Excelデータ分析実践講座 〜統計検定の使い分けと生成AI活用〜
実験・測定データの「差」と「関係」を、Excelの分析ツールで正しく読む
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:11/25~12/8(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
研究・開発の現場では、日々多くの実験データ・測定データがExcelに蓄積されています。しかし「条件Aと条件Bで差が出たが、これは偶然ではないと言えるのか」「この2つの項目に関係はあるのか」を統計的に確かめる段になると、手が止まってしまう——検定の種類が多くてどれを選べばよいかわからない、p値の意味に自信がない、という声は少なくありません。実は、これらの解析の多くは、Excelに標準搭載されている「分析ツール」で実行できます。
本セミナーでは、基本統計量とヒストグラムでデータの姿をつかむところから始め、t検定・F検定・分散分析による「差の検証」、相関・回帰分析による「関係の読み取り」までを、演習を交えて体系的に習得します。特に迷いやすい検定手法の選び方は、フローチャートとして整理し、明日からの実務でそのまま使える形でお持ち帰りいただきます。さらに、生成AIを統計解析の支援役として使う方法も実演します。手法選びの相談、結果の解釈、レポート文の作成といった場面でAIを活用しつつ、出力を鵜呑みにせず検証する観点まで含めて解説します。
受講対象・レベル
・研究・開発・技術部門で、実験データ・測定データ・品質データをExcelで扱っている方
・平均やグラフまでは出せるが、「この差は偶然ではないと言えるのか」を統計的に確かめる方法を体系的に学んだことがない方
・t検定・分散分析・回帰分析を、名前は知っているが実務で使いこなせていない方
・検定手法の「選び方」(どの場面でどの検定を使うか)に自信がない方
・生成AIを統計解析の相談相手・レポート作成の補助として活用してみたい方
必要な予備知識
特に専門的な予備知識は必要ありません。Excelの基本操作(データ入力・簡単な数式)ができれば受講いただけます。統計の考え方は基礎から解説し、高度な数理には立ち入りません。
演習を行うため、Excelが使用できるPCをお手元にご用意ください(Microsoft 365 または Excel 2019以降を推奨)。統計解析にはExcel標準搭載の「分析ツール」(無料アドイン)を使用します。有効化の手順はセミナー冒頭に画面共有で実演しますので、事前準備は不要です。
習得できる知識
・Excel「分析ツール」(Analysis ToolPak)の設定方法と全体像がわかる
・基本統計量・ヒストグラムでデータの姿(中心・ばらつき・分布)をつかめるようになる
・t検定(対応あり/等分散/Welch)・F検定・分散分析の使い分けが、フローチャートで判断できるようになる
・p値の実務的な使い方と、やってはいけない解釈がわかる
・相関分析と回帰分析(単回帰・重回帰)の結果を正しく読めるようになる(相関と因果の区別を含む)
・生成AIを「検定手法の相談」「結果の解釈補助」「レポート文のたたき台作成」に活用し、出力を検証する観点が身につく
・統計に効くExcel関数と、さらに深く学ぶための道筋がわかる(テキストに自習用の詳細章を収録)
セミナープログラム
0.イントロダクション/環境準備
0-1.講師自己紹介・本セミナーの進め方
0-2.本日の地図:「①データの姿をつかむ→②差を確かめる→③関係を読む」
0-3.【全員で実施】分析ツール(Analysis ToolPak)の有効化
(1)アドインの設定手順(画面共有で実演)
(2)分析ツールでできること:全体像
1.道具の確認:統計に効くExcel関数(ダイジェスト)
1-1.集計・統計関数の主要どころ(AVERAGE系/STDEV.S・STDEV.P/COUNTIFS ほか)
1-2.関数・マクロで広がる世界(紹介のみ・テキストに自習用詳細章を収録)
2.データの姿をつかむ 〜基本統計量とヒストグラム〜
2-1.基本統計量を一発で出す
(1)平均値と中央値の使い分け
(2)標準偏差:ばらつきをどう読むか
(3)尖度・歪度まで見る場面
2-2.ヒストグラムで分布を見る
(1)分布の形が語ること(正規分布・外れ値・二山)
(2)階級幅の決め方
2-3.個人ワーク①:測定データの基本統計量とヒストグラム
3.差を確かめる 〜検定と分散分析〜
3-1.検定の考え方:p値の実務的な使い方
