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★「はやぶさ」「IKAROS」「きずな」「いぶき(GOSAT)」・・・
絶対的な信頼性が求められる「宇宙用部品」の製造・調達において、JAXAより協力・貢献した企業として幾度となく感謝状を受けている同社の事例に基づき解説!
「ミスの許されない」「ミスが多くて困っている」様々な分野の職場の方々にお役に立てる内容です!
★【作業阻害要因 簡易診断テスト】により、ご自身の所属する現場のヒューマンエラー要因を「見える化」し、把握することができます。
セミナーポイント
品質改善、工程改善、QMS、ISO・・・既に取り組んでいるのに、なかなかミス(ヒューマンエラー)が減らない、何度注意/教育をしても同じようなミスが発生する・・・と、お悩みではありませんか?もしかしたら、誰でもミスをしてしまうような要因が職場に潜んでいるかもしれません。
このような、ミス(ヒューマンエラー)を引き起こす要因となる「働きにくさ」をどのように見える化し、改善していくかは、あらゆる分野に応用可能な知見です。本講座では、そのヒントとなるよう、宇宙開発分野での不具合事例を紹介しつつ、他分野への応用を探っていきます。
宇宙機用の部品は絶対に破損が許されず、高い信頼性が求められるのは言うまでもありません。しかも、その部品は基本的に量産品ではなく、カスタムメイドのものがほとんどとなることから、材料や仕様、および開発チームの仕事内容なども製品ごとに毎回変わることとなり、それに伴い業務に携わる社内外のメンバーもその都度替わることとなります。
そこで、社内での指示・伝達の徹底は勿論、委託先・部品調達先への対応についても重要なポイントとなってきます。このような、ミス(ヒューマンエラー)防止の取組みは、他分野・他業種の方々にも大いに参考となることでしょう。
開発品を手掛けられている職場の方はもちろん、量産品を多く手掛けられている工場等の方や、製造業に限らず「ミス(ヒューマンエラー)の許されない」職場の方、「ミスが多くて困っている」方等、幅広い分野・業種の方のご参加をお待ちしております。
「働きやすい職場作り」によるヒューマンエラー防止マネジメントを進めるためには、まず、仕事に携わる一人ひとりが「ミス(ヒューマンエラー)が何故起こるのか、防止するためにはどうすべきか」について理解していることが必要です。その上で、ミス(ヒューマンエラー)やトラブルを未然に防ぐ取組み(未然防止)や、起きてしまったトラブルを分析し、二度と繰り返さないための対策(再発防止)を推進していくことが大切です。本講座ではこれらについて解説し、未然防止、再発防止のための分析手法や活動例を紹介していきます。
尚、本講座で行う「作業阻害要因(PSF)簡易診断テスト」により、ご自身の所属する現場での「働きにくさ」「誰でもミスをしてしまうような要因」を「見える化」によりはっきり認識することができます。
是非、従来の取り組みに加え、「働きやすい職場作り」によるヒューマンエラー防止のマネジメントに取り組んで下さい。
*作業阻害要因(PSF)簡易診断テストについて:
・仕事をしている日々の状況・環境において、その作業を阻害する要因とその程度を見出そうとする簡易診断テストです。
・ご自身の業務やご自身の周囲環境において、どこが気になっているか、気がかりであるか、「気づきを見える化」することが狙いです。
・本テストは、あくまで簡易診断です。気付きの見える化、ヒューマンエラー防止、業務改善のきっかけ提供のツールという位置付けでお考え下さい。 結果の反映・実行は各社の状況に合わせ、自社の責任において行って下さい。
・診断結果および結果に基づくアドバイスにつきましては、後日ご送付申し上げます。
○受講対象:
・製品の信頼性・品質管理を担当されている方
・製品にとどまらず「職場品質の改善」を検討されている方
・職場を改善して「働き方の生産性を改善したい」と考えている方
・社員の「働きやすさを向上する」ためのきっかけを探っている方
○受講後、習得できること:
