IoTを構築するワイヤレス通信は、端末に内蔵する小型アンテナが必須です。また、センシングデバイスはさまざまなシステムに適用され始めましたが、ワイヤレス化にはアンテナの実装が必要です。内蔵することで性能は低下しますが、広域センシング・システムには遠方界通信用の設計も重要です。また低い周波数を使う場合は、近傍界通信の特性を十分理解する必要があるでしょう。

 本セミナーでは、講師が多くの企業で実施している電磁界シミュレータを活用したアンテナ設計の具体的な事例で、小型・内臓アンテナ設計の勘どころを学びます(無償版 Sonnet Lite活用の手順も解説)。

【講師】


 小暮裕明(こぐれひろあき)氏:小暮技術士事務所 所長 技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)


 サブテキストとして、「小型アンテナの設計と運用」(小暮裕明/小暮芳江著、2592円(税込)、誠文堂新光社))を使用しますので、申込の備考欄に必要数を記入して下さい。受講料、テキスト代(実費)を合わせて請求させていただきます。


【プログラム】


 1 はじめに
  1.1 電磁波とは何か?
  1.2 無線通信と電磁波の関係

 2 アンテナのしくみと分類
  2.1 電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
  2.2 定在波型アンテナ・進行波型アンテナ

 3 電磁界シミュレータを活用した設計手法
  3.1 周波数領域の手法
  3.2 時間領域の手法
  3.3 電磁界シミュレータで得られるアンテナ特性

 4 放射効率重視の設計
  4.1 重要な整合設計
  4.2 共役整合の手順
  4.3 通信距離を決めるパラメータ

 5 遠方界通信用アンテナの設計
  5.1 逆L・逆Fアンテナの設計
  5.2 メアンダアンテナの設計
  5.3 パッチアンテナの設計

 6 近傍界通信用アンテナの設計
  6.1 コイルタイプ・アンテナの設計手順
  6.2 ネットリストプロジェクトの使い方
  6.3 電磁的結合の評価方法

 7 実装上の問題点
  7.1 ケースの影響とその対策
  7.2 周囲金属の影響とその対策  


【受講料】


・お1人受講の場合 47,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)


 受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。


  


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

50,760円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

電気・電子技術

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電気・電子技術

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