QA担当者・品質保証責任者/製造担当者 必見! 『形だけのQRM』からの脱却~成功事例から学ぶICH Q9(R1) の本質理解と実践要領~

QRMが形骸化する構造的な原因解明・患者リスク診断と実務への落とし込み
ハザード監視事項の選定とWeak Signal検知力の強化

「形だけのQRM」という現場の悩みが何故起こるのかを、構造的に提示し、ICH Q9(R1)の要求事項を踏まえ、現場でQRMを機能させるための考え方・手法を実務ベースで学ぶことができます。

 

日時

【ライブ配信受講】 2026年9月29日(火)13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2026年10月14日(水)まで申込受付(配信期間:10/14~10/27)
  受講可能な形式:【ライブ配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ 
 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    本講座は、昨今問題となっている“形だけのQRM”やチームワークの乱れなど、製造所に潜む構造的問題を見抜き、改善へつなげる実践ノウハウを伝承するセミナーです。
    “患者ファースト/チームファースト”のQRM文化を育てる「後工程はお客様/批判厳禁」の小集団活動で事故を1/10に減らした成功事例を基に、患者リスク4分類の共通言語化、24のハザード監視事項、Weak Signal検知力を高めるため観察軸と判断軸を体系化します。
    さらに、患者リスク診断(FLAP)でラインの弱点を可視化し、改善のパフォーマンスを適時評価する仕組みによりQRMの成果を見える化し、担当者の自己効力感を高めます。
    人的バイアス(6+1分類)や人材育成(Good Man Practice)教育によるハザード特定精度の向上訓練は、品質文化の醸成に直結する実践ノウハウです。また、「リスクレベル即時判定表」はFDAが奨励するStop‑the‑Lineを具現化する強力なツールであり、現場の判断の揃いと心理的安全性を実現します。
    「違和感がないこと自体がリスク」という奈良県薬務課の啓発メッセージに対応し、注意力に頼らない“構造的な気づき力”の育成に活用できます。

    習得できる知識

    ❶成功の鍵は患者ファーストの『「後工程」はお客様「批判厳禁」の小集団活動』
    ❷QRMが現場で形式化に警鐘が“構造的な原因”を見抜く検知力アップと立直し
    ➌患者リスクベースへの視点転換が必須の説明が役員にできる(共通認識の教材)
    ➍  “患者リスク”とは何?⇒4分類で共通言語化し、判断の揺らぎを消す技術の習得
    ❺“患者リスク”毎の「ハザード監視事項の選定」とWeak Signal検知力の強化
    ❻ “患者リスク見直し”を支える人材育成とチームワーク技術(Good Man Practice)
    ➐不確実性の発生源を“起承転結”で構造化し、上流に差し戻し「発生源対策」の手法
    ❽  観測点を揃えてラインの“患者リスク診断”を行い、ギャップから学び改善の事例
    ❾“患者リスク”診断で「即時リスク判断表」を使いStop the Lineの実践ノウハウを伝授
    ➓このラインの心配な安全性リスクは何か?「ハザードマップ」で“心配の見える化”
    ⓫.全員参加の「チームファースト」活動で 「コミュニケーションコスト」の削減

    セミナープログラム

    第1章 形だけのQRMに警鐘(PMDA/FDA)
    1.1 QRMは法的義務であり、R1は国際標準
     •    FDA:Modern GMPの査察軸がQRMの実践
     •    経営陣が品質システムを弱体化させた典型例から学ぶ
    1.2 QRMは“視界確保装置”である(雨・雪の日の安全運転)
     •    「危険かもしれない」運転で逸失利益(利益の取りこぼし)の最小化
    1.3 なぜ“形だけのQRM”が繰り返されるのか(4つの構造問題)
     1.    手順書がガイドラインの写経であり、運転マニュアルになっていない
     2.    曖昧な指示が主観性を増幅し判断が揺らぐ「気になることがあれば報告」
     3.    責任役員の本気度不足(QRMは誰が守るべきかの不在で他人事)
     4.    リスクを見直せ?山程ある「今まで問題なかった」⇒言うのは簡単
    1.4 患者リスクベースへの視点転換の必要性
     •    患者リスクを見抜き、レベル判断する「取扱い説明書」を持つ
     •    《深堀》現状とあるべき姿の“違和感”に気付く
     •    《奈良県薬務課》違和感がないこと自体がリスク

