有望な研究開発テーマを創出するための 「未来予測・マーケティング」の手法と各社の活動事例

特別セミナー/定員40名 オムロン、ライオン、キユーピー、インテルの活動事例を紹介!

「5年、10年後が見えない」…
そんな激動の時代、どう将来を予測するのか!?
BtoBとBtoCビジネス、各社の優れたマーケティング力に学びます

受講対象・レベル

メーカーに勤務されている以下の方々が対象となります。
・研究者・開発者・技術者
・調査部門、マーケティング部門の方
・商品企画、商品開発、新規事業のご担当者
・研究所長、事業部長、部課長クラスの方、など

セミナープログラム

◆第1部 10:00~11:00
(株)日本総合研究所 田中 靖記 氏
題目「不確実な時代に、未来を考える」
 ・VUCA時代の変化
 ・フォーキャスト/バックキャスト
 ・ディシジョンメイキング/オプションメイキング
 ・シナリオプランニングの使い道
 ・フォーサイト(未来洞察)活動の広がり
 ・非連続な「未来の兆し」の見つけ方
 ・誰が未来を考えるのか?
 ≪質疑応答・名刺交換≫


◆第2部 11:15~12:15
オムロン(株)竹林 一 氏
題目「近未来をデザインする仕組みと人材」
 1.事業の軸をデザインする
  ・事業の賞味期限
  ・事業の軸
  ・オムロンにおける事業の軸の実例
 2.近未来をデザインする仕組み
  ・バックキャストとフォーキャスト
  ・近未来の軸
  ・オムロンにおける近未来デザインの実例
 3.近未来をデザインする人材とマネージメント
  ・起承転結人材
  ・バイモーダルマネージメント
 ≪質疑応答・名刺交換≫


◆第3部 13:00~14:00
作新学院大学大学院 今井 秀之 氏
題目「未来予測・マーケティング」
~データ・マーケティング時代における生活者変化の兆しを読む~
概要
 新製品開発では、アイデア創出からコンセプト開発だけではなく、実際に顧客に商品を手に取ってもらう演出企画~消費・使用場面の提案まで考慮したマーケティングが必要になってきている。マーケティングマネジメント上では、顧客の頭と心の中にブランドを浸み込ませるシナリオをデザインし、顧客との絆作りのための一連のプロセス管理が重要なミッションとなっている。その難易度を高めている原因は、今後の消費を担うミレニアム世代やネオデジタルネイティブといった世代が所有よりも使用欲求を重視し、疑似消費やながら購買など、その複層的な意思決定プロセスの兆しを明示的に把握する。その意思決定場面において、いかに振り向いてもらえるか、態度変容させられるかを網羅的、構造的に理解できるように解説する。
プログラム
 1.新製品開発におけるマーケティングの重要性
 2.BtoCビジネスにおけるポイント
  2-1 ブランド
  2-2 デザイン
  2-3 意思決定プロセス
 3.生活者変化の兆しと潮流
 4.未来予測・マーケティング活動の事例
  4-1 私の考える未来予測・マーケティング
  4-2 ライオンでの取り組み
 5.まとめ

◆第4部 14:15~15:15
キユーピー(株)荻野 武 氏
題目「未来技術を社会実装するために本当に必要なこと」
~キユーピーにおけるAIによるイノベーション~
 1.日立でのイノベーションの学び
 2.新戦略-トワイライトオーシャン戦略
 3.キユーピーにおけるAIによるイノベーション
  3-1 使う側にとってのAIとは
  3-2 キユーピーでのAI活用の考えと活用
  3-3 AI原料検査装置の開発と真の目的
 4.未来技術、AI活用で一番重要なことと協調領域における共有化


◆第5部 15:30~16:30
米国インテル 野辺 継男 氏
題目「ICTの発達による未来予測とマーケティングの変貌」
~デジタルトランスフォーメーション(DX)の本質~
 ・ICTの発達原則
 ・デジタル産業の競争原理 (ハードウエア編)
 ・デジタル産業の競争原理 (ソフトウエア編)
 ・ICTの発達による産業構造の変化
 ・DX時代におけるマーケティングの変貌
 ≪質疑応答・名刺交換≫

セミナー講師

【第1部】(株)日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門
未来デザイン・ラボ シニアマネジャー 田中 靖記 氏

