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業界各社のQDの現状はじめ、OLED vs. QLEDの熾烈な競争や
広色域化をベースとした今後のQD-LCDやOLEDの方向を見通す
セミナー趣旨
QD(量子ドット)は、2013年にディスプレイ応用で登場し広色域化の有望な材料として期待が高まったが、その後の成長は期待に反して低迷していた。その原因であったCd材料に対する拒否反応と高コストの問題も解が見え始め、ここ一二年でSamsungをはじめ中国メーカによる大画面TVへの採用が伸び始めた。更にはBlue OLED+QD CFの開発、Micro LEDへの応用、ペロブスカイトの登場などでQDに対する期待が復活してきた。
この様な状況の中で、大型TVを牽引してきたLGのOLED TVとSamsungのQLED(QD-LCD)TVの論争が起き、両社は「広色域」に対する主張で真っ向からぶつかり、その行方は今後の「広色域化」の方向と共に、大画面OLED TVとLCD TVの市場、更には将来のMicro LEDへ大きく影響することになる。
本講座では、WW各地のディスプレイ関連イベントを網羅し、業界各社のQDに対するアピールやOLED vs. QLEDの熾烈な競争を目の当たりにしてきた状況をお伝えすると共に、広色域化をベースとした今後のQD-LCDやOLEDの方向を見通す。
習得できる知識
長期的視野でのディスプレイの技術と産業の動向
セミナープログラム
1. 量子ドット(QD)のディスプレイ応用の最新状況
1-1 展示会・会議等でのアピールと市場への浸透状況
1-2 SamsungのQLED vs. LGのOLEDの高色域論争
1-3 Cdフリー、ペロブスカイトに対する動き
2. 量子ドットの技術
2-1 構造、特徴、原理をわかりやすく解説する
2-2 LCDへの応用で先行するPL Mode
2-3 OLED代替のQLEDを実現するEL Mode
2-4 Cd規制の現状
2-5 新たに注目され始めたペロブスカイト
2-6 Cd系からCdフリー系へ
3. 関連企業の特徴とビジネス戦略
3-1 LGの大画面OLED TV戦略
3-2 SamsungのQLED TVとCdフリー戦略
3-3 欧米QD材料ベンチャーと参入するアジアのメーカ
3-4 奮闘する日本のQD材料メーカ
3-5 QD採用を睨む中国セットメーカ
4. 広色域化競争の今後の方向
4-1 高色域化のトレンド
4-2 QD-LCD, OLED, Micro LEDの競い合い
4-3 性能とユーザビリティーで競う今後のディスプレイ
4-4 サプライチェーンの変化とビジネスチャンス
セミナー講師
北原 洋明 氏 テック・アンド・ビズ㈱ 代表取締役
【講師経歴】
1978~1988年;日電アネルバ(現キヤノンアネルバ)にて主に半導体用スパッタ装置のプロセス開発に従事。顧客へのセールス活動、装置納入後のプロセス立ち上げ・プロセスサポートまでカバーする。
1988~2000年;日本アイ・ビー・エムにて、TFT液晶パネルのプロセス開発および生産技術を担当。この間,第1世代から第3世代の液晶製造ラインの導入・立ち上げおよび次世代ラインの検討に携わる。
2001~2006年;同社にて、高精細ディスプレイのマーケティング、ディスプレイ関連のソリューションビジネスに携わる。
2006年12月より、テック・アンド・ビズ㈱を立ち上げ、WW各地のイベントでの現地の生情報の収集やアジア各地の協会などの顧問などをしながら、電子デバイス関連の情報サービス、ビジネスマッチング等の活動を行っている。
セミナー受講料
45,000円 + 税※ 資料付
* メルマガ登録者は 40,000円 + 税
* アカデミック価格は 24,000円 + 税
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を
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所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と
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