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バリア樹脂の包装適用・消費期限延長・おいしさ長持ち実現フィルム
食品の輸送の拡大が進み、ますます魅力的になる食品品質保持包装の
市場規模! その中で一歩先を行く最新フィルムや樹脂の技術とは?
★ バリア性を持ち、また品質を保ち、各種高機能を持たせるためには?
★ 食品で重要な味をいかに包装で引き立てるか? スキンパック包装でどう品質保持を行うか?
講師
第1部
(株)クラレ エバール事業部 品質・技術統括部 技術サービスグループ
包装専士 黒崎 一裕 氏
第2部
三井・デュポンポリケミカル(株)
マーケティング部 マーケティンググループ 服部 秀隆 氏
テクニカルセンター フィルム・シートグループ 向井 健太 氏
第3部
三菱ケミカル(株) 高機能フィルム部門 企画部 部長付 松岡 滋 氏
受講料
【1名の場合】43,200円(税込、テキスト費用を含む)
【2名の場合】54,000円(税込、テキスト費用を含む)
【3名以上の場合は一名につき、10,800円加算】(税込、テキスト費用を含む)
※ AndTechの講座では、同一部署に限り申込者のご紹介があれば、何名でもお1人10,800円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は10,800円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
※ AndTechの講座は、特別割引とポイント割引など、2種類以上の割引は、同時には適用されません。誤って、2種類以上の割引を同時にご利用された方には、後程、事務局より割引選択のための確認連絡をいたします。
対象
フードロスを低減する包装技術に関心・課題のある事業企画担当者、研究者、マーケッターなど
セミナープログラム
第1部 食品のシェルフライフ延長・食品ロス削減に貢献するガスバリア材EVOH
【12:30-13:45】
講師:(株)クラレ エバール事業部 品質・技術統括部 技術サービスグループ
包装専士 黒崎 一裕 氏
【講演主旨】
EVOH「エバール」は最高レベルのガスバリア性を有する溶融成形、二次加工可能なプラスチック材料であり、食品包材、工業用途など様々な用途に使用されている。「エバール」はその優れたガスバリア性を活かし、内容物の賞味期限・消費期限延長による食品ロス削減、あるいは、缶・ビンのプラスチック化による利便性向上にも貢献している。
本セミナーでは、「エバール」のガスバリア性をはじめとした特性、用途展開、ならびに、用途毎の最適な銘柄選定と容器設計について説明する。
【キーワード】
1. ガスバリア
2. EVOH
3. エバール
4. 賞味期限延長
5. 食品ロス削減
【プログラム】
1.バリアプラスチックについて
1-1 各種プラスチックとバリア性
1-2 バリアの目的
2.EVOH「エバール」の特徴と用途展開
2-1 EVOH「エバール」の特徴
2-2 EVOH「エバール」の用途展開
2-3 EVOH「エバール」のバリア性
2-4 EVOH「エバール」のその他特性
3.食品ロス削減に貢献するEVOH「エバール」
3-1 食品ロスをめぐる状況
3-2 包装による食品ロス削減への貢献
4.用途毎の最適銘柄選定と容器設計
4-1 缶・ビン代替用途
4-2 フレキシブル用途
4-3 その他用途
【質疑応答 名刺交換】
第2部 包材による食品ロス削減:スキンパック包装
【14:00-15:15】
講師:三井・デュポンポリケミカル(株)
マーケティング部 マーケティンググループ 服部 秀隆 氏
テクニカルセンター フィルム・シートグループ 向井 健太 氏
【講演趣旨】
スキンパック包装は鮮度保持による食品ロス削減だけでなく、それに伴うCO2排出量削減や、容器包装の減量化にも貢献します。日本では未だ見慣れない包装形態ではありますが、アジア含む海外では近年存在感が増してきており、日本においても関心度は高まっています。スキンパック包装を取り巻くグローバルな市場動向や、フィルム原料に使用される弊社アイオノマー樹脂:ハイミラン®の価値についてご紹介いたします。
【プログラム】
1.会社紹介
1-1 概略
2.スキンパック包装とは
2-1 グローバルトレンド
2-2 日本における環境変化
3.鮮度保持効果
3-1 他包装形態との比較
3-2 実例紹介
4.レディミール海外事例紹介
5.アイオノマー樹脂の機能性紹介
【質疑応答 名刺交換】
第3部 食品の消費期限延長と おいしさの長持ちを実現するフィルム技術・その役割
~ 単に食品の保ちをよくするだけではなく如何にして「おいしさを長持ち」させるか ~
【15:30-16:45】
講師:三菱ケミカル(株) 高機能フィルム部門 企画部 部長付 松岡 滋 氏
【講演主旨】
日本のエンゲル係数が上昇したという新聞記事。種々要因を指摘しているが、その中の一つが、中食の伸長とのこと。ライフスタイルの変化により、惣菜等を購入するケースが増加している。製造販売する側の工夫と技術向上も背景にあるが、一方で深刻な人手不足による、安定供給に黄色信号が点っている。消費期限を延長させることは勿論だが、美味しさが伴っていないと消費者には受け入れられない。
本講演では、単に食品の保ちをよくするだけではなく、如何にして「おいしさを長持ち」させるかについてその一端を分かりやすく解説する。
【プログラム】
1.食品の消費期限について
1-1 食品の種類と消費期限
1-2 消費期限延長による効果
2.消費期限延長の科学的要素
2-1 微生物学的見地
2-2 美味しさからの見地(知覚)
2-3 水蒸気の影響
3.フィルムの仕事
3-1 酸化の防止
3-2 水蒸気の影響阻止
3-3 呼吸制御
3-4 MCCフィルムの紹介
4.チームワーク
4-1 Activeバリア 、
4-2 殺菌・滅菌
4-3 食品添加物
5. まとめ
【質疑応答 名刺交換】
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