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食品用器具・容器包装の法規制~日本における器具及び容器包装に関するポジティブリスト制度の概要~~海外における食品包装材料に関する法規制動向~<会場開催セミナー>
東京都47,3002024-05-29 -
日本や世界の食品包装規制の最新動向と展望や、
企業の対応と留意点に関し解説します
講師
日本包装専士会 顧問(元会長) 西 秀樹 氏
※日本包装技術協会 包装管理士講座 講師
※ポリオレフィン等衛生協議会 加工部会元主査(元樹脂部会:三菱ケミカル)
受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
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すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
趣旨
日本は、食品衛生法改正により、遅まきながら2020年6月に樹脂のポジティブリスト(PL)を
施行予定である。漸く業界自主基準から国の制度へ移管するが、樹脂メーカーの説明は
努力義務とされたこと、色材は着色料と同じ扱いとなること等、曖昧な点が多いのが現状である。
又、乳等省令は告示370号へ統合見込みあるが、レトルト、電子レンジ想定の溶出試験条件の
改正等の審議は時期未定であり、国際的には大きく後れを取っている。EUはプラスチック規則が略完成し、
今や世界標準になったと言える。米国は独自の製品登録制度が定着し、中国はEU類似の国家標準へ
転換中である。韓国、台湾、加はPL審議中、ASEANは共同基準化を検討中である。
企業としては、国のPL制度を充分に理解して、PL適合説明と届出、輸入品の証明等を
確実に進める必要がある。本講では、日本及び世界の法規制の最新動向と展望、
及び企業の対応と留意点に関し解説する。
プログラム
1.初めに ―包装を取り巻く環境―
2.日本の食品包装の法規制類
2.1 食品包装材料の種類と使用割合
2.2 食品衛生法:規制対象と規格、及び現状の課題
2.3 業界自主基準:樹脂・添加剤のPL、印刷インキ・接着剤のNL
3.欧州連合(EU)の規制
3.1 食品接触物質とプラスチックの規則の概要
3.2 印刷インキ、接着剤、コーティング剤の規制検討状況
4.米国の規制
4.1 連邦規則集・接着剤のPL・製品別登録制度の定着
4.2 食品安全近代化法
5.日欧米の現状比較と日本の課題、及び食品衛生法改審議の進捗状況
5.1 乳等省令統合案及び溶出試験条件改正案
5.2 PL制度化進捗状況:改正の審議状況と論点、今後の見込み
5.3 何がどう変わるのか、ポリ衛協等の動き、海外企業の動き、輸入品
5.4 再生プラスチックのガイドラインと産業界の実態
5.5 企業としての対応と留意点
6.加・中国・東南アジア等の最新動向
6.1 加、中国、韓国、台湾、インド、インドネシア、ベトナム、タイ等
6.2 オセアニア、湾岸諸国、南米南部諸国等
7.食品包装規制の最新動向のまとめと展望:EU規則が世界標準に略定着・日本は?
8.まとめ ―企業としての対応留意点―、品質保証の進め方
9.法規制情報の入手方法と情報源
10.参考文献と情報入手先
【質疑応答・名刺交換】
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