~視覚に訴える製品開発に向けて~ 質感情報の認知・処理メカニズムと製品技術への展開


光沢や透明感、凹凸や照明の影響、人の嗜好や嫌悪・・・

視覚情報処理、画像統計量、テクスチャ解析・・・


★ 質感が関与する多様な事象現象と質感を扱うために必要な技術と知識を、多角的に速習したい方にオススメです。
★ 質感の解析から操作まで、製品技術に落とし込むのに重要な技術についても紹介。



講師


東京大学 大学院総合文化研究科 生命環境科学系 認知行動科学講座
准教授 文学博士 本吉 勇 氏

【専門】
認知科学・心理学

 東北大学文学部卒業,同大学院文学研究科修了(心理学).博士(文学).日本学術振興会特別研究員,McGill大学医学部眼科学科客員研究員,NTTコミュニケーション科学基礎研究所主任研究員(特別研究員), 東京工業大学大学院総合理工学研究科連携准教授(兼任)などを経て,2013年秋より現職.


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円 )】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


趣旨


 近年,「質感」が心理学や脳科学における大きなテーマの一つとなりつつある.質感は,英語圏では物体の材質(material)の知覚を指すことが多いが,日本語では,映像の質感とか楽器の音の質感というように,より広い意味で使われる.それは,複雑で捉えがたい感覚信号のパタンから何らかの安定した知覚表現を取り出す能力と関連している.この能力は,脳のどのような情報処理に支えられているのだろうか?
 本講演では,その謎に挑む基礎研究の最新成果を様々なデモや錯覚を交えて紹介するとともに,それらが指し示す質感認知の理論が通信から工芸まで様々な技術分野にどのように応用されうるかを議論する.


プログラム


1.基礎編
 1.1 視覚情報処理の概要
    ・画像の符号化
    ・視覚特徴の解析
    ・低次・高次視覚皮質
    ・意思決定
    ・注意と意識
 1.2 質感研究の枠組み
    ・質感の物理と知覚
    ・光学
    ・コンピュータ・グラフィクス
    ・ヒューリスティクス
 1.3 画像統計量とその情報処理機構
    ・自然画像の統計的規則性
    ・生態光学と画像統計量
    ・テクスチャ解析
    ・統計的把握
 1.4 質感研究の事例
    ・光沢
    ・透明感
    ・凹凸
    ・照明の役割
    ・嗜好と嫌悪
    ・錯覚の利用

2.実績編
 2.1 画像特徴
    ・視覚情報処理と画像特徴
    ・色空間
 2.2 質感の解析
    ・心理物理学実験の基礎
    ・計測方法
    ・自然画像の扱い
    ・基本的画像処理
    ・眼球運動
 2.3 質感の操作
    ・画像統計量の操作
    ・テクスチャ合成
 2.4 より先進的な技法
    ・ディープラーニング
    ・生成モデル

 □ 質疑応答 □


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

感性工学

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