DXによるムリ・ムラ・ムダの新しい改善
想像以上の大きな利益をもたらす改善のポイントを教えます。
セミナー趣旨
工場のDXは「IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の技術を用いて実態をデータで見える化をして,工場の管理の面を変革することで,競争の優位性を確立すること」です。
このDXを従来の改善に適用して,IoT(モノのインターネット)を情報ツール(道具)とした「新しい改善」に変えることによって,従来は改善の対象外であったムリ・ムラ・ムダを改善することが出来ます。
ムリというのは製造現場に無理を強いることで,飛込み,割込み,特急の仕事の投入や前後工程の能力アンバランスによって製造現場の生産性を悪化させていることがあります。そこで,ワーク(製造対象物)の流れを「製造リードタイム」の改善を行うことで隠された利益を掘り出します。
ムラというのはばらつきのことで,品質のばらつき,工数原価のばらつき,そしてロットごとの実績原価のばらつきがあります。作業者の「工数原価」の改善を通して,コストダウンによる利益を獲得します。
ムダというのはロスのことで,不良を作れば不良ロスと時間のロス(機会損失)の2つのロスを生みますし,原材料のロスや作業時間のロスなどがあります。機械設備の「設備総合効率」の改善を通して,機械設備の時間のロスを短縮して利益に変えます。
このようなムリ・ムラ・ムダの改善による利益は想像以上の利益をもたらします。また,工場の生産の仕組みの悪さが生産性を悪化させていることがありますが,これらは工程間滞留理由,作業中断理由,または非稼働理由が分かれば対策できてここからも利益を生み出せます。
また,低落傾向を続けてきた現場改善においても,IoTを情報ツールとして現場の小集団に与えれば,かつての小集団の改善活動を復活させることが出来るに違いありません。
セミナープログラム
- 1.DXの定義
- (1)DXの定義
- (2)工場のDX
- (3)部署別DXの17のテーマ
- 2.IoT
- (1)インプットレス
- (2)ピッグデータとその分析
- (3)ミクロの実態のデータによる顕在化
- 3.新しい改善
- (1)製造業の利益
- (2)ムリ・ムラ・ムダと管理利益
- (3)新しい改善のPDCA
- 4.ムリを無くす「製造リードタイム」の改善
- (1)製造リードタイムの改善の課題
- (2)改善のねらい目
- (3)目指す変革後の姿
- (4)変革のキーになるデータ
- (5)IoTシステム構築
- (6)改善の推進
- (7)改善の成果
- (8)スループット
- 5.ムラを無くす「工数原価」の改善
- (1)工数原価の改善の課題
- (2)改善のねらい目
- (3)目指す変革後の姿
- (4)変革のキーになるデータ
- (5)IoTシステム構築
- (6)改善の推進
- (7)改善の成果
- (8)人工生産性
- 6.ムダを無くす「設備総合効率」の改善
- (1)設備総合効率の改善の課題
- (2)改善のねらい目
- (3)目指す変革後の姿
- (4)変革のキーになるデータ
- (5)IoTシステム構築
- (6)改善の推進
- (7)改善の成果
- (8)設備総合効率
- 7.新しい改善の展開
- (1)見える化(データ化)と改善
- (2)評価(Check)とAI技術の活用
- (3)生産性指数の活用
- (4)小集団活動の復興
- ◎ 質疑応答
セミナー講師
山口 俊之 氏
(株)戦略情報センターPOP研究所 所長
1944年生まれ,慶応義塾大学工学部電気工学科卒業。
(株)東芝勤務を経て,現在は(株)戦略情報センターPOP研究所所長として工場管理用LANやPOPシステムの構築支援に従事している。
著書:
『CIM時代のPOPシステム入門』(オーム社)
『やさしい現場情報化のすすめ』(日本工業出版)
『新しいコストダウン 8つの手法』(新技術開発センター)
セミナー受講料
43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
主催者
開催場所
全国