連した臨床および基礎研究に従事
    1999年 米国セントルイス市、ワシントン大学整形外科基礎研究室群
         変形性関節症に関する基礎研究を開始。
    2002年 国立相模原病院(現 国立病院機構相模原病院)臨床研究センター 
         臨床疫学研究室長、病態総合研究部長として変形性関節症に関する研究を続ける。
    2011年 東京大学大学院総合文化研究科
          広域科学専攻生命環境科学系准教授、教授(2013年~)
    2026年 東京大学退職、国立病院機構相模原病院臨床研究センター
          特任臨床研究部長、関節病態研究室長として変形性関節症の研究を継続。
    《主なご所属学会》
    ・Osteoarthritis Research Society International
      (Osteoarthritis Cartilage, Editorial Board Member)
    ・日本軟骨代謝学会、評議員
    ・日本整形外科学会

    セミナー受講料

    49,500円(税込、資料付)
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