設計部門の「業務見える化」による生産性向上手法

設計部門業務の実態・問題の見える化・改善手法と、
組織マネジメントの進め方


設計部門が抱える特有の問題から、業務の実態・問題点の見える化手法と改善手法、業務生産性と品質を向上させるExcelを使った組織マネジメントシステムとその運用法など、数々の業務改善・改革活動を推進してきた講師が詳しく解説します

<セミナーのポイント>
①AI、IoTに頼らなくても生産性は3倍上がる。
②生産性向上の前に、担当者間・月間・部署間の3つの業務量平準化を。
③慢性的人手不足は「生産性向上」でしか解決しない。
④設計者は「働きやすさ」ではなく「働き甲斐」を求めている。
⑤科学的組織マネジメントで、設計者のやる気・能力・成果を最大化する。

※働き方改革が求められているにもかかわらず、思うように職場改善が進んでいないといったお悩みを抱えている方におすすめのセミナーです

セミナー趣旨

 従来より慢性的に過重労働気味だった設計部門が、現在危機的状況にあります。やってもやっても終わらない仕事、際限のない顧客要請等に振り回され、本来業務である「設計・開発」に時間が割けず、設計者は悲鳴をあげています。もはや設計者個人の頑張りで乗り切れるレベルではありません。設計部門の組織マネジメントにメスを入れない限り、この状況は決して改善されません。
 そこで当セミナーでは、組織マネジメントシステム(OMS)の自社構築方法をご紹介します。組織マネジメントシステムはERP(企業資源計画)の柱として旧西ドイツで生まれ欧米で普及、日本でも一部先進的企業では導入されています。これを自社構築すると金がかからず、自社の規模とレベルに合致したシステムができます。その過程で人財も育成できます。
 当セミナーでご紹介する組織マネジメントシステムはExcelファイル2つで業務生産性と品質に関するデータを一元管理するもので、シンプルな構成なので作成・運用にかかる工数も少なく、マンパワーが不足している会社や部署でも導入できます。
  御社設計部門でも『組織マネジメントシステム』を構築し、数値データに基づく科学的マネジメント手法によって、設計者にとって『働き甲斐』のある職場に甦らせてみませんか?

習得できる知識

①業務量・業務遂行方法・力量確保手段の標準化
②部署の必要工数の明確化、業務生産性の「見える化」・向上
③業務の実地漏れの防止、適正な業務品質の維持・向上
④長時間残業者発生防止、社員のモチベーション向上、自立型人財への成長
など。

セミナープログラム

1.組織マネジメントシステム(OMS)不在の恐ろしさ
 1.1 あなたは設計業務を楽しんでいますか?
 1.2 『組織マネジメント』とは「人・物・金・情報」を最大限に活用する管理技術
 1.3 組織マネジメント不良は会社を滅ぼす(3つの悲劇的事例を紹介)
 1.4 今、『課長』が危ない!!
 1.5 組織マネジメントシステムは『会社の心臓』
 
2.設計部門の業務生産性が日本メーカーの弱点
 2.1 こんなにひどい設計部門の生産性
 2.2 なぜ設計部門の生産性は現場と比べ悪いのか?
 2.3 こうすれば設計部門の生産性は向上する!! 
 
3.設計部門の業務の実態を「見える化」する
 3.1 フォーマットを標準化できないなら実施するな!!
 3.2 「見える化」自体を目的化するな!!
 3.3 全データを一元管理せよ!!
 
4.設計部門の業務の問題点を発見し改善する
 4.1 組織管理システム(OMS)とは?
  4.1.1 生産管理システムと品質管理システムは『車の両輪』
  4.1.2 OMS導入で『働き甲斐』のある設計部門によみがえる
  4.1.3 個別業務を金額換算すると設計者の『考え』と『行動』が変わる
  4.1.4 部署間の『壁』を壊し、職場風土を改善しよう!!
  4.1.5 組織管理システムなしにはISO9001も内部統制も機能しない
 4.2 事例紹介(生産性は3倍向上する)
 4.3 組織管理システムで分かる設計部門の業務の問題点(演習あり)
  4.3.1 どこに問題があるのか?
  4.3.2 どのくらい深刻なのか?
 4.4 組織管理システムで設計部門の生産性と品質を向上させる(演習あり)
  4.4.1 3つの平準化(担当者間・月間・部署間)
  4.4.2 マニュアル整備
  4.4.3 業務生産性向上
 4.5 組織管理システム(会社の心臓)は自社で作ろう!!
 
5.組織管理システムの自社構築方法
 5.1 構築マニュアル解説
 5.2 実際に作ってみよう!!(構築演習・ノートPC持込可)
 
6.組織管理システム構築プロジェクト推進方法
 6.1 推進体制
 6.2 標準スケジュール
 6.3 こうやれば「抵抗勢力」は発生しない
 6.4 維持・運用方法  
 
7.生産性向上の3ステップ「見える化」「最小化」「標準化」
 7.1 「見える化」はファーストステップに過ぎない
 7.2 業務を減らしたければ「ムダ」探しは止め、「本来あるべき姿」を追求せよ
 7.3 業務「改善」と「改革」の違いとその推進方法およびツール
 7.4 マニュアル作成の真の目的は業務生産性の「高位標準化」
 7.5 科学的組織マネジメント手法とは?
 7.6 組織マネジメントシステムは社員と会社を変える

 □質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

トータルマネジメントシステム研究所 代表 角川 真也 氏
講師紹介
 中堅部材メーカーにおいて、社内コンサルとして数々の業務改善・改革活動を推進。会社存続の危機に際し全社間接業務の見える化・生産性向上・標準化を指導、業務生産性を3倍向上させる。独立後は組織マネジメントシステム(OMS)自社構築による間接業務の生産性向上手法普及に専従(セミナー開催実績65回/過去6年)。数値データ(工数・金額)を駆使した科学的マネジメント手法による組織パフォーマンス向上を得意とする(「角川真也」でHP検索可)。著書(共著)『R&D部門の”働き方改革”とその進め方』。

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
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詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

人的資源マネジメント総合   組織開発

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