実地棚卸による在庫削減手法(コード:KZC)

 昨今の在庫品は多品種・少量化のため、商材の変化が激しく、未出荷品の過剰在庫が資金繰りを圧迫しています。この状況に対処するには、販売量を見ながら在庫量を最適化する事が重要になります。この改革・改善の基礎となるのは、出荷量・入荷量・返品量そして在庫量を、正しく早く収集・蓄積し、分析し、望ましい目標値と比較検討し、迅速に手を打っていくことです。このために必要な業務が棚卸です。棚卸業務は、棚卸日のみしっかり行なえば、帳簿との差異が少なくなるように考えがちですが、日常の業務の結果が棚卸日に大きく影響している事を理解する必要が有ります。当セミナーでは、棚卸の基本に立ち戻って、その重要性と効果的な棚卸の方法、そして在庫適正化のポイントについて解説いたします。 

【対象】


棚卸業務に苦労をしている企業
多品種少量生産企業の経営者
顧客満足度を向上させたい企業
調達・物流担当者


【コース内容】


1. 在庫管理の現場は問題が多い
現金である在庫が軽視されている
意外に少ない有効在庫
在庫問題の徹底追及不足
発注ミスが不良在庫を多くしている
実地棚卸の方法にも問題が多い
 
2. 在庫管理の重要ポイントは何か
ロジスティクスにおける顧客満足度と在庫の関係
現品管理と在庫最適化を峻別せよ
在庫は需要と供給のアンマッチ解消バッファと心得よ
高回転する在庫のみが経営に貢献する
 
3. 改めて問われる実地棚卸の重要性と精度向上
正確な棚卸こそが決算の大前提
帳簿在庫の不信を取り除こう
棚卸精度の向上は日常の業務の積み重ね
 
4. 棚卸を正確・迅速に行うには
事例企業(製造販売業)の概況 
在庫拠点集約化の狙い 
流通センター業務の流れ
棚卸の定義と事前準備
棚卸作業の基本手順
棚卸票と記入方法(例)
立会計画と立会
棚卸差異チェック
棚卸資産の評価方法
棚卸報告書の作り方(実例)
 
5. 在庫高回転化の為の発注システム改革
SCMと調達パターン&在庫管理 
基本となる補充発注品の発注と在庫管理 
先行受注(手配)品の発注方式と在庫管理 
日々の出荷動向を見ながら最適発注数を割り出して高回転化した事例  
 
6. 在庫化改革・在庫高回転向上は
経営成果にこれほど貢献する


【講師紹介】

株式会社流通エンジニアリング 代表 横山 英機 氏
1967年 
中央大学法学部法律学科卒業。

1968年

石油プラント製造販売会社入社。管理本部配属。主な業務内容は、業務合理化の設計・開発、定着化&外販。
1982年

同社退社。

1982年

システムソリューション会社入社。主な業務内容は、物流業務の改善改革、システム化の指導・監督、物流センター建設・移転のソリューション。

1989年 株式会社流通エンジニアリング設立。主な業務内容は、ロジスティクス改革構想案作成の指導・監理。ロジスティクス改革の実行支援活動&定着化(センター新設・移転・庫内生産性向上・輸配送効率化・物流コスト分析&低減化・3PLの業務改善・標準化)。セミナー講師・講演会・書籍執筆。
<会員・資格>福島県企業誘致アドバイザー/中小機構専門化支援アドバイザー/物流学会会員
<主な著書>「最適在庫実現マニュアル(すばる舎リンケージ)」、「実地棚卸の実務(SMBC出版)」

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