第3回【技術プロジェクトの問題解決のためのロジックツリー活用スキル】

研究開発活動の「3大要素」を体系的に学べる! *それぞれ一日ずつの受講も可能です!


講師


日本工業大学 技術経営大学院 教授  清水 弘 先生

【講師紹介】
 京都大学工学部合成化学科卒業後、東洋エンジニアリング(株)で化学プラントの設計を実施。その後1990年よりアーサーDリトル社(ADL)に参画。製造業を中心にIT企業、サービス業の戦略、技術、組織の経営課題の解決に従事。2002年よりパートナー。2012年から日本工業大学技術経営大学院で技術と経営に関する授業と研究にも従事し、2015年より教務委員長(現任)。同年にADLシニアアドバイザー(現任)。東洋ビジネスエンジニアリング 社外取締役(現任)。住田光学ガラス 監査役(現任)。


各回テーマと受講料


第1回:2018年7月25日(水) 研究開発・事業開発活動のプロジェクトマネジメント基礎講座


第2回:2018年7月26日(木) 新事業・新製品の企画のための技術マーケティング


今回紹介分:2018年7月27日(金) 技術プロジェクトの問題解決のためのロジックツリー活用スキル


*日程変更等ございました場合は、ご容赦下さい。


受講料(税込(消費税8%)、資料・昼食付)


    参加形態        区分        価格(税込)     1社2名以上同時申込
1講座のみの参加  1回、2回、3回・・・     46,440          35,640
2講座の参加  1・2回、1・3回、2・3回・・・   71,280                       60,480
全講座(3講座)の参加  1・2・3回                  90,720                       79,920  


※申込時に参加形態(第○・○回参加)を申込備考覧に記載下さい。
※各回、別の方が受講いただくことも可能です。
※1社2名以上同時申込は、同時申込、同形態(講座数、参加日)でのお申込にのみ有効です

*全3回申込の方へ(不測の事態により、全回開催出来ない場合、以下規定に基づき、返金致します。)
  全3回中、1回実施の場合: 70%返金
  全3回中、2回実施の場合: 40%返金

学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


第3回のセミナー内容


■ 本セミナーについて
 皆さんの仕事は、都度発生する問題の解決は勿論、大きな成果を目指すための問題設定と解決など、何らかの問題解決が伴っていると思います。問題解決は個人としても様々な手法やスキルの組み合わせが必要で、またチーム・組織のダイナミズムや文化を理解した工夫も求められ、プロフェッショナルの究極のスキルだと思います。
 本セミナーでは、技術プロジェクトの問題解決に重要な四つのロジックツリーの活用について紹介したいと思います。一つはプロジェクトマネジメントで使用されるWBS(Work Breakdown Structure)による仕事のばらしと統合。二つ目は技術ツリーとMFT(Market-Function-Technology)ツリー。三つ目は問題を定義し原因を探り解決策を検討する因果分析。四つ目は問題の解決策の仮説を考えて検討するイシュー分析。これら四つの問題解決手法で多くの問題解決はカバーできます。


■ セミナーポイント
 本セミナーでは、問題解決についてロジックツリーに主眼を置きながら、それぞれの手法の持つ異なる思考方法を紹介していきたいと思います。あわせて、皆さんの問題を個人の小演習として実施頂き、講師とのやり取りを通じて皆さんのビジネスの実情にあった活用について理解を深めて頂ければと思います。


■ 本セミナーの受講者は?
・マネジメント意思決定と現場レベルの両面の「問題解決」に取り組む立場の方
・研究開発、技術や製造部門のリーダー的立場の方、事業管理や経営戦略部門の方
・特に、上層部にも部下にも働きかけをする必要のある、ミドルマネージャー(中間管理職)の方
 *どなたでも参加頂けますが、事例は技術系部門を想定してお示ししたいと思います。


■ 本セミナーを受講することで得られる知見やスキルは?
・「問題解決」の一般的な考え方や手法・手順・ステップ
・各層・集団・チームへの適切なアプローチ方法・働きかけ方のコツ
・自社の文化を踏まえた、問題解決の具体策・アイデア(演習を通じて)


■ セミナー内容
1. 問題とは何か、プロフェッショナルとしての問題解決とは?
 1.1問題とは - あるべき姿と現状のギャップ、発生型と設定・将来型問題の違い
 1.2プロフェッショナルと問題解決 成果を上げ報酬を得るのに必要な問題解決
 1.3ミドルマネージャーの問題解決の難しさ - 組織文化の良い面悪い面と会議


2 研究開発・事業開発活動など技術プロジェクトと問題解決
 2.1研究開発・事業開発活動のステップ
 2.2問題解決の位置づけ


3. 4つの問題解決手法
 3.1 問題の認識と解決策の仮説
  3.1.1 問題の分類(セグメンテーション)とコントロール可能な範囲の切り出し
  3.1.2ゴール設定 - 発生型と設定型で異なるゴール
  3.1.3絨毯爆撃を防ぐための仮説と裏付け
  3.1.4発掘推論的と裏付け的情報・アイデア収集
 3.2.仮説が思いつかないということの意味
 3.3 WBS(Work Breakdown Structure)による仕事のばらしと統合
  3.3.1 WBSとは
  3.3.2 プロジェクトを企画・設計するための検討ステップ、WBSとベースライン
  ※1、2
  3.3.3 プロダクトと企画・設計項目からのWBSの分解
  ※1Work Breakdown Structure(プロダクトと企画・実装ステップからの作業単位の構成)、※2検討ステップと作業単位ごとの成果物の内容とQCD※3の目標
   ※3:品質、コスト、デリバリースケジュール
 3.4 技術の分解と顧客ニーズ・シーズのマッチング
  3.4.1 技術の分解
   ―技術リストとしての技術の分解
   -技術ポートフォリオ
  3.4.2顧客ニーズ・シーズのマッチング MFT (Market Function Technology)
   ―MFTとTFM
 3.5 因果分析(5なぜ)による上から下への問題の原因把握と解決策(主として発生型問題)
  3.5.1問題と原因 - 5なぜ
  3.5.2原因の選択と解決策
  3.5.3ペイオフマトリックスでの解決策の選択
  3.5.4計画化 - 抜本的な解決より着実な実行、実行できるようにやる
  3.5.5実行、評価とさらなる展開
 3.6イシュー分析による下から上へのあるべき姿を加味した解決策(主として設定・将来型問題)
  3.6.1問題と原因を普通に考えても解決できない
  3.6.2マネジメント問題は矛盾を解消する解決策が必要
  3.6.3イシュー分析の基本と4ステップ
  ステップ1:仮説とトップイシュー設定
    ―発生問題と設定・将来問題で異なるゴール
    ―まずどう解決するかの仮説を持つートップイシュー
  ステップ2:ツリー化
     ―トップイシューをツリーとして分解
     ―分解の3つの切り口
  ステップ3:仮説を情報収集で検証
     ―必ず裏付けで検証
     ―情報はどこにあるか、いかに収集するか
  ステップ4:ストーリー化
     ―検証で異なる仮説が生まれツリーが変化
     ―検証結果に基づいて下から上にストーリー化
  3.6.4イシュー分析の3原則


4.小演習 ロジックツリーを使ってみる


5.問題解決に向けて個人の能力とチーム組織への働きかけ
  -問題解決は個人の能力伸長の絶好の場
  -組織ダイナミズムと文化問題を会議という場のアジェンダとルールで解消


6. 全体纏め


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

WBS   技術マネジメント総合

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