新製品・新事業テーマの組織的創造

「新製品・新事業アイデア創出-テーマ変換-事業化構想」など
プロセス再構築の具体的方法について、参考事例を交え詳述

セミナー趣旨

 R&D(研究開発)部門の使命は技術革新から新製品・新事業の創造へと大きくシフトしてきています。しかしながら、魅力的な新製品・新事業テーマ不足に悩む企業が多いのが実情です。
 新製品・新事業テーマ創出は個々の研究者・技術者の「セレンディピティ(serendipity:思いもよらない独創的な発見をする能力)」に依存する部分が大きいのは事実です。しかし、その個人能力を埋没させることなく最大限に発揮させていくことは組織としての重要な課題です。
 本セミナーでは、組織的な「新製品・新事業アイデア創出-テーマ変換-事業化構想・企画」プロセス再構築の考え方と具体的方法について、参考事例を交えて詳述します。

受講対象・レベル

・R&D部門のリーダーの方
・事業企画・経営企画スタッフの方

習得できる知識

1.未来研究・顧客研究を通じた多面的なニーズ抽出の進め方
2. シーズ抽出に向けた技術の棚卸し・評価手法
3.ニーズとシーズの新結合による新製品・新事業テーマ創出の進め方
4.CF(カスタマー・フォーカス)を機軸とした新規事業化構想・企画の進め方

セミナープログラム

1.R&D発の新製品・新事業テーマ創造力が企業成長を決める
(1)新製品・新事業の持続的創造と育成が企業成長を決める
(2)R&D発の新製品・新事業テーマ不足が慢性化
(3)R&Dの役割は技術価値と顧客価値の融合

2.組織的な新製品・新事業テーマの組織的創造プロセスとは
(1)組織的な新製品・新事業テーマ創造の意義
(2)ニーズとシーズの新結合によるアイデア創出
(3)アイデアのテーマ化と評価
(4)重点テーマの新規事業化構想・企画

3.未来志向のニーズ探索
(1)世の中の成長分野(技術革新含む)の探索
(2)狙いの新事業分野の設定
(3)既存事業分野における狙いの新市場探索・設定
(4)狙いの新事業・新市場分野におけるニーズ仮説設定

4.自社のシーズ抽出
(1)技術の棚卸しと体系化
(2)技術の評価(基盤度、競争優位性、成長性)
(3)未来コア技術等、戦略技術の設定

5.ニーズとシーズの新結合による新製品・新事業アイデアの創出
(1)ニーズ・シーズマトリックスによる両者の新結合
(2)未来志向のニーズ主導のアイデア創出
(3)自社のシーズ主導のアイデア創出

6.テーマ設定・評価
(1)アイデア階層表の作成を通じたテーマ設定
(2)NPV(Net Present Value:現在価値)法の限界
(3)FVE(Future Value Evaluation:未来価値評価)法の基本的枠組み
(4)FVE法とNPV法の融合

7.重点テーマの新規事業化構想・企画
・STEP 1 狙いの顧客の設定
・STEP 2 顧客研究
・STEP 3 価値創造
・STEP 4 新商品構想
・STEP 5 事業参入戦略
・STEP 6 事業化研究
・STEP 7 実行計画

8.質疑応答/名刺交換

セミナー講師

木村 壽男(きむら ひさお) 氏
株式会社日本能率協会コンサルティング  シニア・コンサルタント

1983年 京都大学農学部食品工学科卒業。企業の研究所にて研究開発活動に従事した後、日本能率協会コンサルティング入社。
「技術を核とした経営革新」をメインテーマとし、成長戦略の策定とその実現に向けた研究開発革新、新製品開発力強化の分野でのコンサルティング、研修、講演を行っている。代表図書に「研究開発は成長戦略エンジン」(同友館2015年)がある。
2004年~2013年 京都大学 産官学連携本部・産官学連携フェロー。
2010年~2016年 青山学院大学大学院理工学研究科 非常勤講師。

セミナー受講料

1名につき 33,000円(税込)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

33,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】SSK セミナールーム

【地下鉄】内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅

主催者

キーワード

事業戦略   技術マネジメント総合   アイデア発想法一般

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開催日時


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事業戦略   技術マネジメント総合   アイデア発想法一般

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