    第2章 医薬品製造所の“患者リスク”とは何か(4分類と言語化)<言語不明が“形だけのQRMの火種”>
    “患者リスクを全部洗い出せ” ⇒ あれもこれもで止まる
    2.1 患者リスクの定義と4分類(共通言語化)
     1.    健康被害(安全性)
     2.    治療効果の低下(有効性)
     3.    必要な薬が届かない(供給継続性)
     4.    不正・誤情報による不利益(信頼性)
    2.2 言語化が主観性を最小化する理由
     •    観察軸が揃う
     •    判断の揺らぎが減る
     •    組織を超えた共通言語になる
    2.3 患者リスク名は「監視項目の母集団」
     •    《知識管理》共通言語教材の提供
     •    《奈良県薬務課》注意力に頼らない「どこを・何を・どう見るか」

    第3章 ハザード監視事項の選定(監視の軸)
    3.1 Weak Signalを見落とさない観察軸の設定
     •    患者リスク4分類に沿って体系化
    3.2 監視事項を絞る理由(資源集中)
     •    人が扱えるのは6項目程度
     •    あれもこれも心配では重要兆候を見落とす
    3.3  合計24の監視事項(24の目付処)
     •    安全性:6項目
     •    有効性:6項目
     •    供給継続性:6項目
     •    信頼性:6項目
    3.4 監視事項の選定基準(R1:Ongoing Risk Review)
     •    静的ではなく進化するリスク管理
     •    逸脱・苦情・変動傾向・Weak Signal・指摘事項を反映
    3.5 「ハザード監視事項」一覧表の解説(6分類の24項目)
     •    モニタリング教育での「ハザード監視」の教育ツール
     •    「安全性のハザード監視事項」6項目(薬機法56条関連の危害から)
       例⇒①無菌性②異物③汚染④混同(取違え)⑤表示不良⑥生体/動物由来
    3.6  Weak Signal(気になる兆候)の検知力アップ教育「2段階7分類」
     •    第一段階「何これ」 ⇒いつもと違い説明を求めたくなる違和感
     •    第二段階「大丈夫か?ヒヤリハット」⇒合わない気づき/ヒヤリハット
     《知識管理》あれもこれも混ざったままではゴミ、分類すれば資源、紐付すれば思い出す

    第4章 “患者リスク”見直しに大切な「人材育成」(Good Man Practice)
    <QRM活動成功の鍵は“人”と言われるのは何故か>
    4.1ラインの弱み(痛い所)を探し出す「成功への道」は
     •    批判厳禁の「チームファースト」でスコアボードは「皆の成果」
     •    「QRM の二層構造(ダブルGMP)の理解」(構造図での解説)
     •    <Good Manufacturing Practice  ✖  Good Man Practice>
     •    GMP(無機)とGood Man(有機)を繋ぐチームケミストリー
      《北川准教授》成功の秘訣は⇒「ケミストリーはチームワーク」
    4.2 「後工程はお客さん」批判厳禁の「小集団活動」が“気づき”を増幅
     •    苦情・事故が1/10に減った
     •    班長はラインの守護者(線路工事からの気づき)
    4.3「Good Man Practice」がハザード特定精度を左右する 良い人(Good Man )の人材育成の教材
     •    「意識/知識/スキル/品質文化の言語/マナー」教育
     •    「小集団活動」で役立った所作(マナー)教育例
     •    「三現主義」の所作(マナー)教育(土足で踏み込ませない)
     •    混同防止の「人的バイアス」予防措置の視覚教材
    4.4 安全性を揺るがす“人的ハザード”の監視事項
     •    挙動の監視(Annex 1)の重要性
     •    人的バイアス・ヒューマンエラーの分類(6+1)

