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バイオマスプラスチック/生分解性プラスチックの開発動向と海洋分解を含めた将来展望
全国55,0002024-06-04
プラスチックの環境対応で、世界的に注目集める
バイオプラスチック技術を徹底解説。
バイオプラスチックの種類・構造等の基礎から、
物性・成形加工性の改善や新規加工法などの高機能化や
生分解性の制御、用途展開例や国内外の認証制度まで!
6月6日(木)『バイオプラスチック(生分解性・バイオマス)の現状と開発動向』と
2日間セットのお申込みはこちら
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/8658
『バイオプラスチック(生分解性・バイオマス)の現状と開発動向』のみの
お申込みはこちら
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/8659
講師
東京農業大学 生命科学部 分子生命化学科 生命高分子化学研究室
准教授 石井 大輔 先生
■ ご略歴:
2005年 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻博士後期課程修了
2005年 博士(農学)取得
2005~2006年 理化学研究所協力研究員
2007年 日本学術研究会特別研究員
2008~2013年 龍谷大学理工学部物質化学科助教
2013~2017年 東京大学大学院農学生命科学研究科特任助教
2017年~ 東京農業大学生命科学部分子生命化学科准教授
現在に至る。
■ ご専門および得意な分野・研究:
・植物バイオマスをベースとする高分子材料化学
・高分子材料の不均一階層構造および物性解析(熱物性・レオロジー)
■ 本テーマ関連学協会でのご活動:
・繊維学会関東支部委員および年次大会実行委員(いずれも2016・2017年度)
・「高分子の高性能化・分解と安定」に関する国際会議(MoDeSt2018)実行委員
(2018年)
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー開催にあたって
■ はじめに:
近年、プラスチックの環境対応が急務となる中、生分解性やCO2排出削減の観点からバイオマスプラスチックが注目を集めている。本セミナーでは、バイオマスプラスチックの製造、物性、加工プロセスおよび用途展開について、既存プラスチックと比較しての特長および課題点を整理し、今後のバイオマスプラスチックの普及に関する展望および指針を提供することを目的とする。
■ 受講対象者:
本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
■ 必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に必要はありません。
■ 本セミナーで習得できること(一例):
・バイオプラスチックの種類と用途に関する基礎知識
・バイオプラスチックの利用に関する社会的な動向
・汎用プラスチックと比較してのバイオプラスチックの特徴
・今後のプラスチック材料(バイオプラスチックを含めた全体)の素材としての利用の在り方と、そのために解決すべき課題
セミナー内容
1.バイオプラスチックを取り巻く社会状況と普及の現状
1-1 プラスチックの製造・使用・廃棄・リサイクル
1-2 プラスチックと環境問題
1-3 バイオプラスチックの由来、製造法、および構造による分類
a)バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと同じ構造を持つプラスチック
・バイオポリオレフィン
・バイオPET
b)バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと異なる構造を持つプラスチック
・ポリエステル系バイオプラスチック
・多糖系バイオプラスチック
・芳香族系バイオプラスチック
c)生物が直接合成するプラスチック
・バイオポリエステル
2.バイオプラスチックの高機能化
2-1 バイオプラスチックの物性改善
・耐熱性の改善
・力学特性の改善
・高強度化
・脆性の改善
2-2 バイオプラスチックの成型加工性改善
・成形サイクルの改善
・様々な成形法への最適化
2-3 バイオプラスチックへの新規加工法の応用
・電界紡糸法
・3Dプリンタ
・微粒子化
2-4 生分解性および環境分解性の制御
・「生分解性」とは?
・プラスチックの構造制御による分解性制御
・プラスチックを資化する生物
3.バイオプラスチックの用途展開とこれから
3-1 汎用用途(パッケージ材料など)
3-2 高機能用途(医用材料など)
3-3 バイオプラスチックの認証制度と品質保証
・国内外における認証制度
・「バイオマス由来」であることの保証
3-4 新規分野への展開
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>
■ ご講演中のキーワード:
プラスチック、環境対応、生分解性、バイオマス、力学物性、成形加工性
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