次世代成長戦略に資する技術トレンド・未来予測2030

~自社へのインパクトを予想し大胆に戦略転換するために~


【セミナープログラム】


本セミナーでは技術の最先端のトレンドを具体的に説明し、こうした技術が未来をどう変えていくかを「包括的」に解説するとともに、その変化が、自社のビジネスにどんなインパクトが与えるかを検討し、今後の新しい戦略の方向について考えていただきます。
人工知能(AI)やロボット、また自動運転や電気自動車といった新しい技術は、今後、情報通信業界はもとより、自動車・化学・機械といった製造業、 また小売業などのサービス業、医療やエネルギーといった幅広い業界を、そして社会を、根本的に変えていきます。これら業界の15年後の姿は、今とは全く異なった姿になるはずです。想像以上の速さで変化する未来の中で勝ち残るためには、これからの技術の大きなトレンドを、ます?は理解し、そして自社へのインパクトをイメージし、新しい戦略に転換していかねは?なりません。この半日の講座では、これから起こるであろう技術の変化と様々な産業へのインパクトを、全体像を持って紹介します。テクノロジーの進展が事業戦略や営業戦略に及ぼす影響と関係を整理し生かしたいとお考えの企画、営業、マーケティング関連部署や経営企画部門などの方が主な受講対象です。

1.「断絶」の未来:20世紀の常識と成功体験を捨てろ
20世紀後半、日本は焼け跡から高度成長し、世界で最も豊かな国となるまで発展しました。しかしこの「成功体験」は、21世紀には通用しません。ところが、ほとんどの日本人・日本企業は20世紀の「常識」を手放せないままでいます。この20世紀の「常識」を捨て、21世紀の「新しい現実」に向かい合うことこそ、未来に生き残る鍵となります。
 (1)20世紀の世界:躍進した日本 
 (2)21世紀の世界と日本 
 (3)過去の「常識」を捨て、未来を直視せよ

2.情報技術の未来:すべてを破壊する原動力
情報通信技術(ICT)は、10年で1000倍という驚異的なスピードで進歩を続け、いままでにも多くの産業を「破壊」し、また創造もしてきました。現在ICTは人工知能、つまり音声や画像の認識能力を飛躍的に増大させ、さらにその破壊力と創造力を増しています。まずはICTの現状と未来を把握し、流通業や金融・社会インフラなどで、今まさに起こりつつある破壊と創造を見てみましょう。
 (1)技術が現在の産業を破壊し、そして新たな世界を拓く
 (2)人工知能の可能性
 (3)これから破壊が起こる流通・小売業、金融業

3.モノづくりの未来:日本の強みがなくなる?
日本の「モノづくり」の強みはアナログの擦り合わせにあります。デジタル化の進展と共に、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、ほとんど消滅したと言っていいでしょう。今後のICTの進化に伴い、これからすぐに一般製造業や化学・素材産業にも押し寄せる、破壊の波を見てみましょう。
 (1)デジタル化で沈没した「電子立国日本」
 (2)製造プロセスが根本的に変わる 
 (3)素材産業に迫り来る破壊

4.自動車産業の未来:日本最大の産業が消える?
日本最大の産業である自動車産業にも、破壊の波が押し寄せています。電動化・自動化・共有化という破壊の波は、多くの日本人が考えるより、早く大きいものとなっています。自動車産業、そしてモビリティの世界がどう代わっていくのかを見てみましょう。
 (1)電気自動車の破壊力 
 (2)自動運転と共有化が社会を変える 
 (3)都市間モビリティも激変する

5.エネルギーの未来:石油の世紀が終わる?
文明と産業を支える資源とエネルギー。20世紀とは「石油の世紀」でもありました。しかし、21世紀のエネルギーの主役は、いままで端役だった自然エネルギーに交代します。また世界で水資源の争奪戦が起きるでしょう。21世紀の資源とエネルギーの環境が、どう変わるかを見てみましょう。
 (1)20世紀とは「石油の世紀」 
 (2)「オモチャ」だった自然エネルギーが主役となる 
 (3)日本企業はサバイブできるか?

6.医療の未来:不老不死が現実に?
遺伝子高速解読や精密治療、また遺伝子編集といった新技術の登場に伴い、現在の医療は大きく変革しつつあります。まだ見通せない部分は大きいですが、これら新技術が医療や人類をどう変えていくのか、その先端を見てみましょう。
 (1)個別化医療というパラダイムシフト
 (2)解読され、編集される生命
 (3)不老不死の世界にどう生きるか?

7.事業へのインパクトと戦略転換:戦略検討の方法と対話
21世紀には、否応なしに大きな「破壊の波」が押し寄せます。しかし、この「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。すべての企業は、この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造しなければいけません。そのための戦略検討のフレームワークを紹介します。そして、実際にどのように戦略を転換すべきか、講師と参加者で対話を進めていきます。
 (1)変化を直視する
 (2)成功パターンを捨てる
 (3)新たなチャレンジを始める

8.質疑応答/名刺交換


【講師】


河瀬 誠(かわせ まこと) 氏 : エムケー・アンド・アソシエイツ 代表


東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティング を担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMG(Intellectual Capital Management Group)を経て、現職。
著書に、『経営戦略ワークブック』『戦略思考コンプリートブック』『新事業スタートブック』『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)『マンガでやさしくわかる問題解決』『課題解決のレシピ』(日本能率協会)などがある。


【受講料】


1名につき 32,800円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

32,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】SSK セミナールーム

【地下鉄】内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅

主催者

キーワード

事業戦略   技術マネジメント総合

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