高品質スクリーン印刷の基礎とプロセス適正化

~ インキ、スキージ、スクリーン版の特徴・適正化 ~

スクリーン印刷における基礎知識、不良対策、
具体的な応用例や実践方法などわかりやすく解説!


講師


【第1部】
帝国インキ製造株式会社 研究所 研究員 吉田 旦人 氏
【専門】 スクリーンインキ開発(分散、高分子等)

【第2部】
株式会社ミノグループ 機械事業部 総合印刷技術課 主任 廣木 将人 氏

【第3部】
アサダメッシュ株式会社 営業技術部 広報室 室長 諸冨 康宏 氏


受講料


R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。


(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


受講対象・レベル


【第1部】
・スクリーン印刷による加飾を検討している方
・スクリーン印刷に関わっている若手、新人の方

【第2部】
・スクリーン印刷にたずさわったことのある方
・他の印刷にたずさわったことのある方
・古いスクリーン印刷のイメージしか有していない方

【第3部】
・ステンレスメッシュを使用したスクリーン印刷経験者および同技術に関心のある方


必要な予備知識


【第1部】
・基礎的な内容から解説いたします

【第2部】
・特に予備知識は必要ありません

【第3部】
・特に予備知識は必要ありません


習得できる知識


【第1部】
・スクリーン印刷インキにおける基礎知識が得られる
・機能性インキの種類と特徴を知り、インキ選定できる
・高精彩インキシステムの特徴を知る事で滲みや擦れの問題を解消できる

【第2部】
・スクリーン印刷は、適正化し、標準化できる印刷プロセスであることを理解できる
・スクリーン印刷における不良の原因の究明と具体的対策
・不良を未然に防ぐための、問題点の把握と分類ができる
・インキの印刷性能の把握の重要性の理解
・「版離れ角度」の版離れへの影響度の大きさの理解

【第3部】
・スクリーン印刷用ステンレスメッシュの最新情報


プログラム


第1部 高品位・高精細印刷を実現するスクリーンインキと機能性インキの紹介
10:30~12:00

《趣旨》
 当セミナーでは加飾用スクリーン印刷についての基礎的な内容と実用例についてお話します。前半は他の印刷方式との比較やスクリーン印刷の特徴についての内容や、スクリーン印刷を行う上での基礎知識に関して紹介します。後半はスクリーン印刷にて実現できる加飾技術や機能性の付与に関して、機能性インキの実用例を含めて紹介します。特にスクリーン印刷を実施する際に問題となる「微細パターンが印刷できない」、「滲みや擦れが発生し連続した安定生産が出来ない」といった印刷トラブルに関してインキの観点から改善した例を報告致します。スクリーン印刷にてどの様な事が出来るか知りたい方のご参加をお待ちしております。

​1. はじめに
 1-1 各種印刷の種類とインクの粘度
 1-2 スクリーン印刷の特徴
 1-3 スクリーン印刷の資機材
 1-4 スクリーン印刷のポイント 

2. 加飾用スクリーン印刷インキ
 2-1 スクリーン印刷インキの種類
 2-2スクリーン印刷インキの組成
 2-3 スクリーン印刷インキの製造工程
 2-4 スクリーン印刷インキのポイント

3. スクリーン印刷インキの特徴と応用事例
 3-1 成形用インキによる三次元加飾技術
 3-2 メタリックインキによる金属調加飾技術
 3-3 透過インキによる隠し印刷技術
 3-4 特殊インキの応用事例

4. スクリーン印刷インキによる機能性の付与
 4-1 IR透過インキ
 4-2 耐擦性インキ
 4-3 自己修復インキ
 4-4 その他機能性インキ

5. 高精彩インクシステム
 5-1 高精彩インキの特徴
 5-2 高精彩インキの便益
 5-3 高精彩インキの加飾事例
 5-4 高精彩インキによる品質安定化

【質疑応答・名刺交換】



第2部 高品質スクリーン印刷実現のためのミノグループ「標準」の提案
 ~「適正印圧」設定方法と「版離れ角度」制御による「版離れ力」向上策 ~
12:40~14:10

