デザインと知的資産経営 ~デザインの考え方と知的資産の活用法~

企業の商品開発力を高め、ブランド作りにつなげる手法!


 これからは「知的財産の時代だ」「知的財産を活用して企業を活性化せよ」「知的財産が中小企業が大企業と対抗できる武器だ」などと言われています。その流れで「下町ロケット」が盛り上がりました。でも、あれは「技術」「特許」があったから、と思うかたも多いのではないでしょうか。ウチにはムリと。しかし、「技術」がなくとも市場を制覇することは可能です。誰もが知っている「アップル」は「技術」を持っていません。持っているのは「夢」です。アップルの夢を実現するための「商品」を企画して、「技術」はあちこちから集めています。「夢」があれば、市場を制覇できる商品を開発できるのです。


 このセミナーでは、「夢」を「商品」そして「経営の指標」にする手法をお話しします。「夢」と「商品」をつなぐものが「知的資産」と「デザインの手法」です。重要なのは「技術」などの「知的財産」ではなく「知的資産」、そして「デザインの手法」です。しかしながら、「デザインの手法」「知的資産」をキーワードとして意識している企業はまだ少ないと思います。そこで、どの企業でも持っている「知的資産」を「デザインの手法」でつなげて、企業の商品開発力を高め、ブランド作りにつなげる手法を伝えます。


 ポイントは、「課題の根っこを考える」と「生活者を見つめる」につきると思います。今売れているから同じものを売ろうだとか、うちの技術は優れているからこれを売ろうということではなく、生活者が求めている(もっというと、潜在的に求めている)ものを作る、これが「デザイン手法によるモノづくり」です。売れる商品、社会をリードする商品を作る要は「技術」ではありません。日本の大手家電メーカーが失速したのも「技術」をアピールして「夢」を語らないからでしょう。自分の会社が何をしたいのか、これが基礎です。技術はなくともリーディングカンパニーになれる。十数年、デザイナーと共に商品開発研修に携わってきた経験を含めて、勇気づけるお話をしたいと思います。


【講師】


レガート知財事務所 弁理士 峯 唯夫 先生


【セミナープログラム】


1.「デザイン」と「経営」とのつながり
  ・このテーマでいう「デザイン」。アプローチの手法
  ・「デザイン」と「商品開発」
  ・イノベーションの起爆剤としての「デザイン」
  ・企業競争力の要因としての「デザイン」

2. 企業理念に基づいた経営・商品開発
  ・企業は何のためにあるのか
  ・企業理念の策定
  ・企業理念の規範化

3. 知的資産とイノベーション
  ・企業理念の「見える化」
  ・ぶれない商品開発
  :企業理念をベースとした商品開発

4. デザイン経営の実例
  ・小林一三(阪急)
  ・無印良品(良品計画)

5. 知的財産法との関係
  ・特に「秘密保持」について

6. 社内体制の整備
  ・経営者
  ・営業部門
  ・製造部門
  ・技術部門
  ・開発部門
  ・管理部門
  ・営業部門の知財活動

7. むすびと質疑応答


【講師紹介割引あり!】下記の申し込みボタンとは別に info@monodukuri.comまでお申し込みください


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【新宿区】RYUKA知財ホール

【JR・小田急・京王・地下鉄】新宿駅 【地下鉄】新宿西口駅

主催者

キーワード

知的財産マネジメント

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