≪講師の専門・略歴・活動など≫
 専門領域は、未来社会のデザインを通した中長期経営計画策定・新規事業立案及びデジタル・トランスフォーメーション支援。社会インフラ関連産業、航空関連産業に関する各種コンサルティング、インド・ASEAN・環インド洋経済圏における調査・進出戦略立案等も手掛ける。「VUCA時代を乗り切る2030経営ビジョンの作り方」(共著、日本経済新聞出版社 2019年)、『新たな事業機会を見つける未来洞察の教科書』(共著、KADOKAWA:2016年)、「社会インフラ産業にとっての『未来洞察』」(共著、産業学会研究年報、2016年)等執筆、講演多数。大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻地理学専修修士課程修了(文学修士(地理学))。

【第2部】オムロン(株)経営基幹職 イノベーション推進本部
インキュベーションセンタ長 竹林 一 氏

 兼 京都大学 経営管理大学院 客員教授
 兼 (一社)データ流通推進協議会 理事
 兼 (一社)官民データ活用共通プラットフォーム協議会 外部理事
 兼 (一社)日本経済団体連合会 サプライチェーン委員会委員
 兼 (公社)2025年日本国際博覧会協会 PLL促進会議有識者委員
≪講師の専門・略歴・活動など≫
 “機械に出来ることは機械にまかせ、人間はより創造的な分野での活動を楽しむべきである”との理念に感動してオムロンに入社。以後新規事業開発、事業構造改革の推進、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長を経て現職。2016年日本プロジェクトマネージメント協会特別賞受賞、2019年1月同協会PMマイスター認定。著書にモバイルマーケティング進化論、PMO構築事例・実践法、利益創造型プロジェクトへの三段階進化論等がある。

【第3部】作新学院大学大学院 経営学研究科 特任教授 博士(工学) 今井 秀之 氏
≪講師の専門・略歴・活動など≫
 1979年:ライオン歯磨入社・現ライオン(株)
  食品事業部営業、システム部、市場情報部、人事部(13年)を経て
  取締役待遇 リビングケア事業部長
  執行役員 生活者行動研究所長
  特命顧問(シニア・フェロー)~2018年8月
 (株)インテージ・ホールディングス 顧問(2017年9月~2019年3月)
 (株)クロス・マーケティング リサーチプランニング本部 ゼネラルマネジャー(2017年9月~2019年12月)
 作新学院大学大学院 経営学研究科 特任教授(2014年~現在に至る)
 駿河台大学 非常勤講師(2018年4月~2019年3月)
 栃木県農業大学校 非常勤講師(2019年4月~現在に至る)

【第4部】キユーピー(株) 生産本部 生産技術部 未来技術推進担当部長 荻野 武 氏
≪講師の専門・略歴・活動など≫
 日立製作所中央研究所での半導体、撮像素子、アナログ・デジタル信号処理の研究から始まり、この研究成果を持って、工場・事業部門で開発、設計、SE、商品企画等を担当。シリコンバレーにおいて日立初のインターネットコマース、日立初のクラウドサービス型サーベイランス事業、DVDカメラ事業等、各種新規ビジネスを立ち上げ、帰国後、本社にて脳科学を始めとする様々な新規事業立ち上げ、新興国都市開発、各種全社新規事業のインキュベーションの後、「人の幸せは食から」と確信し、ご縁の下、2016 年 4 月にキユーピーに転職。
 現在、次世代・未来技術推進担当としてAI等各種次世代技術の実活用に取り組む。MOT / MBA、日本イノベーション融合学会専務理事。


【第5部】米国インテル Government, Market and Trade ダイレクター 野辺 継男 氏
 兼 名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授
≪講師の専門・略歴・活動など≫
 1983年 早稲田大学理工学部応用物理学科卒
 1990年 ハーバードビジネススクール MBA Alumni、ハーバード大学院PIRP Fellow
 1983年 NEC入社。欧米市場でのNEC AT互換機事業の立ち上げ、国内市場でのPC98からAT互換機への切り替え。並行してアナログ放送波・衛星放送向けEPG開発、ブロードバンドVOD開発、PDA開発。
 2001年 ソフトバンク子会社としてオンラインゲーム会社を設立しCEOに就任。
 2004年 日産自動車入社。Vehicle IoTの開発・事業立ち上げ・統括。Vehicle IoT事業本部及びシリコンバレーオフィスを設立。日産リーフのIoT構築で、2011年にGSMA  2011で” Award for the Best Mobile Innovation for Automotive and Transport”受賞。
 2012年 インテルに転職し自動運転及びモビリティサービスの事業開発と政策推進を担当。
 2014年 名古屋大学未来創造機構客員准教授を兼務し自動運転の技術開発。IEEEやクルマとITに関連する国内外の主要会議で頻繁に講演。各種政府委員会メンバー歴任。日経BP等で多数執筆。

セミナー受講料

59,400円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、1名あたり44,000円(税込)です。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

59,400円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

マーケティング   事業戦略   技術マネジメント総合

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