特に評価が難しい高粒子濃度スラリーを中心に解説します

セミナー趣旨

 スラリー中の粒子分散・凝集状態制御の基礎を解説します。
まず粒子分散・凝集状態を支配する因子を概説します。その後で、粒子分散・凝集状態を
いかに評価するか、その手法を解説します。
 本セミナーでは特に評価が難しい高粒子濃度スラリーを中心に解説します。
最後に紹介したスラリー評価技術を実プロセスに応用した例を紹介します。

受講対象・レベル

スラリーを取り扱う技術者、研究者(セラミックス、電池、食品、化粧品、医薬品など)

習得できる知識

液中の粒子分散・凝集状態を支配する因子、液中の粒子分散・凝集状態を評価する手法

セミナープログラム

1. イントロダクション
 1-1. スラリー評価の前に知っておきたいこと
 1-2. なぜスラリーが必要なのか?

2.液中粒子の分散・凝集を支配する因子
 2-1. DLVO理論
 2-2. 非DLVO力

3.スラリーの流動性評価
 3-1. 流動挙動の種類
 3-2. 流動性評価法
 3-3. 流動性評価の実例
 3-4. 見かけ粘度の測定で注意すべきこと

4.スラリー中の粒子集合状態評価技術
 4-1. 重力沈降,遠心沈降試験
  4-1-1. 測定原理及び実験方法
  4-1-2. 測定結果の実例
 4-2. 静水圧測定法
  4-2-1. 測定原理及び実験方法
  4-2-2. 測定結果の実例
 4-3. ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
  4-3-1. 測定原理及び実験方法
  4-3-2. 測定結果の実例
 4-4. 希薄系での直接観察

5.スラリー評価の応用例
 5-1. 噴霧乾燥(スプレードライ)
    中実球形顆粒を作るには?
 5-2. リチウムイオン電池正極
    多成分スラリーを評価するには?
 5-3. チタン酸バリウム
    シート成形で成形体密度を制御するには?

6.まとめ
 

セミナー講師

 森 隆昌 氏  法政大学 生命科学部 環境応用化学科 教授
【講師経歴】
 2002年3月 名古屋大学 工学研究科 博士課程後期課程 修了 博士(工学)
 2002年4月 名古屋大学 工学研究科 物質制御工学専攻 助手
 2013年4月 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 准教授
 2016年4月 法政大学 生命科学部 環境応用科学科 教授、現在に至る

セミナー受講料

55,000円 + 税※ 資料・昼食付
* メルマガ登録者は 50,000円 + 税
* アカデミック価格は 24,000円 + 税

★ アカデミック価格
 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】ちよだプラットフォームスクウェア

【地下鉄】竹橋駅・大手町駅・神保町駅・小川町駅

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   応用物理一般

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