~電子基板材料や軽量化構造部材への展開に向けたポリマー系コンポジット設計の考え方~
☆プラスチックメーカー、成形加工メーカー、フィラーメーカー、シリカのユーザー企業で、研究開発・生産製造に携わる方々に向けて分かりやすく解説します!
※アーカイブ配信(期間:9/4~9/11)での受講もお選びいただけます。

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    セミナー趣旨

     ポリマー材料との複合化に用いるシリカは安価な増量材としての役割だけでなく、近年ではポリマーの特性向上や新機能の付与のための添加剤(フィラー)として注目されています。とりわけnm寸法のシリカナノフィラーを高分散状態でポリマーと複合化したナノコンポジットは、力学特性や熱物性をはじめ優れた特性発現が期待されます。ただし、望まれる特性を発現させるには、フィラーとしてのナノシリカの十分な理解と適切な材料選択が必要となるほか、ポリマーの種類に合わせた分散均質化、シリカ/ポリマー界面制御、ポリマーとの混合・混練技術といった多岐にわたる知見が必要となります。
     これらの技術は一部複合材料で実用化されていますが、一般には製品の安定的な製造や信頼性の高い材料品質の確保が、経験則に基づいて推し進められている場合もあり、製品の安定的な製造や信頼性の高いコンポジット品質の確保に苦慮されておられる技術者の方もおられると思います。シリカ/ポリマー系ナノコンポジット開発における品質と生産性の両立に向けて最小のコストで最大の効果を狙うには、経験と理論のバランスのとれた的確なアプローチが必要となります。
     本セミナーでは、大学でこの分野の基礎研究を実験と数値シミュレーションの両輪で進めている講師の経験を通して、上記の技術を系統的かつ学術的に理論づけした実務への活用のきっかけに繋がる内容を講演します。ナノコンポジットのフィラーとしてのシリカの活用事例としては、従来型コンポジットの紹介に加え、講師が研究開発している親水性シリカナノフィラーの表面改質処理を必要としない新しいポリマー系ナノコンポジットに関する簡易調製技術やそのノウハウとフィラー分散性向上のためのキーポイント、さらにはポリマー系コンポジットとしての優れた材料特性の発現におけるシリカナノフィラーの役割・効果について、実験とシミュレーション解析の結果を基に分かりやすく解説します。

    受講対象・レベル

    ・プラスチックメーカー、成形加工メーカー、フィラーメーカーの研究開発・生産製造に携わる方(初心者から中級者まで)
    ・その他、シリカに興味のある研究者・技術者

    習得できる知識

    ・フィラーとしてのシリカの基礎知識
    ・表面疎水化処理を施すことなくシリカナノフィラーを高分子材料中に高分散させる技術とノウハウ
    ・今後のナノコンポジット系の設計指針の一助となるフィラー/高分子母相界面の性状がコンポジットの材料特性に及ぼす影響
    ・他の無機ナノフィラーとの高分子系ナノコンポジットの開発への応用にも役立つ知見

    セミナープログラム

    1.シリカフィラーの基礎
     1-1 シリカフィラーの分類と基本物性
     1-2 シリカ微粒子の分散安定性
     1-3 微粒子フィラーの分散・凝集制御の理論と実際

    2.シリカナノフィラーの表面改質処理を用いない新規なポリマー系ナノコンポジットの簡易調製法
     2-1 本調製法で使用するシリカナノ粒子フィラー粉体の特徴
     2-2 各種可塑性・熱硬化性ポリマー中への親水性シリカナノフィラーの分散事例と高分散達成のためのキーポイント
     2-3 異種ナノ粒子との複合フィラーとしての活用技術

    3.シリカナノフィラーの分散がポリマー系ナノコンポジットの諸特性に及ぼす影響・効果とコンポジット設計のポイント
     3-1 力学特性制御(ポリプロピレン系コンポジット)
     3-2 熱物性制御(エポキシ樹脂系コンポジット)

    【質疑応答】


    キーワード:
    シリカ,フィラー,分散,凝集,粒子,微粒子,高分子,添加剤,表面改質,セミナー,研修,講座

    セミナー講師

    富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 博士(工学) 棚橋 満 氏

    《専門》
     高分子、複合材料、フィラー、分散制御、表界面

    《略歴》
     1994年3月 名古屋大学 工学部 材料機能工学科 卒業
     1996年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士課程前期課程修了
     1999年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 博士課程後期課程修了(博士学位取得)
     1999年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 助手
     2007年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 助教
     2010年2月 名古屋大学 大学院工学研究科 講師
     2018年4月 富山県立大学 工学部 機械システム工学科 准教授
     2023年4月 富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授

    《活動等》
     フィラー研究会運営委員(2015年~)

    セミナー受講料

    49,500円(税込、資料付)
    ■ 非会員の方は1名につき49,500円(税込み)です。
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    主催者

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    全国

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    開催日時


    13:00

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