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講師
宇都宮大学 大学院 工学研究科 准教授 清水 隆志 先生
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー開催にあたって
■はじめに:
5Gや次世代自動車などの実現に向けて、ミリ波と呼ばれる30GHz帯以上の周波数帯域が注目を集めています。ミリ波帯は、回路材料となる導体や誘電体に起因した損失がマイクロ波帯よりも一般に増加します。このため、ミリ波回路技術者は、優れた特性をもつミリ波材料を必要としています。ミリ波材料開発者は、ミリ波領域において、迅速かつ高精度に材料を評価し、回路設計者が望む材料をいち早く提供することがシステム早期実現の鍵となります。
本セミナーでは、次世代移動通信や次世代自動車への展開に必須となるミリ波やミリ波材料に関する基礎知識からミリ波材料評価方法、さらにはミリ波回路設計やミリ波システムへの応用例などに関して解説します。
■ご講演中のキーワード:
複素誘電率、表面抵抗、低損失材料、誘電体、導体、共振器法、ミリ波伝送線路、ミリ波受動回路
■受講対象者:
・ミリ波材料研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方。
・業務に活かすため、ミリ波回路・材料評価・応用についての知見を得たいと考えている方
・材料開発に取り組んでいるが、高周波特性評価方法に課題があり困っている方
■必要な予備知識:
この分野への興味のある方なら、特に必要はございません。尚、高校卒業レベルの物理(電気)や化学の知識があると尚良いです。
■本セミナーで習得できること(一例):
・ミリ波に関する基礎知識
・ミリ波回路材料の使い方・使われ方
・ミリ波材料評価技術に関する基礎知識
・ミリ波伝送線路・回路に関する基礎知識
・次世代ミリ波システムの動向
セミナー内容
1.ミリ波とは
1.1. ミリ波の定義
1.2. ミリ波の特徴
2.次世代ミリ波システム
2.1. 次世代移動体通信
2.2. 次世代自動車
3.望まれるミリ波材料
3.1. 導体・誘電体材料と応用先
3.2. 材料損失の観点からみた応用先
4.ミリ波材料の使われ方
4.1. ミリ波伝送路の分類
4.2. ミリ波線路の設計方法
4.2.1. MSL線路の設計法と計算例
4.2.2. CPW線路の設計法と計算例
4.2.3. 裏面導体付CPW線路の設計法と計算例
4.3. ミリ波回路への応用例
4.3.1. ミリ波フィルタの実現例
4.3.2. ミリ波誘電体レンズアンテナの実現例
4.3.3. ミリ波集積回路の実装技術
5.材料評価技術
5.1. ミリ波誘電体材料
5.1.1. 複素誘電率
5.1.2. 誘電体材料の種類
5.2. 材料評価技術の分類
5.2.1. 測定法の種類・対応範囲
5.2.2. 集中定数法
5.2.3. 伝送路法
5.2.4. 共振器法
5.3. 低損失材料の評価技術
5.3.1. 遮断円筒導波管法
5.3.2. TE011モード空洞共振器法
5.3.3. WGモード誘電体共振器法
5.3.4. TM0m0モード円板共振器法
5.3.5. 2誘電体円柱共振器法
5.4. 高損失材料の評価技術
5.4.1. 導波管法
5.4.2. 自由空間法(フリースペース法)
5.5. 導体材料の評価技術
5.5.1. 表面側導電率の評価技術
5.5.2. 界面側導電率の評価技術
6.まとめ
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
情報マネジメント一般 情報技術
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41,040円(税込)/人
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