蛍光X線分析法の基礎と応用、および適用例(環境、工業材料、文化財、バイオ、アグリ)
蛍光X線分析法は、試料を非破壊・非接触で迅速に元素分析できる手法として、品質保証や異物解析、膜厚評価など幅広い製造現場で活用されています。本講義では、蛍光X線分析の基礎原理から装置構成、実際の分析事例までをわかりやすく解説するとともに、微小部分析や元素マッピング、全反射蛍光X線分析による微量分析などの応用技術についても紹介します。
【アーカイブ配信受講:12/14(月)~12/28(月)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
製造現場において様々な元素分析のニーズがある。例えば、製品の品質保証の観点から、製品中の元素組成が一定かどうか、メッキ膜の厚さが均質化どうか、試料中にどのような元素がどの程度含まれているかを知りたい、製品中に入っていた異物が何で、その発生源はどこなのか、など様々な課題が生じる。このような場面において、蛍光X線分析法は答えを導く解決法の1つとなる。他の元素分析法(例えば、ICP発光/質量分析法やSEM-EDSなど)と比較して、蛍光X線分析法の特徴は大気中で、非接触に、直接、固体や液体試料を元素分析することができる点である。
本講義では、蛍光X線分析の原理、装置構成を説明し、いくつかの分析例(環境試料、工業製品、表面層解析、を紹介する。さらに、発展編として、微小部蛍光X線分析、元素マッピング、および、全反射蛍光X線分析法による微量分析についても解説する。
受講対象・レベル
製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
蛍光X線分析を行い、実験結果を解釈できる。
用途に応じて、蛍光X線分析を利用できる。
蛍光X線分析の発展編として、微小部の分析や微量分析について知見を得る。
セミナープログラム
1.はじめに
1-1.X線とは
1-2.蛍光X線の発生
1-3.元素分析法における蛍光X線分析の位置づけ
1-4.蛍光X線分析法の特徴
2.蛍光X線分析装置の構成
2-1.X線の分光方法
2-2.波長分散型蛍光X線分析装置の構成
2-3.エネルギー分散型蛍光X線分析装置の構成
2-4.X線スペクトルの読み方と注意点
2-5.X線フィルターの利用
2-6.試料のマトリックス効果
2-7.標準試料と蛍光X線分析における定量分析
3.汎用的な蛍光X線分析装置の適用例
3-1.水溶液
3-2.土壌
3-3.茶葉
3-4.毛髪
3-5.金属試料
4.微小部蛍光X線分析法
4-1.X線の集光
4-2.微小部蛍光X線分析装置の構成
4-3.適用例
4-3-1.電子基板
4-3-2.バイオ試料
4-3-3.文化財・工芸品
5.全反射蛍光X線分析法
5-1.X線全反射現象
5-2.全反射蛍光X線分析装置の構成
5-3.適用例
5-3-1.水溶液
5-3-2.バイオ試料
キーワード:
蛍光X線分析,元素分析,品質保証,異物解析,元素マッピング,セミナー
セミナー講師
大阪公立大学 大学院工学研究科物質化学生命系専攻
教授 博士(工学)
辻 幸一氏
<ご専門>
物理分析化学
<ご略歴等>
1992年 3月 東北大学大学院工学研究科博士課程修了(金属工学専攻)
1992年4月~2002年9月 東北大学 金属材料研究所 助手
2002年10月 大阪市立大学大学院工学研究科 助教授
2008年4月 大阪市立大学大学院工学研究科 教授
2022年4月~ 大学の合併に伴い、大阪公立大学大学院工学研究科 教授
主な受賞
2012年 大阪ニュクリアサイエンス協会賞
2019年 日本分析化学会学会賞
2022年 デンバーX線会議 ICDD BIRKS賞
セミナー受講料
33,000円(税込、資料付)
■ 非会員の方は1名につき33,000円(税込)です。
会員の方もしくは新規会員登録していただいた方の受講料は以下の通りです。
・1名申込の場合、22,000円(税込)
・2名以上同時申込の場合、1名につき半額の16,500円(税込)
※参加者全員の会員登録が必要です。登録料や年会費などは一切かかりません。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
上記金額はライブ配信、アーカイブ配信いずれかの受講料です。ライブ配信、アーカイブ配信両方視聴される場合は、会員価格で1名につき33,000円(税込)、2名以上同時申込で1名につき22,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
主催者
開催場所
全国
受講について
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