接着接合の基礎と強度測定、耐久性(疲労/クリープ,湿熱)評価、観察分析とトラブル対処法

~構造用接着接合の耐久性、信頼性の保証に出来るだけ近づくために~
接着接合部では何が起こってるのかを把握し、不具合に対応する

接着メカニズム、接着剤の種類と用途、試験方法と試験機器等の基本知識
接着接合部の劣化のメカニズム解明と正確な評価方法
接着接合の観察分析とトラブル対処法
被着体の表面処理、接合強度試験片、考慮すべき環境負荷、劣化に及ぼす影響因子、返しひずみ(疲労)による強度低下、水分による強度低下

 

日時

【ライブ配信】 2026年8月31日(月)10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2026年9月24日(木)まで受付(視聴期間:9/24~10/7)
  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    現在、構造用の接着接合の耐久性、信頼性を保証する技術はいまだに十分に確立されていません。
    本セミナーでは、まず接着接合に関して学ぶべき基本事項(接着メカニズム、接着剤の種類と用途、試験方法と試験機器)を説明します。続いて接着接合部の劣化のメカニズムを説明し、得られたデータを正確に評価する方法(試験片の作製,試験方法)を解説します。この解釈が接着強度,破壊を理解するうえで極めて重要です。さらにもっとも多いトラブルに対し,解決の視点を紹介します。
    また最新の研究事例を紹介し、業務への応用の可能性をご検討いただけたらと思います。これらは概念的理解から実現象に移して説明しますので、接着接合の評価を初めて学ぶ方、これから始める方およびすでに始めているが接着研究がどこまで進んでいるのかを知りたい方にもお聞きいただける内容です。

    受講対象・レベル

    ・構造用接着接合の研究を始めたばかりの方から,ある程度の研究経験を経た方
    ・これから接着接合の研究を準備しようとされる方.これらについての知見を得たい方
    ・接着接合に関する課題をお持ちの方
    ・高校の物理化学を履修された方に理解できるように説明します

    習得できる知識

    ・接着接合の基礎知識(接着のメカニズムから接着剤の種類)
    ・接着剤の強度評価のノウハウ,試験片の作製方法,試験データの正確な読み方
    ・接着接合の観察分析からトラブル対処法
    ・接着接合研究の動向,研究論文をわかりやすく,どんな価値があるのかを解説

    セミナープログラム

    【接着接合の基礎】
    1.なぜ接着接合なのか.
     1)接着の普及と構造物軽量化
     2)接着の役割(長所と短所)
     3)接着の短所の改善例

    2.接着剤の種類と特徴
     1)「構造用接着剤」とは
     2)構造用接着剤の要求される性能
     3)代表的接着剤の種類と特徴と用途(エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系)

    3.被着体は表面処理が重要=種類と目的
     1)接着のメカニズム(機械的結合,物理的結合,化学的結合)
     2)重要な表面処理の種類と目的(表面改質,酸化物異物の除去)

    4.接合強度試験片の種類
     1)重ね合わせせん断試験片;SLJ(Single Lap Joint) JIS 6850
      SLJの引張試験の評価の注意点,データの意味
     2)層間破壊じん性試験片;DCB(Double Cantilever Beam) JIS K7086, ASTM D3433
       エネルギー開放率G1C測定
     3)接着硬化材試験片;Bulk  JIS K6878
       試験から得られる情報
       ポアソン比の体積変化
       真ひずみと公称ひずみ,その使い分け
     4)T形はく離試験片:T-Peel  JIS6854
     5)くさび衝撃試験片;IWP(Impact Wedge Peel)  JIS K6865

    5.強度評価試験に用いる試験片+試験機とその目的

    【実際の耐久性強度評価】
    6. 破壊の形態3種類および破面観察と分析方法(顕微鏡,元素分析,構造分析)

    7.考慮すべき環境負荷,劣化に及ぼす影響因子
    8.繰返しひずみ(疲労)による強度低下
     1)強度に大きな影響を及ぼす応力比とは
     2)疲労線図の読み方,得られる情報
     3)周波数の影響,tanδとは.
     4) 接着剤の疲労のメカニズム
     5)引張強さと疲労強さの関係

    9.最も深刻な水分による強度低下
     1)接着剤の吸水挙動と強度低下
     2)FTIRよる高分子材料の構造分析と強度
     3)Open Face LJによる水分劣化加速試験法
     4)“吸水~乾燥” 繰り返しの影響

    10.DCB試験片を使用した測定
     1)き裂進展速度 da/dN の測定とデータの読み方
     2)き裂進展速度はパリス則に従う

    11.接着接合の4大不具合(表面処理,硬化不良,劣化,クリープ)
     【研究事例】
     1)表面処理と耐久性の関係
     2)高分子材料(接着硬化材)の広範囲速度依存性(クリープから衝撃まで)
     3)繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
     4)1時間で終わる疲労試験 ”Step Loading

    質疑応答

    セミナー講師

    (国研)産業技術総合研究所 東事業所
     ナノ材料研究部門 接着界面グループ 招へい研究員 博士(工学) 北條 恵司 氏

    セミナー受講料

    55,000円

    定価:本体50,000円+税5,000円
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    1名分無料適用条件
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    ※他の割引は併用できません。
    2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
    3名で82,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

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     1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
     定価:本体40,000円+税4,000円
     E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
      ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
      ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    受講について

    配布資料
    PDFデータ(印刷可・編集不可)
    ※ライブ配信受講は開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
    ※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。

    オンライン配信
    ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
    アーカイブ配信 受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

    講師のプロフィール

    機械設計製図教育と破壊力学を専門として、「海外機械図面(GPS幾何公差)を正確に読み書きしたい」「構造物の信頼性、耐久性を向上したい」「接着接合の信頼性評価を研究したい」などの分野でお役に立てます!

    北條 恵司

    ほうじょう けいじ / 栃木県 / 産業技術総合研究所

    機械設計製図教育と破壊力学(金属、セラミックス、接着接合)を専門に研究を続けています。

    ▼こんな時お役に立てると思います!▼
    ●製造業で海外との取引をするときに機械図面(特にGPS幾何公差)を正確に読み書き...続きを読む


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    開催日時


    10:30

    受講料

    55,000円(税込)/人

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    ※銀行振込

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