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繊維製品の快適性の計測・評価方法と応用事例
『ムレない』『べたつかない』『動きやすい』をどう客観的に評価するか?
講師
1.東洋紡(株) 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 小松 陽子 氏
2.(株)AOKI 商品本部 商品開発室 室長 柴田 清弘 氏
3.信州大学 繊維学部 特任教授 工学博士 西松 豊典 氏
受講料
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕
プログラム
【10:30-12:00】
1.繊維製品の快適性に関する計測・評価方法、および商品開発事例
東洋紡(株) 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター 小松 陽子 氏
【習得できる知識】
温熱快適性の数値化方法、快適性評価技術を活用した商品開発
【講座の趣旨】
繊維製品の快適性のうち、温熱快適性について、機器評価による商品開発事例を挙げながら紹介する。
1.快適性評価技術の概要
2.衣服の温熱快適領域
3.温熱快適性に関する機器評価方法
4.快適性に優れる商品開発事例
4.1 暖かい繊維、むれ感の小さい繊維
4.2 べたつき感の小さい衣服、ぬれ感の小さい衣服
4.3 接触冷感の大きい衣服、寝具
4.4 むれ感の小さい寝具
4.5 メンタルバランス
【質疑応答】
【12:45-14:15】
2.運動機能的着心地の高いスーツの開発事例
(株)AOKI 商品本部 商品開発室 室長 柴田 清弘 氏
1.衣服の運動機能
2.生地(織物)の伸縮性(ストレッチ性)検討
3.動きやすくて快適な着心地を持つスーツの開発
3.1 上着の開発
3.2 スラックスの開発
4.着心地の性能評価
4.1 スーツ上着の性能評価
4.2 スラックス(ズボン)の性能評価
4.3 特殊加工処理
【質疑応答】
【14:30-16:00】
3.スポーツウエアの着心地と機能性評価
信州大学 繊維学部 特任教授 工学博士 西松 豊典 氏
【習得できる知識】
・スポーツウエアの「着心地・動きやすさ」を評価するための官能検査方法
・スポーツウエア生地の機能性(物理特性)の測定方法
・「着心地・動きやすさ」を評価しているときの被験者の生理的機能量の測定方法
【講座の趣旨】
ゴルフウエアの「着心地・動きやすさ」評価を例にして、「着心地・動きやすさ」の評価方法、「着心地の良さや動きやすさ」を裏付けるウエア用生地の機能性(物理特性)の測定方法、生理的機能量測定方法や動作解析方法について解説します。
1.人間の触知覚機能
2.感性情報と官能評価方法
2.1 感性情報は数値化できるか?
2.2 官能評価方法(一対比較法、SD法)
3.スポーツウエア生地の機能性(物理特性)の測定方法
4.生理的機能量の測定方法(筋電図、心電図)
5.スポーツウエア(例:ゴルフウエア)の 「着心地の良さ」を評価するには
5.1 「着心地」評価方法について
5.2 スポーツ運動時の生理的機能量の測定方法
5.3 運動時の動作解析方法について
【質疑応答】
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