ガラスの切断と強度 -その基礎と応用-

思い通りにガラスを加工するために!

切断液をどのように選択すれば良いか、切断時に注意することは何か、
基礎から分かりやすく解説します!


講師


GMS研究所 代表 博士(工学) 荒谷 眞一 氏
元・セントラル硝子(株)、元・帝京大学

【ご専門】 ガラス物性、材料工学、破壊工学、伝熱工学
【ご略歴・ご活躍】
日本学術振興会 先端強度材料 第129委員会委員(2012/4~)
東京都立産業技術研究センター エンジニアリングアドバイザー(2012/4~)
ISO規格作成委員(1994/3~2002/5) TC160 SC2 WG7(security)
Japanese Delegate


受講料


R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。


(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


受講対象・レベル


若手技術者および若手研究者


必要な予備知識


特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。


習得できる知識


・ガラスおよび脆性破壊の基礎概念
・ガラスの切断手法とそのメカニズム
・新しい方法も含めたガラス強度測定法
・ガラス強度向上の手法


趣旨


 板ガラスには希望の大きさや形状に加工できるという大きな特徴があります。しかし、短時間で希望の大きさや形状に切断することは決して簡単ではありません。ガラスを切断する時、想定線から外れてしまうことやクリーンカットとは大きくかけ離れた切断面となることは多くの方が経験していると思います。場合によっては、分岐することさえあります。また、ガラス切断と強度の間には密接な関係があるようにみえますが、不明確なところも多々あります。
 ガラスの切断をどのように考えたら良いのか、切断液をどのように選択すれば良いのか、切断時に注意することは何か、ガラスの強度を高めるにはどのような手法があるのか、このような疑問に対し、その基礎知識も含め、分かりやすく解説します。さらに、最近の学会トピックスについても簡単にお話します。今回は板ガラスの切断と強度を中心にお話しますが、他のガラス組成や瓶ガラス等の製造にも大いに役立つことと思います。 


プログラム


1.ガラスと切断の基礎
 1-1.板ガラスの長所と短所
 1-2.板ガラスの製造と加工商品
 1-3.ガラスの破壊と表面欠陥
 1-4.ガラス切断の考え方
 1-5.応力の影響
 1-6.水分の影響
 1-7.クラックの進展

2.ガラス切断とそのメカニズム
 2-1.ガラスカッターによる切断
 2-2.切断液の選択
 2-3.雰囲気の影響
 2-4.厚板切断と薄板切断
 2-5.熱応力切断
 2-6.レーザ切断
 2-7.その他の切断方法

3.ガラスの強度測定と強度向上
 3-1.ガラスの強度 
 3-2.ガラス強度測定方法
 3-3.新しい強度測定法(反力試験法,Quasi-static試験法)
 3-4.熱強化ガラスと化学強化ガラス
 3-5.強度向上の手法

4.最近の学会トピックス

 【質疑応答・名刺交換】

 キーワード ガラス,切断,加工,切断液,破壊,強度,セミナー,研修,講習


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,980円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

無機材料   機械加工・生産   生産工学

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