振動・騒音対策のための材料技術と評価・設計手法

材料の力学物性や音特性から、制振・防振・吸音・遮音材料の評価法や
材料設計の手法までを分かりやすく解説する!


★ 制振・防振材料や吸音・遮音材料を一からしっかり学びたい方におススメの講座です。


講師


東京工業大学 物質理工学院 材料系 助教 博士(工学) 赤坂 修一 氏

《専門》

高分子の力学的性質、振動・騒音対策材料(制振、防振、吸音、遮音)

《略歴》
1999年3月 東京工業大学大学院 理工学研究科 有機材料工学専攻 修士課程 卒業
1999年4月 横浜ゴム株式会社 入社
2002年3月 横浜ゴム株式会社 退社
2002年4月 東京工業大学大学院 理工学研究科 物質科学専攻 博士後期課程
2005年4月 東京工業大学大学院 理工学研究科 研究員
2008年2月 東京工業大学大学院 理工学研究科 物質科学専攻 助教
2016年4月 東京工業大学 物質理工学院 材料系 助教

《活動等》
日本ゴム協会 関東支部 幹事(2010年から)
日本ゴム協会 関東支部 副支部長(2015年から)
制振工学研究会 材料技術分科会 主査(2014年から)
制振工学研究会 振動音響解析ワーキンググループ 主査(2016年から)


受講料


R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。


(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


受講対象・レベル


振動騒音対策材料の開発、応用の基礎を学びたい方(初心者から中級者まで) 


趣旨


 製品へ振動、騒音対策を講じる、もしくは振動・騒音を低減する材料を設計しようとする際、媒質(固体と空気)は異なるものの、どちらも振動であるため混同しやすいが、低減する対象、手法(エネルギー吸収、エネルギー反射)により、材料に求められる特性は大きく異なり、大きく制振、防振、吸音、遮音材料に分類される。
 本講演では、これらの各材料の特性の理解に必要な、材料の力学物性、音の特性といった基礎的内容から、制振、防振、吸音、遮音材料の評価法、特性、材料設計の手法について解説する。振動騒音材料を始める方、また現在、開発・応用で悩んでいる方はぜひご参加ください。
 


プログラム


1. 振動、騒音対策の概要
 振動騒音対策(制振、防振、吸音、遮音)の種類

2. 高分子の力学的性質
 2.1 高分子の構造
 2.2 力学的性質の測定法
 2.3 高分子の粘弾性挙動

3. 制振材料の設計と評価
 3.1 分子構造の影響
 3.2 可塑剤の添加効果
 3.3 フィラーの添加効果
 3.4 ポリマーブレンド、共重合体の影響
 3.5 架橋(加硫)の影響
 3.6 拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法

4. 防振材料
 4.1 振動絶縁材料の材料設計
 4.2 免震材料の材料設計

5. 音の特性
 5.1 音の基本的性質
 5.2 音波による現象
 5.3 空間での音響設計
 5.4 聴覚特性

6. 吸音材料
 6.1 吸音特性の評価法
 6.2 吸音材料の種類と特性
 6.3 波動理論に基づく吸音特性の解析
 6.4 各種吸音材料の吸音特性

7. 遮音材料
 7.1 遮音特性の評価法
 7.2 一重壁の遮音性能
 7.3 中空二重壁の遮音性能
 7.4 積層構造の遮音性能
 
 <質疑応答>

 キーワード 防音,吸音,遮音,防振,制振,材料,騒音,振動,対策,高分子,設計,講座,研修,セミナー


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,980円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区文化センター

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

応用物理一般   機械設計   高分子・樹脂材料

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