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紫外線硬化材料の基礎から、「酸素による硬化阻害」や
「硬化収縮による密着不良」などのトラブルと対策まで
分かりやすく解説します!
~酸素阻害・硬化収縮・ひずみ・密着不良・均一硬化・臭い~
セミナー趣旨
UV硬化材料は、無溶剤化が可能であることを活かした環境への配慮、速硬化性を活かした生産性の向上、光の直進性を活かしたパターニングが可能などといった数多くの長所を有しており、様々な分野で幅広く用いられている。
しかし、実際に使用するにあたって、「酸素による硬化阻害」や「硬化収縮による密着不良」のような不具合に遭遇する場合がよくある。
本セミナーでは、初心者にも理解しやすいようにUV硬化の基礎から始め、各種材料や装置の特徴と選択指針を提示する。また、よく起きる課題や疑問に対し、具体的な例を示した解決方法を中心に解説する。
習得できる知識
・UV硬化技術の基礎
・UV硬化材料の特長
・UV硬化材料の不具合対策
セミナープログラム
1.UV硬化材料の概要
2.UV硬化反応とそのメカニズム
2-1.UV硬化の化学
2-2.硬化に及ぼす各種要因の影響
3.UV硬化装置
3-1.UVランプの種類・特徴と照射方法
3-2.反射板の種類と形状
4.UV硬化の主要成分
4-1.モノマー、オリゴマーの種類・特性と選択
4-2.プレポリマーの種類・特性と選択
4-3.光重合開始剤、増感剤の種類・特性と選択
5.UV硬化材料の課題と対策
5-1.酸素による硬化阻害(プロセス面からのアプローチと配合面からのアプローチ)
5-1-1.不活性ガス中での硬化
5-1-2.アミンの添加
5-1-3.光重合開始剤の組み合わせ
5-1-4.チオール・エン硬化系
5-1-5.構造による特徴
5-2.硬化収縮
5-2-1.アクリル当量、Tgと硬化収縮
5-2-2.硬化形式と収縮
5-2-3.非反応成分の添加と収縮
6.UV硬化材料:最近のトピックス
7.よくある質問 ~UV硬化不良対策Q&A~
・反りを減らすための樹脂設計とは?
・開始剤添加時の膜厚と添加量の目安とは?
・最適な開始剤の組み合わせ方と添加量は?
・硬化速度と開始剤の濃度の関係とは?
・光の届かない部分(影)を硬化させるには?
・照射強度とひずみの関係とは?
・表面と内部の硬化割合を均一するには?
・硬化収縮量の測定法は?
・ラジカルとカチオン、収縮の小さい方は?
・阻害による表面硬度低下の対策は?
・UV照射過程で発生する臭いの対策とは?
・反応率をあげるには?
・水性UVの性能は?
・UV-LEDの特徴は?
セミナー講師
日本ペイント・インダストリアルコーティングス(株)
GIU事業本部 第三技術部 工学博士 肥田 敬治 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
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2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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