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断熱材の原理やその種類の概要、最近の技術動向まで、
断熱材導入のための必須講座です!
講師
(国研) 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 階層的構造材料プロセスグループ
研究グループ長 博士(工学) 依田 智 氏
<ご専門> 高圧CO2を用いた多孔質材料の製造
<学協会> 日本化学会、化学工学会、成形加工学会、日本ゾルゲル学会
<ご略歴>
1993年 東北大学大学院工学研究科博士前期課程修了
同年 通商産業省工業技術院物質工学工業技術研究所 入所
組織改編を経て現在に至る。この間、
2004-2005年 英国Nottingham大学理学部客員研究員
2009-2010年 経済産業省研究開発課
2011年 技術士(化学部門)
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
・断熱材の基礎知識
・新規断熱材の特徴
・断熱材の選択、導入においての考え方
趣旨
建物や自動車、各種設備に高性能な断熱材を導入して省エネルギーや熱の有効利用を図りたいと考える企業技術者の方が増えています。断熱材は既存の枯れた技術が確立しており、高価な新しい材料のメリットが見えにくい点もあると思います。その一方、科学的に考えると根拠の貧弱な“断熱材料”も出回ってもいます。断熱材を正しく選んで導入を行うためには、正しい基礎知識を企業の方に理解していただくことが重要と考えています。
本講では、断熱材の原理やその種類の概要からスタートして、最近の技術動向まで解説します。断熱材の導入を考える上で、検討すべき点、注意すべき点の見極めができるようになる内容にしたいと考えています。
プログラム
1.断熱材の基礎知識
1-1.熱伝達の機構と断熱の原理
1-1-1.伝熱の機構
1-1-2.熱伝導率
1-1-3.熱伝達率
1-1-4.熱通過率(熱貫流率)
1-1-5.断熱の考え方
1-2.断熱材の種類と状況
1-3.断熱材の性能評価
1-3-1.定常法:熱板法
1-3-2.非定常法:熱線法
1-3-3.断熱材の測定方法
1-3-4.断熱材の性能評価における問題
2.新しい断熱材の開発動向
2-1.高性能断熱材の種類と状況
2-2.真空断熱材
2-3.発泡ポリマー系断熱材
2-4.シリカエアロゲル系断熱材
2-5.塗料、フィルム
3.新規断熱材の導入、選択にあたり留意すべき点
4.まとめと今後の展望
キーワード 断熱材、種類、評価、熱伝達、動向、研修、講座、講義、研究、開発、セミナー
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