ベテランから若手への業務引継ぎは「待ったなし」
ベテラン社員の退職や人材不足が進む中、開発・設計部門では業務の属人化が品質低下や過重労働、技術継承の停滞を招く大きな課題となっています。ISO9001だけでは解決できない属人化の原因を明らかにし、引継ぎ・教育時間を最小限に抑えながらノウハウを組織資産化する実践手法を解説します。業務とマニュアルを効果的に連携させる仕組みづくりや、すぐに活用できるマニュアル作成・運用事例を交え、設計品質向上と業務平準化、生産性向上を実現する具体策を習得できます。
【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
セミナー趣旨
今日バブル世代が60歳に達し、第一線から退き始めました。その結果、30~40代の中堅層に業務が集中し、教育・訓練にまで手が回らず、若手社員がなかなか戦力化できないという悲鳴をよく耳にします。この事態を放置するとノウハウの断絶が起き、設計品質不良等のさまざまな支障をきたします。
また、業務遂行方法が共有化されていない設計部門では、業務が集中するエース設計者から手薄な人へ業務移管が困難なため、エースが慢性的過労と絶望感からメンタル不全を発症したり、会社に見切りをつけ転職してしまうことがあります。講師の前職では、エース設計者の手抜きに起因するコンプラ違反が発覚し、主力製品の無期限出荷停止処分という会社存続の危機に陥ったことがありました。この事例からわかる通り、業務属人化は設計者間の業務量アンバランスを引き起こす重大な潜在リスクです。これらの問題の根本原因は、業務引継ぎや教育に要するマンパワーが十分捻出できなかったことです。
本セミナーでは、引継ぎ・教育時間を極小化するシステムの自社構築方法についてお教えします。同システムにより引継ぎや教育は「マニュアルや管理規格を見てわからないことがあったら、遠慮せずに聞いてね」の一言で済みます。また自部署が多忙な際に他部署への応援要請も可能となり、部署間の業務量アンバランスが平準化されます。慢性的に過労状態なエース設計者からの業務移管もスムーズに実現でき、設計者間の業務量アンバランスも解消。業務品質不良やメンタル不全発症防止にも繋がります。
また、他部門と比べ進捗管理が困難( やってみないとわからないor やってもわからない )とされる研究・開発部門ですが、弊社の指導で業務属人化を解消したところ、労働生産性が向上した事例もあります。
本来なら業務属人化はISO9001で解決する問題です。しかし、実際にそうならない理由は①業務と菅理規格・マニュアルの「ひもづけ」が弱い②管理規格・マニュアルが使い物にならない、の2点によります。前職でISO9001戦力化プロジェクトに携わった講師は、市販のマニュアル管理システムや規格・マニュアルの問題点に気づき、これらを改善してきました。このセミナーでご紹介するソリューションは、前述の行政処分解除の立役者となり、会社を窮地から救いました。この知見を御社でご活用いただければ、「業務属人化リスク」を「御社の強み」に変えることができます。そのためにも、今すぐ行動を起こしてください。
受講対象・レベル
業種・業界に関わらず、本テーマ・内容に関心のある方々
必要な予備知識
特に必要ありません。
習得できる知識
1)業務属人化の根本原因と解消の進め方
2)引継ぎ・教育時間を最小化する仕組みの構築方法
3)実務で使えるマニュアル・標準化の作成手法
4)ISO9001を実効性のある運用へ改善するポイント
5)業務平準化と設計品質・生産性を向上させる実践ノウハウ
セミナープログラム
1.業務属人化問題を放置し続ける恐ろしさ
1) 業務属人化問題の放置が招いた悲劇とその教訓
①メンタル不全発症 ②健康障害発症 ③主力製品の無期限出荷停止処分
2) ISO9001で業務属人化が解決しない2つの理由
3) 業務遂行ノウハウの共有化はなぜ必要か?
2.属人化解消の前にすべきこと
1) 設計員の本音の「見える化」
①困りごと ②不平・不満 ③会社への提言
2) 既得権者( 業務量の薄い人 )の抵抗勢力化未然防止策
3.業務の属人化を解消する
1) 設計業務の属人化解消を可能にするシステムの構築
①なぜ業務移管は困難なのか?
②業務移管に要する工数の極小化がポイント
③「マニュアルの三重苦」とその解消方法
④業務と管理規格・マニュアルをリンクさせるシステム
⑤マニュアル・管理規格の統廃合( 5S )
2) 使える業務マニュアル( 事例配布・紹介 )
3) ビジュアル版管理規格( 事例紹介(3例) )
4.業務属人化解消の先にあるもの
1) 「教育不要」「業務引継ぎ不要」体制の実現 → 従業員定着率向上
2) 設計者間・月間・部署間の業務量アンバランスの解消 → メンタル不全発症未然防止
3) 業務量平準化事例紹介
質疑応答・個別アドバイス
セミナー講師
株式会社トータルマネジメントシステム研究所 代表取締役 角川 真也 先生
中堅部材メーカーにおいて社内コンサルとして間接業務の「見える化」「最小化( ムダ取り+効率化 )」「標準化」手法を全社展開、生産性を300%向上させ会社倒産の危機を救う。
独立後は『組織マネジメントシステム( ERP )』自社構築による間接業務の生産性向上手法普及に専従。
数値データ(時間・金額)を駆使した科学的マネジメント手法による組織パフォーマンス向上を得意とする(「TMS研」でHP検索可 )。
『工場管理11~3月号』( 日刊工業新聞社 )誌上に『労働生産性向上による人手不足解決方法』の特別記事を寄稿。
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト:製本資料(受講料に含む)
主催者
開催場所
全国
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
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49,500円(税込)/人
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