高品質スクリーン印刷技術の基礎と条件、トラブルシューティングとプロセスの最適化<トラブル相談会付>

  【名古屋開催】
 量産に入った途端に多発するトラブル!!
 その最大の課題が“にじみ”と“かすれ”です
 原因を探り、対応方法を知ることで、
 トラブルを解決します


講師


3D Powers,Inc.(株) 代表取締役 村野 俊次 先生


受講料


1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)  
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税  
※消費税につきましては講習会開催日当時の税率にて課税致します。      
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引


セミナーポイント


 スクリーン印刷は量産に入るとトラブルが多発する。部材の特性ばらつきが大きく、
特にペーストは、設計、製造によるばらつき、経時変化による特性劣化が大きい。
また、これまでのペースト特性の定量化方法だけでは不十分である。充填、版離れ、
レベリング特性を直接測定できる方法が必要である。
 不良は簡単に言うとニジミとカスレであり、不良の原因は、スクリーンと基板の密着度、
ペーストの粘着度合い/だれ、基板の濡れ性など多岐にわたる。ペーストの化学的特性と
メカ部分との関係の最適化が必要である。
 本セミナーでは、印刷トラブルと、ペースト、スクリーン、基板、スキージ特性との
関係を解明し、トラブルを無くす方法を解説する。


セミナー内容


【動画による充填説明】セミナー開始5〜10分前

1.概要編;印刷トラブルと対策
 (1)印刷トラブル=にじみとかすれの種類と原因
  ・ペースト不良によるにじみ、かすれの例
  ・スクリーン不良によるにじみ、かすれの例
  ・スクリーン、基板の表面状態とにじみ、かすれ
  ・印刷方向によるパターンの傾き
 (2)短パターン問題;100μ以下で、膜厚不足、かすれ
  ・スキージ形状と印刷性/ゴム硬度と印刷性
  ・ゴムスキージの充填力は弱い/ペーストが入っていかない
 (3)印圧設定の重要性
  ・スクリーンと基板の密着度合いが印刷品質を決める
  ・スキージの役割/印圧と押し込み力
  ・スクリーンのテンション(反力)ばらつきと印刷品質
 (4)充填/版離れは接着力バランスが重要
  ・スクリーンと基板との間のペーストの粘着度合いが印刷品質を決める
  ・表面張力が印刷品質に大きな影響を与える
  ・ペースト内部の接着力バランスと表面状態
  ・充填、版離れしやすく、だれにくいペーストとは?
 (5)ペースト粘度測定法/充填、版離れと粘度測定法
  ・充填、版離れ、レベリング別ペースト直接評価法
  ・ペーストの内部特性、表面特性が印刷に影響を与える
  ・高粘度ペーストは高膜厚だが、凹凸ができる

2.詳細編;印刷メカニズム解説とトラブル対策
 2.1 印刷不良発生メカニズム、充填向上法
 (1)充填メカニズム、問題点
  ・連続写真による充填メカニズム解説
  ・高粘度ペーストはローリングだけでは充填不可
 (2)小孔径での充填/版離れの難しさと対策
  ・小孔径ではペーストが流動せず充填しにくい
  ・ゴムスキージの充填力向上法
  ・ゴムスキージの充填力限界対策/圧力充填等
 (3)印圧メカニズム詳細、問題点、印圧均一化法
  ・印圧不良=基板との密着不良;スキージとスクリーンの変形対策
  ・ダウンストップとフローティング/コンタクト印刷とオフコンタクト印刷
  ・べたパターン;膜厚均一印刷法、印圧不良防止;印圧が特に重要
  ・ビアホール印刷例
 2.2 版離れ不良発生メカニズム、版離れ向上法
 (1)30μ線幅印刷での版離れ不良の原因
  ・版離れメカニズムの詳細;充填と版離れとペーストの関係
  ・現状のコンビスクリーンの課題と解決法
 (2)版離れしやすいペーストとは?
  ・ペーストの表面張力、粘度、降伏値/溶剤、バインダ、粒子
 (3)充填版離れ性を直接評価する方法とは?
  ・インコメーター/プラグフォーマー法など
 (4)版離れしやすいスクリーンとは?
  ・メッシュ強度、反力、変形、撥水・撥油性
 ・版離れ向上法;各社の対策法/加圧版離れ法の種類
 2.3 ペースト特性と充填版離れ
 (1)ペーストの基本構成/ペースト製造法
  ・構成材料/形状、量、混練方法と粘度、チキソ性
  ・粉砕と分散の違いと重要性/各種分散装置
 (2)凝集コントロールの重要性
  ・バインダ不要低温焼成ペースト
  ・充填版離れを向上させるためのペーストの内部/表面特性

3.量産・製造・ペースト評価編

 (1)ペースト評価方法/粘度計の種類と原理
  ・流体方程式系/運動方程式系/だれ接着系
  ・ペーストの内部特性と表面特性評価方法
  ・回転粘度計/だれ測定/振動・音波粘度計/粘弾性
 (2)乾燥・焼成工程概要/乾燥焼成の原理
  ・基板耐熱温度と乾燥焼成方法;熱風/赤外/マイクロ波/電子線
  ・乾燥機、焼成炉の構造;溶融/硬化/焼結
 (3)スクリーン設計上の注意点;メッシュ、反力、変形、撥水・撥油性
 (4)基板スクリーン位置決め方法の種類
 (5)量産工程設計概要


4.ペースト設計参考技術
  ・粒子吸着/ナノ共振ずり測定によるだれ防止ペースト

5.参考技術
  ・表面張力による0.8μmパターン形成/表面張力測定法
  ・印刷/真空成膜/コーター/ロータリースクリーン/ロールツーロール

トラブル相談会〜 講演終了後、ご希望の方はお申し出ください。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

愛知県

MAP

【名古屋市中村区】ウインクあいち

【JR・地下鉄・あおなみ線】名古屋駅 【名鉄】名鉄名古屋駅 【近鉄】近鉄名古屋駅

主催者

キーワード

印刷技術   生産工学

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