・レアメタルフリー触媒「金属イオン触媒」の真価は?
・化石資源に依存しない資源循環型プロセスへ
セミナー趣旨
カーボンニュートラル社会・循環型社会の実現に向けて、水素、メタノール、アンモニアなどの基幹化学品を、化石資源に依存せず製造する技術が求められています。本セミナーでは、鉄などの普遍金属を用いたレアメタルフリーの「金属イオン触媒」に着目し、アルコールからの水素製造、およびリグニンからのメタノール合成について解説します。あわせて、本技術を用いた低エネルギー・低環境負荷・低コストな資源循環型プロセスへの展開可能性について紹介します。
受講対象・レベル
・水素やメタノール製造技術を研究開発している方
・触媒技術に従事している方
・カーボンニュートラル・炭素循環に向けた技術開発を手掛ける方
・バイオマス、リグニン、アルコール、食品廃棄物、下水汚泥等の未利用資源活用に関心のある方
・新規事業、産学連携、実証研究テーマを探索している方 等
習得できる知識
・グリーン水素、グリーンメタノール製造技術の現状と課題を理解できる
・レアメタルフリー普遍金属イオン触媒の機能発現機構を理解できる
・未利用バイオマスや廃棄物を資源化するための触媒プロセス設計の新たな視点を得られる
・低エネルギー・低環境負荷・低コスト化に向けた触媒開発の方向性を理解できる
・社会実装、スケールアップ、産学官連携に向けた検討ポイントを整理できる 等
セミナープログラム
1.カーボンニュートラル社会における炭素・水素・窒素循環の重要性
1-1 炭素・水素・窒素循環型プロセスへの期待
1-2 未利用資源・廃棄物を出発原料とする意義
1-3 水素・メタノールが注目される背景
1-4 基幹化学品のグリーン化に向けた触媒技術の役割
2.レアメタルフリー触媒の考え方
2-1 貴金属触媒・錯体触媒・固体触媒の特徴
2-2 鉄などの普遍金属を用いる意義
2-3 「金属イオンそのもの」を触媒単位とする発想
3.鉄イオン触媒によるアルコールからの水素製造
3-1 アルコールを水素源とする意義
3-2 鉄イオンによる光触媒的水素発生反応
3-3 反応条件、基質適用性、反応機構に関する考察
3-4 酸素・塩基・光照射が水素発生に与える影響
4.リグニンからのメタノール合成
4-1 リグニンの資源価値と利用の難しさ
4-2 金属イオン触媒によるリグニン変換の可能性
4-3 メタノール生成における反応条件の検討
4-4 実用化に向けた検討
5.低エネルギー・低環境負荷・低コストプロセスへの展開
5-1 分散型バイオマス変換プロセスへの応用
5-2 下水汚泥、食品廃棄物、木質バイオマス等への展開可能性
5-3 社会実装に向けた検討
6.今後の展望
6-1 廃棄物を資源に変える触媒技術
6-2 水素・炭素・窒素をつなぐ資源循環モデル
6-3 産学官連携・実証研究に向けた展望
<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門 准教授 博士(理学) 松本 崇弘 氏
■ご略歴
錯体化学、触媒化学、有機金属化学を専門とし、鉄などの普遍金属を用いたレアメタルフリー触媒の開発に取り組んでいる。
「引き算の化学」をモットーに、複雑な配位子や高価な貴金属に依存しない「金属イオン触媒」に着目し、
未利用バイオマスから有用化学品を合成する研究を進めている。
近年は、カーボンニュートラル社会・循環型社会の実現に向け、廃棄物・未利用資源を水素、
メタノール、アンモニアへ変換する低エネルギー・低環境負荷型プロセスの構築を目指している。
セミナー受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*「見逃し視聴あり」でお申込の場合、当日のご参加が難しい方も後日セミナー動画の視聴が可能です。
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
全国
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
類似セミナー
関連セミナー
もっと見る関連記事
もっと見る-
生体親和性材料の選定手順、医療機器開発の手戻りを防ぐ
「新素材の応用時に生体内で異物反応や炎症が発生した」「滅菌処理によって素材の強度低下や変色・劣化が起きてしまった」、医療機器やヘルスケ... -
超臨界流体の特徴と実務、溶媒代替と精密乾燥の導入アプローチ
「有機溶媒の環境規制強化に伴い、従来と同等以上の洗浄・抽出品質を保持した代替技術を探している」「半導体や微細構造の乾燥工程で、表面張力... -
イオン液体の特徴と実務、難燃・無揮発性と高粘度対策
「現在使用している有機溶媒の揮発による目減りや、防爆設備の維持・管理コストに限界を感じている」「二次電池やコンデンサの開発で、発火リス... -
質量分析の装置選定と実務、前処理からデータ解析の要諦まで
【目次】 【記事を最後までお読みいただくことで、実務における以下の課題や悩みが解決します】 分析したい化合物に対して、どのイオ...