化学物質リスクアセスメントセミナー ~現場を踏まえた対策の解説、リスクの見積り方法・リスクアセスメント結果の活用方法の解説~

危険性および有害性を有する化学物質の取扱いによる影響とその対策


化学物質の取扱い不備による火災爆発などおよび健康障害とその対策、対策例を解説
また、自社に適したリスクアセスメント手法の選び方および、各手法の実施法について
具体例を示し解説します!


セミナーポイント


■はじめに
本講演では、危険性および有害性を有する化学物質の取扱い不備による火災爆発などおよび健康障害とその対策について解説します。併せて、企業へのコンサルティング実績に基づき、現場の対策例などもご紹介します。
また、対策を検討するにあたり労働安全衛生法改正で義務付けられた化学物質のリスクアセスメントについて、多くの皆様が悩まれるリスクの見積り方法の選定やリスクアセスメント結果の活用方法などについて解説します。

■講演中のキーワード
労働安全衛生法
労働安全対策・労働衛生対策
化学物質のリスクアセスメント
リスクの見積り方法(危険性および有害性)
リスクアセスメント結果の活用方法

■受講後、習得できること
労働安全対策・労働衛生対策の理解
リスクの見積り方法の選定
リスクアセスメント結果の活用方法


講師


SOMPOリスケアマネジメント株式会社 リスクエンジニアリング事業部 リスク調査第1グループ
玉田真也 先生
鈴木健一郎 先生


講師紹介


玉田 真也 先生
SOMPOリスケアマネジメント株式会社
リスクエンジニアリング事業部 リスク調査第1グループ
主任コンサルタント  技術士(化学部門)、危険物取扱者(甲種)

○これまでのご経歴
・2000年より、建設コンサルタント会社に入社、社会インフラ関連の事業計画策定業務などを実施する。
・2007年より、(現)SOMPOリスケアマネジメント株式会社で、企業や自治体の事業継続計画策定支援などを実施する。
・2010年より、化学工場(石油精製、石油化学、LNG・LPG基地など)を中心に火災・爆発リスクについて現地調査・爆発シミュレーション・改善対策に関するコンサルティング業務を実施する。その他、各地で講演・研修などを実施する。
○ご専門および得意な分野・研究
・火災・爆発、労働安全
○過去関連テーマでのご講演など
・大手化学メーカーのグループ会社を集めての火災・爆発事故軽減に向けての研修
・大手LPガス元売り企業による全国の特約店を対象としたリスクアセスメント研修
・化学工場の現地調査実施による改善提案の報告会
など


鈴木 健一郎 先生
SOMPOリスケアマネジメント株式会社
リスクエンジニアリング事業部 リスク調査第1グループ
主任コンサルタント

○これまでのご経歴
・2008年 東京理科大学 理工学研究科 工業化学専攻 博士課程修了
・2008年-2009年 ドイツヘルムホルツ研究所放射線予防センター・留学
・2009年-2013年 東京理科大学 総合研究機構 ナノ粒子健康科学研究センター・研究員
・2013年-2014年 北海道大学 遺伝子病制御研究所 病因研究部門 幹細胞生物学分野・研究員
・2013年-2016年 独立行政法人理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター・客員研究員
・2014年-2016年 独立行政法人労働安全衛生総合研究所・研究員
・2016年 SOMPOリスケアマネジメント株式会社
     リスクエンジニアリング事業部・主任コンサルタント 現在に至る
○ご専門および得意な分野・研究
・労働衛生、肺生理学、脳神経科学、ナノ粒子健康科学
○過去関連テーマでのご講演など
・健康障害防止に関する調査、コンサルティング、研修など


セミナー内容


1.化学物質に関する労働安全衛生法の内容
  化学物質のリスクアセスメントを含め、化学物質に関する労働安全衛生法全般について解説します。
  また、事業所に対しての最近の行政の動きなどについてご紹介します。

2.危険性を有する化学物質の取扱い不備による火災・爆発などとその対策
 (1)化学物質による火災・爆発などの事故
     化学物質の取扱い不備による火災・爆発などの事故を
     紹介するとともに、その原因および対策について解説します。
 (2)現場で見られる労働安全対策
     化学物質を使用している事業所で実施されている
     労働安全対策例を紹介します。

3.有害性を有する化学物質の取扱い不備による健康障害とその予防
 (1)労働衛生の基本
   (a)化学物質による健康障害
      化学物質による障害の症状、化学物質の侵入経路、
      化学物質のばく露と許容濃度
   (b)労働衛生管理および予防対策
      労働衛生管理(作業環境管理、作業管理、健康管理)、
      予防対策の原則
   (c)健康状態の監視
      健康障害と生体調節機能の変化との関係(個人差について)
 (2)現場で見られる労働衛生対策例

4.リスクの見積り方法

  化学物質のリスクアセスメントを進めて行く上で課題の一つである「リスクの見積り方法」について
  各方法の概要、そのメリット・デメリットについて解説します。
  ・危険性:スクリーニング支援ツール、マトリクス法、災害のシナリオから見積もる方法 など
  ・有害性:コントロールバンディング、あらかじめ尺度化した表を使用する方法、
       使用量などから推定する方法、実測値による方法 など

  また、事業所の状況(業種・規模、リスクアセスメントの導入状況など)に応じて
  採用をお勧めするリスクの見積り方法について解説します。



5.リスクアセスメント結果の活用方法

  化学物質のリスクアセスメントの義務化対象である「リスク低減措置の内容検討」の後、リスクを低減していく上での方法(リスクアセスメントの様式上での管理、年間計画に落とし込んで管理など)について解説します。

6.参加者同士によるワークショプ

  リスクの見積り方法として、簡易な方法(コントロールバンディングなど)の実施後、
  より詳細な方法による検討に移行する際に行き詰まっている企業が多いと推察されます。
  そこで、より詳細なリスクの見積り方法(あらかじめ尺度化した表を使用する方法など)を用いて、
  演習問題に対してリスクアセスメントを参加者同士でディスカッションしながら
  実施していただきます。
  本ワークショップを受けることで、より詳細なリスクの見積り方法の手順、
  リスク軽減措置の内容検討の考え方を習得することができます。
  また、参加者同士で意見交換することで、共通の課題や他社の考え方・取組状況などを
  知ることが可能となります。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【新宿区】新宿文化センター

【地下鉄】東新宿駅

主催者

キーワード

環境規格   安全規格

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