混合・攪拌 / 乳化・分散プロセス設計の基礎とスケールアップの考え方・方法

攪拌の役割, 装置の特徴, 製造機械の使用法など幅広く網羅!

乳化製品(化粧品)の製造を例にとって, スケールアップの考え方から解説!

あらゆる工業分野で必要となる「攪拌」について1から学びたい方にオススメ!


講師


みづほ工業株式会社 技術開発室 課長 榎本 康孝 先生

■ 経歴

2004年 神奈川大学工学部応用化学科卒業
2006年 神奈川大学大学院工学研究科応用化学専攻博士前期(修士)課程修了
みづほ工業株式会社入社
2017年 神奈川大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期(博士)課程修了
博士(工学)の学位を取得
現在に至る。

■ 専門および得意な分野・研究
界面化学

■ 本テーマ関連学協会での活動
・日本香粧品学会 評議員
・日本化粧品技術者会 会員
・日本化粧品技術者会 第47, 48回 大阪化粧品技術基礎講習会 講師
・日本化粧品技術者会 第3, 4回 化粧品技術実践講習会 講師
・製剤機械技術学会 第11, 12期 半固形製剤教育研修会開催
・第二回 広東省化粧品科学技術研究会 講師


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ 講座のポイント
 化学工学の機械的単位操作の一分野である撹拌は,あらゆる工業分野で取り入れられています。製品を工業化するためには,その製造に適した撹拌装置を選定し,まずは研究室規模でサンプルの調製条件を決定することが重要になります。次に,研究室規模から工場生産規模へのスケールアップ検討が行われますが,このとき,工場で使用する撹拌装置の条件を新たに決定する必要があります。
 そこで,本講座では撹拌の役割についてご紹介し,特に乳化撹拌装置を使用した乳化製品(化粧品)の製造を例にとって,工場における製造条件を決定するために必要なスケールアップの基礎的な考え方について解説します。

■ 受講後、習得できること
・撹拌に対する考え方
・汎用的な撹拌装置の特徴
・一般的な化粧品製造工程における製造機械の使用法
・スケールアップ良否の評価方法
・ホモミキサー(高速撹拌機)使用時におけるスケールアップの考え方

■ 講演中のキーワード
・スケールアップ
・乳化装置
・ホモミキサー
・エマルション
・撹拌


セミナー内容


1. 乳化と撹拌
 1-1 乳化現象
 1-2 撹拌の目的
 1-3 撹拌で利用すべき作用

2. タンク内の製品流動
 2-1 層流と乱流
 2-2 流動の方向
 2-3 撹拌によって生じる作用とタンク内の流動

3. 一般的なクリーム・乳液製造工程で使用する機械
 3-1 低速撹拌機と高速撹拌機
 3-2 複合型の乳化撹拌装置
 3-3 クリーム・乳液製造工程

4. その他化粧品製造工程で使用する機械
 4-1 一般的な化粧水製造工程
 4-2 一般的なパウダーファンデーション製造工程
 4-3 一般的な口紅製造工程

5. スケールアップ良否の評価方法
 5-1 エマルションの安定性と使用性
 5-2 エマルションの粒子径及び粒度分布測定
 5-3 エマルションの粘度特性

6. 乳化撹拌装置の試験機と生産機
 6-1 試験用乳化撹拌装置(試験機)による検討
 6-2 生産機の特徴とその運用

7. 生産機へのスケールアップの考え方
 7-1 撹拌に関するスケールアップの考え方
 7-2 ホモミキサーを使用した乳化条件の算出
 7-3 冷却プロセス
 7-4 実際にスケールアップをしないとわからないこと


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】太陽化学(株)東京本社内 おいしさ科学館

【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   生産工学

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12:30

受講料

41,040円(税込)/人

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化学反応・プロセス   生産工学

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