ミス(ヒューマンエラー)がなぜ起こるのか、製品品質や職場品質を阻害する要因とは何かについて、またそれら阻害要因を探り出す分析手法、対策の考え方や職場改善等の取組のヒントを習得することができます。それらは、それぞれの職場の「働きにくさ」を改善するためのきっかけとなるはずです。
講師
HIREC(株) 信頼性品質技術部 副主席技師 博士(工学) 嶌田 久美 先生
平成13年4月 株式会社日本総合技術研究所入社 人間工学部 研究員
平成13年6月~平成16年3月まで、宇宙開発事業団(現JAXA)
安全・信頼性管理部に出向し、主にロケット・衛星等のヒューマンエラー防止関連業務に従事
平成17年 4月HIREC株式会社 入社 現在に至る。
セミナー内容
1.宇宙開発業務における失敗事例紹介
1.1 ロケット系の失敗事例
1.2 人工衛星系の失敗事例
など
2.ヒューマンファクターズとは(導入、概論)
2.1 ヒューマンエラーとは、ヒューマンファクターズとは
・エラーの種類
―オミッションエラーとコミッションエラー
―スリップ/ラプス/ミステイク
―違反について
・エラーをした本人が悪いのか?
―エラー発生のメカニズム(m-SHELモデルとヒューマンファクターズの考え方 )
・エラーに関係する人間特性
(生理的身体的特性、認知的特性、集団の心理的特性)
など
2.2 作業阻害要因(PSF)とは
・ヒューマンエラーを引き起こす要因
・3つの観点
(個人要因、システム要因、組織要因)
・PSFの例
2.3 ヒューマンエラーを不具合に繋げないために
・ヒューマンエラーから不具合に至るまで
(ヒューマンエラーが単なるエラーで終わらず、不具合に至ってしまうのはなぜか?)
・ヒューマンエラー起因不具合を防ぐには
-2つのアプローチ(再発防止、未然防止)
3.ヒューマンエラー防止マネジメントの導入のために
3.1 再発防止のアプローチ(ヒューマンエラーの事後分析)
・不具合事例の経緯を整理する
―いきさつダイヤグラム
―VTA(バリエーションツリー分析)
・ヒューマンエラーの要因を探る
―対策志向のなぜなぜ分析
―PSF法(PSFリファレンス・リスト )
―ノタメニ構文法(要因探しの補助ツール)
など
・不具合の要因を整理する
―要因マトリクスによる要因の仕分け
3.2 未然防止のアプローチ(不具合の未然防止活動)
・まずはヒヤリハットから始めよう
―ヒヤリハットと潜在ヒヤリハット
―気がかり管理の紹介
・PSF(作業阻害要因)を活用した職場改善
(働きやすい=ヒューマンエラーが起こりにくい職場作りへ)
―PSF管理について(展開方法、GAP-W型PSFなど)
―職場改善の視点(改善のNHKなど)
など
3.3 対策を検討する
―対策検討の視点
―対策のカテゴリー
―対策の評価(チェック項目)
など
3.4 ヒューマンエラー防止マネジメントのポイント
~実際のヒューマンエラー要因・対策例からひも解く~
・コミュニケーションの改善
―情報の伝達と確認プロセス
―文書によるコミュニケーションのポイント
―CRM(Crew Resource Management) に学ぶ
・一人ひとりのヒューマンエラー耐性を高める教育
―ヒューマンエラーの抑止力醸成
―Know-WHY教育
―仕事の心構え
・気付き力の促進と褒める文化の醸成
など
4.作業阻害要因(PSF)簡易診断テスト
―身の回りのPSFや職場・組織のPSFを探ってみよう、見える化しよう
*診断結果および結果に基づくアドバイスにつきましては、後日ご送付申し上げます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
46,440円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【大田区】大田区産業プラザ(PiO)
【京急】京急蒲田駅
主催者
キーワード
ヒューマンエラー 品質マネジメント総合 人財教育・育成
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