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― イソシアネート、ポリオールの反応と応用例 ―
塗料、接着剤、コーティング、自動車内装材など
用途に合わせたポリウレタンの分子設計、物性コントロールとは?
講師
1.愛知工業大学 工学部 応用化学科 教授 山田 英介 氏
2.東ソー(株) ウレタン研究所 コーティンググループ 城野 孝喜 氏
3.AGC(株) 化学品カンパニー 基礎化学品事業本部 ウレタン事業部 商品設計開発室
新機能ウレタン樹脂グループ 鈴木 千登志 氏
受講料
1名につき55、000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ50、000円〕
プログラム
【10:00-12:00】
1.ポリウレタンの構造と物性
●講師 愛知工業大学 工学部 応用化学科 教授 山田 英介 氏
【習得できる知識】
ポリウレタンの構成成分であるグリコール、イソシアナート化合物、鎖延長剤の基本的な性質
及びイソシアナート基の化学。マルチブロック共重合体であるポリウレタンが形成する相分離構造が
諸物性にどのように劣化等の物性に影響するの基本的な考え等を講演する。
1.ポリウレタンの化学
1-1 イソシアナート基の化学
1-2 ソフト成分:マクログリコール類
1-3 ハード成分:イソシアナート化合物、鎖延長剤等
1-4 調製法
2.構造と物性解析
2-1 ポリウレタンの構造
2-2 解析方法
2-3 ソフト成分の影響
2-4 ブレンドの影響
2-5 ハード成分の影響
・鎖延長剤成分の影響、 ・PBTでの鎖延長、 ・イミド・イミドでの鎖延長
・少量の芳香族イミドの導入の影響
【質疑応答】
【12:45-14:45】
2.イソシアネートの選び方とポリウレタンの高機能化
●講師 東ソー(株) ウレタン研究所 コーティンググループ 城野 孝喜 氏
【習得できる知識】
イソシアネートの種類と各イソシアネートの性状、特徴の基礎知識
代表的なイソシアネートを用いたプレポリマー、ポリウレタン樹脂の諸物性変更
環境配慮型商品への変遷に伴う応用例
【講座の趣旨】
イソシアネートはポリウレタン系材料の重要な原料ですが、その中に様々な種類があり、
その選定は大変重要です。本講座では、イソシアネートの選定による、ポリウレタンの物性、
機能性、耐久性などの関係を概観します。
1.ポリウレタンの基礎とその原料
1-1 イソシアネート類
1-2 ポリオール類
1-3 その他の原料
2.イソシアネートの種類と性質
2-1 芳香族イソシアネート
2-2 脂肪族イソシアネート
2-3 その他のイソシアネート
3.イソシアネートの反応と機能性
3-1 ウレタン化とウレア化
3-2 イソシアネート間の種々の反応とその機能
3-3 イソシアネートを基幹とするポリウレタン樹脂の諸性能と応用例
【質疑応答】
【15:00-16:30】
3.ポリオールの種類・特性とポリウレタン物性および高性能化
●講師 AGC(株) 化学品カンパニー 基礎化学品事業本部 ウレタン事業部 商品設計開発室
新機能ウレタン樹脂グループ 鈴木 千登志 氏
1.はじめに
2.ポリオールの種類と特性
2-1 PPGの高機能化
2-2 PPGの構造
2-3 PPGの開始剤
2-4 PPGの合成
2-5 PPGの反応性
3.ポリオールの高機能化
4.非石油系原料ポリオールについて
【質疑応答】
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