以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
【食品業界向け】
官能評価の実務・ノウハウを学ぶ!
現場経験の豊富な講師が分かりやすく解説!
講師
跡部技術士事務所 技術士(農業部門、総合技術監理部門) 跡部 昌彦 先生
【講師紹介】
1959年:名古屋大学農学部食品工業化学科を卒業
同年:ポッカレモン(株)に入社 (その後、(株)ポッカコーポレーションと社名変更)
以降、清涼飲料水や粉末食品、調理済食品、健康食品などの商品開発、食品素材開発、
食品加工技術、食品機能研究、感性科学研究のほか、研究開発マネジメント業務を担当
2009年:味の科学研究所 所長 官能評価業務に注力
2013年:会社統合で、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)となり、引き続き、
味の科学研究所 所長
2015年:研究開発本部 シニアマネージャー
2016年:ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)を定年退職
2017年:ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)研究開発本部開発企画部 技術顧問
跡部技術士事務所(食品コンサルタント)を開業
技術士(農業部門、総合技術監理部門)
公益社団法人日本技術士会 登録グループ 食品技術士センター 理事
大同大学 工学部 建築学科 かおりデザイン専攻 客員教授
一般社団法人おいしさの科学研究所 特別顧問
受講料
1名47,520円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき36,720円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ 講師より
官能評価は、特段の勉強をしなくとも、誰でも簡単にできると思われがちですが、信頼性あるデータを出すためには、それなりの勉強が必要で、先人たちの官能評価事例からも学ぶ必要があります。私は「官能評価は高度な専門技術」と考えています。
本セミナーでは評価事例を盛り込みながら、食品の味覚・嗅覚を中心とした官能評価の基本と、進め方をお話させていただきます。
■ 受講対象者
各企業の研究者・技術者、品質管理担当者、商品開発・企画担当者
・食品の官能評価を行っている方、行い始めた方、今後その予定がある方 など
*食品業界以外の方の受講も可能ですが、対象物は食品に限ります。
他業界への展開・応用の仕方まではカバーし兼ねますことをご了承ください。
■ 受講して得られる情報・知見
・食品の官能評価の基礎、体系的知識
・食品の官能評価の具体的な手順、方法 など
▽ 前回の同講師セミナー受講者からの声(アンケートより)
「味・風味についての語彙、表現(評価)方法の事例があったので商品開発実務に役立てられそうです」(商品試験・商品開発)
「今日はありがとうございました。分かりやすい講義でした。定量化や尺度化について等、大変勉強になりました」(医薬品の品質管理)
「非常に面白く、わかりやすい講義で受講した甲斐がありました。ありがとうございました」(製造と評価)
「評価の実例の紹介もあって有益でした」(研究開発)
「広く網羅されていて分かりやすかったです。ありがとうございました!」(飲料開発)
「人間の感覚についての評価方法を学びたくて参加しました。今まで分かりそうで分からなかった手法だったので、大変役立ちました」(要素技術開発)
「臭気を正しく評価したくて受講しました。解決の糸口が見つかり、有益だった」(製品開発)
セミナー内容
1.はじめに
1-1 本セミナーのポイント
1-2 自己紹介
2.官能評価の基本
2-1 官能評価
2-2 分析型官能評価と嗜好型官能評価
2-3 分析型官能評価で大切なこと
3.分析型官能評価の流れ
3-1 官能評価の目的の手順
3-2 官能評価の目的の明確化
3-3 官能評価の進め方のポイント
4.分析型官能評価パネルの選定・育成
4-1 官能能力試験によるパネルの選抜
4-2 官能評価パネルの区分け
4-3 官能評価パネルに必要な要件
4-4 官能能力試験に合格するための要件
4-5 官能能力試験合格者へのパネル委託
4-6 官能能力試験合格後の育成
4-7 官能能力パネルの維持・管理
4-8 社外パネルと社内パネル
5.分析型官能評価の実施ルール
5-1 官能評価パネルの選定
5-2 官能評価法の選定
5-3 官能評価試料の調整
5-4 官能評価日時の設定
5-5 官能評価に及ぼす心理理的影響
5-6 試料の提示技法
6.官能評価の環境
6-1 官能評価室
7.分析型官能評価の手法「識別評価」
7-1 2点識別試験
7-2 3点識別試験
7-3 1対2点識別試験
7-4 その他の識別試験
7-5 評価事例
8.分析型官能評価の手法「定量化・尺度法」
8-1 定量化・尺度法
8-2 評価事例
9.分析型官能評価の手法「特性プロファイル法」
9-1 特性プロファイル法
9-2 官能評価用語
9-3 QDA法
9-4 新しい評価手法
9-5 官能評価ソフト
9-6 評価事例
10.共感覚
10-1 共感覚
11.官能評価データの解析手法の紹介
11-1 統計解析の基礎
11-2 解析手法の紹介
11-3 統計解析ソフト
12.異臭検出
12-1 異臭とオフフレーバー
12-2 異臭識別試験
12-3 評価事例
13.嗜好型官能評価
13-1 嗜好型官能評価の進め方
13-2 アンケート調査
14.官能評価の裏付け
14-1 官能評価の裏付けとは
14-2 機器分析
14-3 生体計測
15.おわりに
15-1 日本官能評価学会
15-2 官能評価のISOとJIS
15-3 参考文献
15-4 官能評価の成果と課題
16.質疑応答・名刺交換・個別相談など