〜 UXデザイン、デザイン思考、サービスデザインの実践 〜


★ ユーザ中心設計、UXデザイン、サービスデザイン、ソーシャルデザイン、ユーザビリティなど・・・ 一見違いのわかりにくい、これらのキーワードを俯瞰・整理、および新規性を明らかにすることで魅力的な商品・サービス開発に活かす。

★ 経験豊富な黒須先生が贈る、首尾一貫性のある体系的解説!


講師


放送大学 名誉教授 黒須 正明 先生

■ ご略歴:
 1978年早稲田大学文学研究科(博士課程心理学専修)単位取得満期退学、日立製作所に入社し、中央研究所で日本語入力方式やLISPプログラミング支援環境などのソフトウェアシステムの研究開発に従事。1988年同社デザイン研究所に移り、インタラクションデザイン、ユーザビリティ評価の研究に従事する。1996年に静岡大学情報学部情報科学科教授として赴任し、ユーザ工学の体系化を行う。2001年文部科学省メディア教育開発センター(2005年4月より独立行政法人になり、2009年4月に放送大学に併合)教授として赴任。現在は、学校法人放送大学名誉教授として生活者工学の体系化を行っている。

■ ご専門および得意な分野・研究:
ヒューマンインタフェース、ユーザ工学、ユーザ中心設計、人工物進化学、
感性工学、生活者工学


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナー開催にあたって


■ はじめに:
 20世紀には関係者の中心課題であったユーザビリティはUX概念の登場によって影が薄くなり、ISOによって提唱された人間中心設計(ユーザ中心設計)もUXデザイン(UXD)やデザイン思考の登場によって置き換えられつつあります。さらに近年ではサービスデザインとかソーシャルデザインというキーワードが流行しています。
 関係者は新しいキーワードを好む傾向がありますが、それが従来のキーワードとどのような関係にあるかをきちんと考え、位置付けを明確にしていかないと、同じことをしているのに単に呼び方が変わっただけ、ということになりかねません。
 そこで、今回のセミナーでは、それらの関係するキーワードを俯瞰し、その全体的な布置を整理することにより、どのような点が新しいのかを明らかにし、概念整理だけでなく、調査や設計、評価などの手法も整理することによって、今後の道筋を明らかにしたいと思います。

■ ご講演中のキーワード:
 ユーザビリティ、UX、人間中心設計、ユーザ中心設計、UXデザイン、デザイン思考、
 サービスデザイン、ソーシャルデザイン

■ 受講対象者:
 ・ユーザビリティや人間中心設計、ユーザ中心設計に関与しておられた方
 ・UXデザインやデザイン思考、サービスデザイン、ソーシャルデザインなどに
  関心を持っておられる方
 ・それらのアプローチに従事されていて、現在の混乱した状況に戸惑いを感じられている方

■ 必要な予備知識:
 ・プロダクトデザイン、サービスデザイン、社会システムのデザインについての
  概略的な知識や経験
 ・この分野に関心のある方であれば、特に知識や経験が豊富でなくても結構です

■ 本セミナーで習得できること:
 本テーマに関する首尾一貫性のある体系的な知識


セミナー内容


1.なぜユーザビリティが問題になったか
 1.1 問題の発生
 1.2 問題解決の時代から、うれしさ追求の時代へ
 1.3 当たり前品質と魅力的品質
 1.4 問題はなくなったのか

2.ユーザビリティとUXの違い
 2.1 ユーザビリティとは
 2.2 設計品質と利用品質
 2.3 利用品質とUX
 2.4 ユーザ経験とユーザ体験

3.人間中心設計とは
 3.1 人間中心という考え方
 3.2 ISO13407とISO9241-210
 3.3 設計プロセスの流れとPDCA
 3.4 上流プロセスにおけるユーザ調査
 3.5 ペルソナやシナリオ、CJMの必要性と使い方
 3.6 プロトタイピング
 3.7 ユーザビリティの評価
 3.8 設計プロセスと開発プロセス
 3.9 開発プロセスにおけるUXの評価

4.ユーザ中心設計とは
 4.1 人間中心設計との違い
 4.2 ユーザの多様性とユーザ工学という考え方
 4.3 ユーザビリティとアクセシビリティ
 4.4 ユニバーサルデザインの位置付け

5.UXDとデザイン思考
 5.1 UXはデザインできるのか
 5.2 良いUXを目指したデザイン
 5.3 デザイン思考の考え方とアプローチ
 5.4 デザイン思考とユーザ中心設計

6.ソーシャルデザインとサービスデザイン
 6.1 社会への関心の広がり
 6.2 ソーシャルデザインの視野
 6.3 ソーシャルデザインのアプローチ
 6.4 サービスデザインの視野
 6.5 サービスデザインのアプローチ

7.生活者工学
 7.1 生活者としての人間
 7.2 モノのデザインと生活者
 7.3 コトのデザインと生活者
 7.4 生活者の実態把握と問題の明確化
 7.5 結果としてのうれしさ

<質疑応答・個別質問・講師と名刺交換>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

UI/UX/ヒューマンインターフェース   人間工学一般   マーケティング

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開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

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UI/UX/ヒューマンインターフェース   人間工学一般   マーケティング

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