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様々な位置推定技術について、
基本原理と開発・研究動向を紹介します
セミナー趣旨
スマートフォンのナビゲーションサービスや車のカーナビゲーションに見られるように、位置情報は日常生活に必要不可欠なものとなっています。また、最近では、位置情報を活用したポケモンGOのようなゲームも注目されています。位置情報に求められる検出精度は、アプリケーションによって様々です。また、使用環境も、屋外であったり、屋内であったり様々です。これまでに様々な位置検出技術が報告されていますが、必要な精度や使用環境によって、適した位置検出技術も異なってきます。また、どの位置検出技術が適しているかは、コストや装置サイズにも依存します。
本セミナーでは、様々な位置推定技術について、その基本原理と開発・研究動向を紹介します。
セミナープログラム
1 位置推定技術の基礎
1.1 TOA(Time of Arrival)
1.2 TDOA(Time Difference of Arrival)
1.3 AOA(Angle of Arrival)
1.4 位置指紋法
2 WiFiを用いた位置推定法
2.1 人体電力損失
2.2 WiFiを用いた位置推定法の研究動向
3 GPS
3.1 GPSのアルゴリズム
3.2 GPSの測位誤差要因・対策
3.3 Differential GPS
3.4 RTK-GPS
4 準天頂衛星システム
4.1 準天頂衛星
4.2 準天頂衛星システム
5 歩行者デッドレコニング(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)
5.1 BLE測位
5.2 マップマッチング
5.3 PDRの基礎
5.4 PDRに関する研究動向
6 デバイスフリー位置推定
6.1 RSS(Received Signal Strength)を用いたデバイスフリー位置推定
6.2 アレーセンサ
6.3 アレーセンサを用いたデバイスフリー位置推定
6.4 アレーセンサ:位置推定から行動識別まで
7 位置推定の最新研究・開発動向
7.1 最近の国際会議注目論文
7.2 深層学習を用いた位置推定法
セミナー講師
大槻 知明(おおつき ともあき)氏
慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 教授(博士(工学))
<略歴>
1990年 慶應義塾大学 理工学部 電気工学科 卒業
1994年 慶應義塾大大学院 理工学研究科 博士課程修了 博士(工学)取得
1993-95年 日本学術振興会 特別研究員(DC2, PD)
1994-95年 慶應義塾大学 理工学部 電気工学科 訪問研究員
1995-2000年 東京理科大学 理工学部 電気工学科 助手
1998-99年 カリフォルニア大学バークレー校 訪問研究員
2000-2003年 東京理科大学 理工学部 電気工学科 講師
2003-2005年 東京理科大学 理工学部 電気工学科 助教授
2005-2009年 慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 助教授(准教授)
2009年より、現職
<最近の受賞歴>
2014年8月 CHINACOM ’14 Best Paper Award
2013年9月 電子情報通信学会通信ソサイエティ活動功労賞
2013年9月 電子情報通信学会通信ソサイエティ活動功労賞
2013年2月 ETRI Journal’s 2012 Best Reviewer Award
2012年4月 電気通信普及財団第27回テレコムシステム技術賞
2011年9月 2011 IEEE SPCE Outstanding Services Award
セミナー受講料
お1人様受講の場合 46,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
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