《趣旨》
 管理できるスクリーン印刷の実践のために スキージやメッシュ、版、印刷諸条件の「標準」を提案します。スクリーン印刷は、インキの印刷性の判断が最も重要だと考えます。正しくインキの印刷性を判断するために、前提条件であるスキージやスクリーン版を適正化し、諸条件を標準化することが必要です。本講演では、ミノグループの考える印刷諸条件の「標準」の紹介と、様々な印刷条件変更による印刷結果の変化を、実際の印刷データをもとにご紹介いたします。さらに、昨年来、弊社内において実施してきた、「版離れ力」を1.5倍に改善できる「版離れ角度」維持装置での具体的な検証データを示し、高品質スクリーン印刷プロセスがさらに容易に実現できるようになったことを紹介します。

1. 高品質スクリーン印刷プロセスの実現のために
 1-1 スキージ品質の適正化と「標準」
 1-2 スキージ印圧と印刷膜厚の相関及び適正印圧の設定方法
 1-3 メッシュ強度と適正テンション、クリアランスの「標準」

2. インキの印刷性能の把握
 2-1 分散安定性
 2-2 溶剤揮発性
 2-3 インキの粘度

3. 印刷条件による印刷膜厚の変化
 3-1 スクリーンメッシュと印刷膜厚
 3-2 スキージ速度と印刷膜厚
 3-3 インキ粘度と印刷膜厚

4. 溶剤型インキにおける印刷膜厚と色濃度の相関
 4-1 遅換溶剤型インキの膜厚変化と色濃度・⊿Eの相関
 4-2 溶剤揮発性の違いによる印刷膜厚の変化
 4-3 超遅換溶剤型インキの膜厚変化と色濃度・⊿Eの相関
 4-4 インキの溶剤揮発性と印刷解像性

5. 版離れ角度の「版離れ力」への影響
 5-1 版離れの遅れの原因は、版離れ角度の変化
 5-2 ピールオフ機構での実クリアランスと版離れ角度の変化
 5-3 版離れ角度と「版離れ力」
 5-4「版離れ角度維持」装置による印刷品質改善効果

6. 高精細加飾印刷の紹介
 6-1 グラデーションパターン
 6-2 スピンパターン

【質疑応答・名刺交換】



第3部 ステンレスメッシュとスクリーン印刷技術
14:30~15:30

《趣旨》
 ステンレスメッシュを使用したスクリーン印刷は、エレクトロニクス業界で半世紀以上に亘り採用されている。しかし、その印刷要求はインクの印刷厚みを例に取ると数ミクロン~数百ミクロンと幅広く、寸法ではフォトリソ法に迫る高い位置精度も求められるに至っている。このような多種多様な印刷要求を実現するため、ステンレスメッシュは進化を続け、スクリーン印刷によるモノづくりに貢献してきた。1960年に165メッシュが開発されて以来、ステンレスメッシュは飛躍的に高密度化が進み、2013年には900メッシュが開発された。ステンレスメッシュのメッシュ数は50年間で5倍の密度にまで微細化され、瞬く間に欧州の技術を凌駕した。最新のステンレスメッシュを使用することで、従来のメッシュでは不可能と考えられてきた次世代レベルのスクリーン印刷が実現可能になるとさまざまな分野で期待されている。

1. 高精細ステンレスメッシュの歴史と主な用途
 1-1 スクリーン印刷のメカニズム
 1-2 エレクトロニクス業界における発展の歴史

2. ステンレスメッシュの製造工程とスクリーン印刷の基礎
 2-1 高精細ステンレスメッシュの製造工程
 2-2 四つの印刷方式とスクリーン印刷特有のメカニズム

3. スクリーンメッシュの四つの役割とは
 3-1 印刷形状の保持
 3-2 テンションの付与
 3-3 塗布量コントロール
 3-4 解像性の決定

4. 最先端の高品質スクリーン印刷事例
 4-1 スクリーン印刷の様々なアプリケーション紹介

【質疑応答・名刺交換】

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