初めてのREACH（超入門セミナー）

★最低限知っていなければならない内容を、無理なく短時間で押えられるセミナーです！
★前日、「初めてのRoHS」セミナーも、是非併せてご参加下さい。

5月25日　『初めてのRoHS（超入門セミナー）』とセットで受講が可能です。

●受講料
『初めてのＲＥＡＣＨ（超入門セミナー）（5月26日）』のみのお申込みの場合
　　1名41,040円(税込（消費税8％）、資料付)
　　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,240円

『初めてのＲｏＨＳ（超入門セミナー）（5月25日）』と合わせてお申込みの場合
　　　（同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。）
　　1名60,480円(税込（消費税8％）、資料付) 
　　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき49,680円　⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります 

■講演ポイント
　本セミナーは，調達，製品の設計，品質保証，販売業務の新たに担当となられた方を対象に，製品環境規制の必須知識であるREACH規則（およびCLP規則）について，基礎知識をシンプルに短時間で理解いただけるように企画した。
　欧州発のREACH規則は2006年に公布され2008年から実施的に施行されてきた。REACHは極めて難解な化学品の規制である。しかも，いわゆる薬品類だけではなく，欧州に輸出するすべての工業製品にかかわる法律であり，継続的に対応業務が発生する。2018年には大半の企業にとって初めての登録業務を実施するタイミングが迫っており，SIEFに今から参加する企業や，初めて登録作業を実施する企業が多数存在する。そのための新しい法律も発効されている。
　一方，昨年の司法裁判所の判決により，成型品中のSVH含有率の判定が大幅に覆り，これまで無関係であった機器メーカーがほぼすべて義務を負うことになった。新しいガイダンスドキュメントも準備されている。
　本セミナーにより業務上必要な最低限の知識と，最近の注目すべきトピックに関する知識を短時間で習得できる。

■受講後、習得できること
・化学品規制の一般基礎知識（含むGHS分類）
・REACH規則の要求事項の理解
・REACH規則のスケジュールの理解
・CLP規則の概要
・業務担当者の立場ごとの必須対応事項

【講師】

東京都市大学　環境学部 客員教授
(株)日立製作所　国際標準化推進室　主管技師長工学博士　市川 芳明 先生

＊関連の学会・協会等での活動
IEC TC111（環境規格委員会）国際議長，ISO TC/268/SC1 (スマートコミュニティインフラ）国際議長，ISO14006（エコデザインマネジメント）エキスパート，ISO14067（カーボンフットプリント）エキスパート，CENELEC（欧州電気規格委員会）オブザーバー，ISO TC207　リエゾンオフィサー

【セミナープログラム】

1. 化学品規制の一般基礎知識
　1.1　化学物質と混合物とは？
　1.2　成形品とは？
　1.3　GHGによる化学物質の有害性分類
　1.4　有害性とリスクの違い
2. REACH規則の理解
　2.1　REACH規則の基本概念
　2.2　章建ての構造と相関関係
　2.3　逐条解説と解釈
　2.4　段階的施行スケジュール
　2.5 2018年最終登録に向けの準備
3. 成形品にかかわる対応業務
　3.1　成形品にかかわる要求事項の整理
　3.2　対応業務の要点
　3.3 成形品中の新たな濃度判定基準
　3.4　要注意事例
4. CLP規則の理解
　4.1　要求事項のポイント
　4.2　CLP届け出の要領
5. REACH対応業務のまとめ
　5.1　ハードウェア製品の輸出者
　5.2　混合物の輸出者
　5.3　化学物質の輸出者
　5.4　欧州における化学品使用者