(1)「偶然でこの差が出る確率」という見方
(2)有意水準5%の意味と、やってはいけない解釈
3-2.検定手法の選び方(フローチャートで整理)
(1)対応のあるデータか、独立した2群か
(2)F検定:等分散かどうかを確かめる
(3)t検定3種(対応あり/等分散/Welch)の使い分け
3-3.3群以上を比べる:分散分析(一元配置)
(1)一元配置分散分析の実行と読み方
(2)二元配置・交互作用の世界(紹介)
3-4.個人ワーク②:実験データ2群の差をt検定で確かめる→3条件を分散分析で比べる
4.関係を読む 〜相関と回帰分析〜
4-1.相関分析
(1)散布図とセットで見る習慣
(2)相関係数の読み方と「相関≠因果」の落とし穴
4-2.回帰分析
(1)単回帰:関係を式にする(係数・決定係数R²・p値の見方)
(2)重回帰:複数の要因で説明する(読み方の基本)
4-3.個人ワーク③:相関→回帰で要因と結果の関係を読む
4-4.時系列データの平滑化(移動平均・指数平滑)(紹介)
5.生成AI×統計解析 〜AIを解析の相談相手にする〜
5-1.実演デモ:生成AIとのラリーで解析を進める
(1)「このデータ、どの検定を使うべき?」を相談する
(2)分析ツールの出力を貼って解釈を補助させる
(3)解析レポートのたたき台を作らせる
5-2.AI活用の品質担保:入口・中間・出口
(1)入口:何を確かめたいかは人間が決める
(2)中間:手法相談・解釈補助・文章化はAIに任せる
(3)出口:検算・妥当性確認・判断・責任は人間が担う
6.まとめ・質疑応答
6-1.本日の振り返り:検定選びフローチャートの再確認
6-2.質疑応答/自身の業務データへの適用相談
※生成AIは進化が速く、数週間〜数か月でも状況が大きく変わる可能性があります。そのため、使用ツール・事例・最新動向に関する内容は、開催時点の状況を踏まえて一部変更・更新する場合があります。
キーワード:
Excel,データ解析,統計解析,生成AI,講演,セミナー,研修,講座
セミナー講師
オフィス・ジガー 金子 雄太郎 氏
【略歴】
企業研修講師、AI Life Navigator。
新卒でITエンジニアとして業務システムの設計・開発・運用に従事した後、2012年に独立。企業研修講師・ファシリテーターとして、生成AI活用、DX、ITリテラシー、業務改善、問題解決、ロジカルシンキング、マネジメント、資料作成などのテーマで、延べ1,400回以上の研修に登壇している。
専門は、技術や業務の内容を整理し、相手に伝わる形へ変換すること。IT・業務改善・思考整理の知見をもとに、複雑な情報を「誰に、何を、どのような価値として伝えるか」という観点で再構成し、企画・提案・資料化へ落とし込む支援を行ってきた。
近年は、生成AIを活用した思考整理、企画立案、提案ストーリー作成、価値の言語化に注力。特に、生成AIを単なる文章作成ツールとしてではなく、顧客課題、市場ニーズ、用途仮説、価値提案を整理するための思考支援ツールとして活用する方法を研究・実践している。
現在は、生成AIを活用して技術・サービス・個人の価値を言語化し、市場や顧客に伝わる形へ変換する支援領域にも取り組んでいる。研究開発、事業企画、提案活動、マーケティングの間にある「価値の翻訳」をテーマに、AIと人間の協働による新しい企画・発信・提案のあり方を探求している。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 非会員の方は1名につき49,500円(税込み)です。
会員の方もしくは新規会員登録していただいた方の受講料は以下の通りです。
★1名で申込の場合、46,200円(税込)に割引になります。
★2名以上同時申込の場合、1名につき半額の24,750円(税込)に割引になります。
※参加者全員の会員登録が必要です。登録料や年会費などは一切かかりません。
※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
お一人様につき、追加料金11,000円(税込)にてお申込みいただけます。
メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。
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主催者
開催場所
全国
受講について
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