<技術者・知財担当者のための> 人工知能(AI)・機械学習における 法制度入門セミナー

★大ブームとなっている人工知能・機械学習を使って実際に成果を出した時に
 知財面ではどのようにアプローチをしていくべきなのか?
★人工知能・機械学習を用いた技術が現状の法律ではどのような立ち位置なのか、
 知財活用していくにはどうしたらいいのかをわかりやすく解説!


講師



辻本法律特許事務所 所長 弁護士・弁理士 辻本 希世士 先生
辻本法律特許事務所 副所長 弁護士 辻本 良知 先生


【 辻本 希世士 先生 】

■ご略歴:
 関西大学法学部及び同大学院修士課程法学研究科修了。
 平成12年弁護士登録。平成13年弁理士登録。
 平成17年ボストン大学ロースクール修了。
 平成18年ニューヨーク州弁護士登録。
 平成23年から平成26年大阪弁護士会知的財産委員会副委員長。
 平成27年から現在日弁連知的財産センター委員。

■専門および得意な分野・研究:
 知的財産法全般,特に訴訟業務。
 その他,国内外における民事・商事・金融・倒産・不動産等の法律業務全般。

■本テーマ関連学協会での活動:
 日本国際知的財産保護協会。
 アジア弁理士協会日本部会。
 比較法研究センター。



セミナーポイント


■はじめに:
 近年,人工知能に関する技術の進歩は目覚ましく,日本のみならず世界各国の企業において人工知能に関連する技術の開発競争は激化している。しかし,その反面,法の整備は進んでおらず,新しく開発される人工知能技術が如何なる法的問題をはらんでいるのか予測することが困難な状況となっている。
 そこで,本講座は,現在の法制度において人工知能を用いた技術が如何に保護又は規制され,あるいは保護又は規制されないのかにつき,受講者の方に判断や予測の指標を獲得して頂くことを目的とする。
 未知の問題であるからこそ,可能な範囲での対応に努めることによって先んじて法的保護を受けられるようになるため,是非とも本講座によって最新情報を習得して頂きたい。

■ご講演中のキーワード:
 人工知能(AI),知的財産法,特許法,著作権法,不正競争防止法,保護,侵害

■受講対象者:
 人工知能に関連する技術の開発に携わっておられる方をはじめ,本テーマに興味のある方なら,どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識:
 この分野に興味のある方なら,特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること:
 新しい人工知能関連技術を法的に保護する方法
 現在の法制度と人工知能関連技術との対応関係に関する知識
 現在の法制度で人工知能関連技術が保護される範囲に関する知識
 他社の人工知能関連技術を用いた際に違法とされる範囲に関する知識
 人工知能関連技術により発生したトラブルの対処法に関する知識


セミナー内容



第1.知的財産の基礎知識
   1.知的財産とは?
     1)産業財産権:特許、実用新案、意匠、商標
     2)産業財産権以外の知的財産:著作権、不正競争防止法上の権利
   2.知的財産制度の存在理由
     1)モノマネ自由の原則の例外としての知的財産権
     2)モノマネ自由が原則であるということは・・・

第2.人工知能と関連する知的財産
   1.データの保護(生のビッグデータと学習済みデータの観点から)
     1)著作権による保護の可能性
     2)不正競争防止法による保護の可能性
     3)不法行為法による保護の可能性
   2.プログラムの保護
     1)ビジネスモデル特許とは?
     2)プログラムの著作物という考え方
     3)不正競争
   3.紛争に勝つために
     1)他人のデータ等を「安全に使う」という観点
     2)自分のデータ等は「独占する」という観点
       強い権利の確保:出願と秘匿、契約

第3.各論1:人工知能が創作した創作物が知的財産として保護されるのか?
   1.目覚ましく発展する人工知能〜人工知能が創作した創作物の具体例
     1)レンブラントの画風を参考にした絵画
     2)オーケストラによる演奏が可能な楽曲
     3)劇場での上演が可能なミュージカル
     4)利用者に適したロゴ
     5)その他
   2.現在の知的財産法により人工知能による創作物が保護される範囲
     1)総論〜現在の知的財産法では保護が万全でない理由〜
     2)現在の特許法の趣旨
     3)現在の意匠法の趣旨
     4)現在の商標法の趣旨
     5)現在の著作権法の趣旨
     6)現在の不正競争防止法の趣旨
     7)検討
       a)人工知能を用いたとしても当然に知的財産法によって保護される場合
       b)人工知能の創作物につき知的財産法による保護に検討を要する場合

第4.その他
   1.各論2:ディープラーニングと知的財産
   2.国の議論の方向性


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

大阪府

MAP

【大阪市中央区】大阪産業創造館

【地下鉄】堺筋本町駅

主催者

キーワード

AI(人工知能)

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キーワード

AI(人工知能)

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