量子コンピュータの現状・課題、最新動向、今後の展望を把握する!

■今後注目すべき量子周辺・コンポーネント技術や量子サプライチェーン、量子ベンチマーキング
■超伝導/中性原子量子コンピュータ、量子アルゴリズム、量子エラー訂正と表面符号
■FTQC の実用化に向けた膨大な技術課題、ビジネス展開の可能性

 

日時

【ライブ配信】 2026年9月16日(水)10:00~17:00
【アーカイブ配信】 2026年10月8日(木)から配信開始【視聴期間:10/8(木)~10/22(木)】
  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    2025年は量子力学が誕生して100周年という記念すべき年「国際量子科学技術年」でした。日本政府は 2025年を量子産業化元年と位置づけ、量子技術の産業化支援を強化する方針を示しました。実際、日本成長戦略会議において量子コンピュータを中心とする量子技術が重点戦略分野として認定され、2026年7月に量子コンピュータに関する官民投資ロードマップが公開されました。一方、トランプ大統領は2026年6月に量子コンピュータに関する大統領令に署名をし、2028年までに量子コンピュータの実用化を目指す方針を発表しました。このように量子コンピュータは現在国際的に大きな盛り上がりを見せています。

    量子コンピュータは、重ね合わせや量子もつれなどの量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融、連立方程式等のいくつかの数学的問題を古典コンピュータに比べて指数関数的に高に解くことが可能となります。そのため、世界的大企業やスタートアップが量子コンピュータハードウェア・ソフトウェア開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。

    これまで超伝導量子コンピュータが量子コンピュータ研究開発の主役でした。ところが、2023年12月にアメリカのスタートアップQuEraが48論理量子ビットを搭載した中性原子量子コンピュータを実現し、業界に大きな衝撃を与えました。その後、GoogleやQuantinuumなどが論理量子ビットや論理量子演算の実現に相次いで成功し、誤り耐性汎用量子コンピュータ FTQC(Fault Tolerant Quantum Computer)の時代が幕を開けました。

    本セミナーにおいて、量子コンピュータの基礎について非専門家向けに解説を行います。また、超伝導量子コンピュータ、中性原子量子コンピュータ、イオントラップ量子コンピュータ、量子エラー訂正と論理量子ビット,リソース推定、量子ユースケース探索などの最先端トピックスに加えて、FTQC実用化に向けた技術課題、ビジネス展開の可能性についても紹介を行います。さらに、大型希釈冷凍器、クライオCMOS、CMOSプロセスを用いた量子集積回路製造・実装技術、量子コンピュータ用極低温部素材技術(同軸ケーブル、フラットケーブル、アンプ、コネクタ)などの今後注目すべき量子周辺・コンポーネント技術、量子サプライチェーンについても網羅的に解説を行います。

    文系を含む非専門家向けに、可能な限りかみ砕いてわかりやすく解説を行います。

    習得できる知識

    ・量子コンピュータの基礎知識
    ・量子コンピュータの最新研究開発動向
    ・量子技術の政策動向
    ・量子コンピュータの適応可能なビジネス領域
    ・量子コンピュータ商用化のための技術課題
    ・今後注目すべき量子コンピュータ関連技術分野

    セミナープログラム

    1.今何が起こっているのか?
     1.1 量子力学100周年と2025年ノーベル物理学賞
     1.2 本格的な論理量子ビットの実現:超伝導、原子、イオンの三つ巴の戦い
     1.3 2030年に向けた各社の野心的ロードマップを読み解く
     1.4 暗号解読のリソース推定:3万物理量子ビットで10日以内に解読可能
     1.5 高市政権における日本成長戦略とアメリカ量子大統領令

    2.量子コンピュータ入門:初級編
     2.1 量子力学のための数学基礎(ベクトルと行列) 
     2.2 量子力学の基礎
     2.3 量子コンピュータの歴史
     2.4 量子ビット
     2.5 量子チューリング機械
     2.6 量子論理回路
     2.7 量子アルゴリズム
     2.8 量子コンピュータにおけるエラー

    3.量子コンピュータ入門:中級編
     3.1 古典エラー訂正と量子エラー訂正
     3.2 表面符号と量子LDPC符号
     3.3 FTQC向け量子アルゴリズム
     3.4 因数分解
     3.5 量子化学
     3.6 CAE

    4.最新研究開発動向と最先端トピックス
     4.1 日本の量子戦略:量子技術イノベーション戦略と日本成長戦略
     4.2 世界の量子戦略
     4.3 超伝導量子コンピュータ
     4.4 シリコン量子コンピュータ
     4.5 イオントラップ量子コンピュータ
     4.6 光量子コンピュータ
     4.7 中性原子量子コンピュータ
     4.8 量子クラウド
        (IBM Quantum Platform、Amazon Braket、Microsoft Azure Quantum、
        理研量子-HPCハイブリッドクラウドなど)
     4.9 量子プログラム言語・量子ソフトウェア開発環境・量子回路シミュレータ
     4.10 企業による量子コンピュータユースケース探索事例
        (化学、材料、機械学習、金融、CAEなと)
     4.11 量子コンピュータのリソース推定:暗号解読と量子化学計算

    5.課題と展望
     5.1 FTQC実現のための技術課題
     5.2 量子コンピュータの周辺技術
     5.3 量子部素材技術と量子サプライチェーン:下町量子コンピュータ

      □質疑応答□

    セミナー講師

    法政大学 情報科学部 教授 川畑 史郎 氏
      
    【活動・併任】
    ・NEDO イノベーション戦略センター フェロー
    ・文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP・人材育成プログラム領域 プログラムディレクタ
    ・文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP・量子情報処理領域 サブプログラムディレクタ
    ・内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」 アドバイザー
    ・JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」 アドバイザー
    ・JST先端国際共同研究推進事業ASPIRE 量子分野 アドバイザー
    ・経済産業省 貿易経済安全保障局 安全保障貿易管理調査員
    ・一般社団法人 量子フォーラム・量子コンピュータ技術推進委員会 副委員長
    ・応用物理学会 量子情報工学研究会 副委員長

    【経歴】
    1998年- 通商産業省 電子技術総合研究所 研究員
    2001年- 産業技術総合研究所 研究員
    2005年- 同 主任研究員
    2017年- 同 研究グループ長
    2020年- 同 総括研究主幹
    2021年- 同 副研究センター長
    2023年- 同 副センター長
    2024年- 法政大学 情報科学部 教授

    【専門】
    理論物理(量子情報処理、物性物理、非線形物理、デバイス物理)

    セミナー受講料

    60,500円

    定価:本体55,000円+税5,500円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

    1名分無料適用条件

    ※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は代表者にS&T会員マイページにて発行します(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。

     2名で60,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の30,250円)
     3名で90,750円 (3名ともE-Mail案内登録必須​) 
    ※4名以上も1名追加ごとに30,250円を加算


     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
     1名申込みの場合: 受講料 48,400円 (E-Mail案内登録価格 46,200円)
     定価:本体44,000円+税4,400円、E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
    ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
    ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    備考

    配布資料
    PDFデータ(印刷可・編集不可)
    ※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
    ※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。

    オンライン配信
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    アーカイブ配信 受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)


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    開催日時


    10:00

    受講料

    60,500円(税込)/人

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    ※銀行振込

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