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〈〈〈 デモ付き 〉〉〉
できる限り数式を使わず、実際に製品を用いて、
振動・騒音の分析と低減化のデモを交えながら分かりやすく解説!
講師
大阪工業大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 吉田 準史 氏
【専門】 振動工学,音響工学,感性工学
【略歴】
2000年(株)本田技術研究所に入社,自動車用エンジンや車体の振動騒音に関する研究開発に携わる。2009年からは大阪工業大学工学部機械工学科にて様々な製品の振動・騒音に関する研究を推進。2013年にはミュンヘン工科大学で客員研究者として自動車騒音の音質評価に関する研究に携わる。
【学会での活動】
・自動車技術会 音質評価技術部門委員会委員
・日本音響学会 音のデザイン調査研究委員会 委員
・日本機械学会 機械力学・計測制御部門 運営委員
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
企業において製品の振動や騒音に係わる業務に携わる方(初心者、初級者対象)
習得できる知識
・振動・騒音の基礎的な知識
・振動・騒音の基礎的な分析方法
・振動・騒音の分析結果の見方(評価方法)
・振動・騒音対策の考え方
趣旨
振動や騒音はユーザーにとって分かりやすい商品性能の一つであり、その振動騒音性能によって製品、時にはブランド全体のイメージを左右することもあります。その一方で振動や騒音の評価、分析には数学的な知識や様々の分析技術から適切な手法を選択する必要があり振動騒音のエキスパートではない技術者にとっては、その分析や対策が難しい場合もあります。
本講演では、製品から発生する振動や騒音のメカニズムを把握し、適切な対策を実施可能とするために必要最低限の分析手法や分析結果の評価方法、そして対策案の検討までの流れを紹介致します。また、できる限り数式を使わず概念的に振動騒音分析や対策への理解を促進するために実際に製品を用いて評価、分析そして低減のデモも実施いたします。
プログラム
1.振動の基礎
・振動低減の目的
・振動の要因(入力と伝達)
・実稼働実験 ※
・加振実験 ※
2.振動低減
・共振対策 ※
・非共振時の振動低減 ※
3.騒音の基礎と騒音対策
・音について
・騒音低減の考え方
・騒音対策例 ※
※・・・デモ実施
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 振動,騒音,メカニズム,吸音,遮音,防音,防振,制振,材料,装置,研修,講座,セミナー
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