    第5章 不確実性の構造理解(起承転結)
    5.1 危害は訳もなく生まれない(因果構造)
     •    起:構造欠陥(Baseline Risk)
     •    承:運用の不確実性(迷い・ばらつき)
     •    転:ハザード(危害源)
     •    結:患者リスク(最終影響)
    5.2 プロセス理解不足が不確実性を生む
     •    《奈良県薬務課》自分の言葉で説明できないと残留リスクが高い
     •    《知識管理》ハザードと逸脱の違いを即答できるQAへ
    5.3 だから“診断”が必要になる(プロセスの理解不足がないか)
     •    不確実性→ハザード→患者リスク
     •    この流れを断ち切るための診断がFLAP

    第6章 患者リスク診断と改善事例(FLAPサイクル)
    6.1 患者リスク診断とは
     •    見落としやすい患者リスクを捉えるモニタリング手法
     •    安心度ではなく安全度で評価
    6.2 FLAPサイクル(Find → Learn → Act → Perform)
     •    Find:患者リスクを見付ける
     •    Learn:ギャップから弱点を学ぶ
     •    Act:小集団活動で摘み取り・予防
     •    Perform:パフォーマンス評価は「資源還元」への貢献度
    6.3 診断表の種類(5種類)
     •    安全性リスク診断 (査察前に安全性の担保)
     •    主要工程リスク診断 ほか
    6.4 ライン評価例(期待値の半分以下が多発)
     •    期待値とのズレ度で、責任者の取組姿勢が試される
     •    「思い込み/知識不足」などで見落としリスクの事例解説
     •    《奈良県薬務課》確認箇所と内容が明確でないと見落とす

    第7章 即時リスク判断表(A〜E)とStop the Line基準
    7.1 患者リスクレベル即時判定(重大性・検出性・信頼性失墜度・混乱度)
     •    A/B:高形式性(正式QRM)
     •    C/D/E:工程検出性に応じて形式性選択
    7.2 QAレビューが必要なケースの明確化
    7.3 Stop the Line基準を患者リスクで説明できるようにする
     •    《心理的安全性》判断の揃いがライン停止を可能にする
     •    《FDA》最も強力な手段はライン停止

    第8章 ハザードマップによる“心配の見える化”
    8.1 質問:このラインの心配な安全性リスクは何か?
    8.2 直ぐに使えるハザードマップのテンプレート事例

    質疑応答

    セミナー講師

    医薬品食品品質保証支援センター  顧問
    島田 明 氏

    【略歴】
    ・塩野義製薬(株)にて、製剤の製造標準設定、製造管理責任者、工場の品質保証業務全般、国内外原材料メーカーのGMP監査、製造委託先管理、及び工場総務長と「製造/品質保証/委託先管理」から「工場運営」に渡る幅広い業務を経験。
    ・退職後、受託専門の医薬品製造所のアドバイザー業務で、FDA査察対応支援、国内外の原材料、医薬品製造所の監査と技術支援を行った。
    ・現在は「NPO-QAセンター」顧問として、医薬品製造所等のアドバイザー(QAと製造)で活動中

    セミナー受講料

    49,500円 

    定価:本体45,000円+税4,500円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

    1名分無料適用条件

    ※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書))は、代表者のS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。

    【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額の24,750円)】


    【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
      1名申込みの場合:受講料( 定価:39,600円/E-mail案内登録価格 37,840円 )

      定価:本体36,000円+税3,600円
      E-mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円

    ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
    ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    備考

    配布資料
    ライブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
    アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
      ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
       なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。

    オンライン配信
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    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

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    ※銀行振込

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