すぐわかるRoHS入門 〜使える物質と使えない物質を正確に把握する〜

「RoHSにはどんなことが書いてあるの?」
「フタル酸エステル類について知りたい!」
「欧州法規制のしくみや読み方を理解して、自ら原文を見て情報収集したい!」

そう思った方はぜひご参加ください。
この講座を受ければあなたもRoHSマスターになれます!!


講師


株式会社荏原製作所 管理統括部 リスクマネジメント部 環境管理課 西山 寛之 先生

■ 経歴
 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻修士課程修了。2003年日本電子(株)入社、真空蒸着用電子銃の技術開発を経て、2009年より品質保証部門においてRoHS・REACH等の製品環境法規制対応業務に従事。半導体製造装置および真空装置産業における業界団体(SEMI、SEAJ、JVIA)の環境委員として、各団体主催の教育講座において講師を務める。2017年より(株)荏原製作所勤務、リスクマネジメント部に所属し、環境法規制全般への対応業務に従事。

■ 専門および得意な分野・研究
海外(主に欧州)の製品含有化学物質規制

■ 本テーマ関連学協会での活動
<各種団体>
・SEMI 物質規制対応WGリーダー、国際規制適合委員会委員
・日本半導体製造装置協会(SEAJ) 環境情報専門委員会委員
<講演活動>
・SEMI国際規制適合委員会セミナー
・日本真空工業会(JVIA)・日本半導体製造装置協会(SEAJ)共催環境教育講座
・日本真空工業会主催「真空展」内イベント「環境トピックス」


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ 講座のポイント
 欧州発の製品含有化学物質規制であるRoHSは、近年世界各国に広がりを見せており、国際的なビジネスを展開する上で、その正確な理解と適切な対応は不可欠なものとなっています。
 本講座では、新たに製品含有化学物質規制に関わる方、製品含有化学物質対応業務を担当して日が浅い方を対象として、欧州RoHS指令の基本的な事項(目的と適用範囲、対象物質、要求事項など)に関するやさしい解説に加え、応用編として「使える物質と使えない物質を正確に把握する」、「欧州法規制のしくみと読み方」、「企業としてのRoHS対応の取り組み方」などのトピックについて解説します。

■ 受講後、習得できること
・欧州RoHS指令の基本的事項(適用範囲、対象物質、要求事項など)に関する知識
・規制物質を含んでいる可能性のある部品・材料の種類や、適用除外によって
 使用を認められている用途に関する知識
・CEマーキング、適合宣言書、技術文書に関する基本的な知識
・RoHS指令の遵守に必要な「デュー・ディリジェンス」の考え方

■ 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・欧州RoHS指令(Directive 2011/65/EU)
・欧州整合規格EN50581:2012「有害物質規制に関する電気電子製品の評価に関する技術文書」
・「電器電子製品有害物質使用制限管理弁法」(中国RoHS)

■ 講演中のキーワード
・RoHS指令
・CEマーキング
・技術文書
・フタル酸エステル
・デュー・ディリジェンス


セミナー内容


1 はじめに:製品環境法規制の必要性

2 RoHSとは

3 欧州RoHS指令の基礎
 3.1 目的と対象範囲
 3.2 RoHS指令における「電気・電子機器」の定義
 3.3 RoHS指令の要求事項

4 特定有害物質について
 4.1 RoHS指令における「特定有害物質」とは
 4.2 各有害物質の性質・用途・有害性
 4.3 適用除外用途について
 4.4 分析法(スクリーニングおよび精密分析)

5 フタル酸エステル類について
 5.1 フタル酸エステル類の性質と用途
 5.2 RoHS指令におけるフタル酸エステル規制
 5.3 フタル酸エステルの分析法
 5.4 電気・電子製品の中のフタル酸エステル

6 使える物質と使えない物質を正確に把握する
 6.1 どの部品・材料にどんな有害物質が含まれているかを知る
 6.2 適用除外用途を把握する
 6.3 代替物質を知る
 6.4 エビデンスを活用する

7 欧州法規制のしくみと読み方〜RoHS指令原文を読み解く〜
 7.1 欧州法規制の種類
 7.2 立法のキープレイヤーたち
 7.3 法律の構造
 7.4 改正のしくみ

8 RoHS指令の要求事項を正確に理解する
 8.1 CEマーキングとEU適合宣言書
 8.2 適合性評価のための整合規格「EN50581」
 8.3 技術文書(Technical documentation)とは何か
 8.4 「デュー・ディリジェンス」とは何か

9 企業としてのRoHS対応の取り組み方
 9.1 生産情報管理とサプライチェーンマネジメント
 9.2 製造工程における汚染をコントロールする
 9.3 情報伝達ツール(chemSHERPA)を活用する

10 RoHSの今後

11 欧州以外のRoHS規制(中国など)

12 他の化学物質規制(REACHなど)との関連について

13 質疑応答


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

化学技術一般   安全規格   海外事業進出

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