初心者向けセミナーです 【締切】演習で学ぶ、暗黙知を形式知にする方法

暗黙知の効果的な継承をどう進めるか


演習を中心に行いますので自ら考え、体験しながら認識を深め、実践力を養います!

セミナー趣旨

 企業活動にとって財産とも言うべき固有技術・技能の多くは暗黙知となっています。特に研究開発部門・製造部門では際だって重要な内容を含んでいます。従って、アウトソーシングすることは得策ではありません。自社内で継承し、発展させることが求められます。このために行うべきことは「暗黙知の形式知化の推進」です。形式知に転換できれば後継者は見ることや理解に役立ちます。さらに標準化することで生産性の向上が期待できます。さらには企業としての暗黙知継承、暗黙知管理が可能となります。
 このセミナーでは暗黙知の存在から、形式知化の方法論までを学習します。セミナーは演習を中心に行いますので、自ら考え、体験しながら認識を深めると同時に実践力を養います。

受講対象・レベル

企業の研究・開発・技術・製造部門の方々
技術・技能の暗黙知継承に関心のある方

習得できる知識

・研究開発部門、製造部門の暗黙知の定義、性質、分類などを知る
・暗黙知の管理システムを知る
・暗黙知の形式知化の方法論を知る
・暗黙知を形式知に置き換えることができる
・暗黙知を形式知に変換できない場合の対処法を知る
・暗黙知継承の仕組みや取り組みの動向について知る

セミナープログラム

1.Introduction
 1-1.なぜ暗黙知継承が大切か
 1-2.暗黙知管理のシステム化を考える

2.暗黙知とは何か
 2-1.暗黙知があると何が起こるか
 2-2.暗黙知の定義
 2-3.暗黙知の4つの種類
 2-4.暗黙知の4つの階層
 2-5.暗黙知はなぜ生まれるか、どう扱えばよいか
 2-6.暗黙知継承に必要なことは何か

3.暗黙知を形式知に変換する方法
 3-1.暗黙知を形式知に変換する方法論
 3-2.暗黙知を含む行動をドキュメント化する(演習)
 3-3.作業手順書から教育用手順書への転換
 3-4.教育用手順書から技能分析表への転換
 3-5.暗黙知をインタビューで引き出す方法論
 3-6.暗黙知インタビューの実践演習(演習)
 3-7.暗黙知形式知化の実例

4.形式知に変換できない暗黙知の扱い方
 4-1.ベテランの行動特性を探る
 4-2.表現できないということの意味
 4-3.行動を表現することの限界
 4-4.考え方、思考パターンの明瞭化による解決の仕方(演習)
 4-5.感覚、感性の基準獲得による解決の仕方(演習)
 4-6.成功確率を向上させる解決方の仕方(演習)

5.まとめ~暗黙知の継承をどう進めるか~
 5-1.継承の仕組み、組織の構築
 5-2.継承方法の確立に向けて
 5-3全体討議、質疑応答

セミナー講師

(株)技術・技能教育研究所 代表取締役 博士(工学) 森 和夫 氏
<専門>
職業能力開発、産業教育学、労働科学で、
技術・技能教育に関する研究開発とコンサルテーションを展開している
<主な研究成果>
「指導技術訓練システムPROTS」「職務分析手法CUDBAS」「技能分析手法SAT」
「技術・技能伝承システム」「現場力向上NAVIシステム」などがある。
<略歴>
東京農工大学教授(~2006年3月)、徳島大学教授(~2004年3月)、
職業能力開発総合大学校教授、助教授、講師(~2000年3月)、
2006年4月より技術・技能教育コンサルタント会社を創設し現職。
<受賞>
(1992年)労働問題リサーチセンター、沖永賞(論文部門)受賞「生産技術教育の方法理論」、
(2001年)日本規格協会、標準化文献奨励賞受賞「技術・技能伝承マニュアルのつくり方」がある。
<主な著書>
「技術・技能論」(大妻女子大学人間生活文化研究所、2018)、
「Skilled Labor on High-Tech Age」(大妻女子大学人間生活文化研究所、2017)、
「能力開発の実践ガイド」(日本能率協会コンサルティング、共著、2013)、
「人材育成の見える化」上巻/下巻(JIPMソリューション、2008)、
「3時間でつくる技能伝承マニュアル」(JIPMソリューション、共著、2007)、
「技術・技能伝承ハンドブック」(JIPMソリューション、2005)、
「技の学び方・教え方」(中央職業能力開発協会、2002)
「暗黙知の継承をどう進めるか」特技懇誌第268号、pp.43-49、特許庁技術懇話会、2013
研究論文、報告書、雑誌記事、発刊図書数は300点以上にわたる。
平成29年度の掲載論文は下記の2点。
(1) 菅沢茂、森和夫「授業の暗黙知を分析・検討するための教材開発研究-「暗黙知モデル教材」の開発過程-」実践女子大学教職課程年報、創刊号、pp.43-54.2018年3月
(2) 森和夫「研究開発における効率的な暗黙知伝承の勧め」研究開発リーダー、pp.45-53、技術情報協会、2017年12月

セミナー受講料

55,000円(税込・資料付)
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  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区文化センター

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

技術・技能伝承   技術マネジメント総合

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技術・技能伝承   技術マネジメント総合

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