このセミナーへの申込みは終了しています。
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
自動車排ガス触媒材料の基礎知識と
触媒材料の評価・解析手法、開発動向!
セミナー趣旨
内燃機関を搭載する自動車において、排ガス浄化触媒は必須の部品である。環境に対する問題意識の高まりにより、世界各国で排ガス規制が強化されてきており、これまで以上に排ガス浄化触媒の重要性が増している。また自動車の低燃費化による排出ガス温度の低下に対する触媒性能の高度化も求められている。本セミナーでは、「自動車排ガス浄化触媒材料の評価・解析と開発動向」と題して、触媒材料の評価・解析手法と三元触媒を中心とした最近の研究開発について、我々の研究成果を中心に解説する。
習得できる知識
・排ガス触媒材料の基礎知識と開発動向
・in situ分光法による触媒反応解析手法
・酸素貯蔵特性(OSC)の評価手法
・ハニカム触媒の評価手法
セミナープログラム
1.自動車排ガス浄化触媒の概要
2.自動車排ガス浄化触媒材料の表面キャラクタリゼーション
2.1. はじめに
2.2. 赤外吸収分光法(FT-IR)による貴金属の評価・解析
2.3. 酸化セリウム系材料の酸素貯蔵特性(OSC)の評価・解析
3.自動車排ガス浄化反応の解析
3.1. in situ分光法による三元触媒の反応活性点に関する解析
3.2. 同位体ガスを活用した触媒反応解析
3.3. SpaciMSによるハニカム内部の反応現象解析
4.三元触媒の高機能化に関する研究動向
4.1. OSC材改良による触媒機能の高度化
4.2. 貴金属の複合化による触媒機能の高度化
5.まとめ
<質疑応答>
セミナー講師
国立大学法人 名古屋工業大学 先進セラミックス研究センター 教授 博士(工学) 羽田 政明 先生
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
電子線から得られる信号とは:金属材料基礎講座(その122)
◆ 電子線から得られる信号 試料に電子線を照射すると様々な情報が得られます。その模式図と各信号を下図に示します。SEM観察に主に利用... -
コンデンサレンズと対物レンズ:金属材料基礎講座(その121)
【目次】 1. コンデンサレンズ(集束レンズ) コンデンサレンズ(集束レンズ)はプローブ電流とプローブ径を調整するレンズです。そし... -
結晶格子とは何か?構造や数値についてわかりやすく解説
結晶という言葉は日ごろ雪や塩、宝石など目に見える、多くの場合美しい物体の形について用いられ、転じて「努力の結晶」などの比喩的表現もあります。しかし、結...