『化学工業・半導体排水中の窒素処理技術』〜有用微生物の実用化を固定技術により実現する 低コスト・省エネ型の窒素排水処理技術〜

窒素排水処理に関する原理から最新の技術動向まで一日速習!


講師


東洋大学 理工学部 応用化学科 准教授 工学博士 井坂 和一 先生


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)  


*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円      


*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■はじめに
窒素排水の効率的な処理方法として生物処理技術(硝化・脱窒法)について解説。生化学反応の特徴と、その反応を担う細菌について基礎的な理解を深める。さらに、それら微生物を高密度に保持し、利用するための固定化技術について、様々な角度から解説を行う。そして、排水処理装置を運転する上での留意事項や、簡単な設備設計に関する解説を行うと共に、最新の排水処理技術について紹介する。

■本セミナーに参加して修得できること
・窒素排水処理に関する原理と留意点
・微生物を高密度に維持する固定化技術に関する知識
・アナモックス法による低コスト処理技術に関する知識
・最新窒素処理技術に関する基礎知識


セミナー内容


1.窒素排水処理に関する基礎反応
 1.1 硝化反応の特徴と課題
 1.2 脱窒反応の特徴と課題
 1.3 アナモックス反応の特徴とメリット

2.固定化技術
 2.1 付着固定化法とその具体例
 2.2 包括固定化法とその具体例
 2.3 自己造粒法とその具体例

3.硝化プロセス
 3.1 硝化プロセスの立上げ
 3.2 硝化プロセスでの温度影響
   (1)温度依存性
   (2)低水温での硝化
 3.3 微量元素濃度の影響
   (1)鉄イオンの影響
   (2)銅イオンの影響
   (3)その他、微量元素濃度の影響
 3.4 高速処理でのポイント
 3.5 容積計算
   (1)必要反応槽容積(敷地面積)
   (2)ランニングコスト要因

4.脱窒プロセス
 4.1 脱窒プロセスの立上げ
 4.2 脱窒プロセスでの温度影響
   (1)硝酸還元反応の温度影響
   (2)亜硝酸還元反応の温度影響
 4.3 高速処理でのポイント
 4.4 容積計算
   (1)必要反応槽容積(敷地面積)
   (2)ランニングコスト要因

5.アナモックス反応による窒素処理
 5.1 アナモックス反応の特徴
 5.2 アナモックス菌の培養方法
 5.3 アナモックス菌の固定化方法
 5.4 アナモックスプロセスの安定運転
   (1)亜硝酸濃度条件 
   (2)水温
   (3)pH制御条件
   (4)炭酸イオン濃度
   (5)微量元素濃度

6.アナモックスシステム
 6.1 亜硝酸型硝化プロセス 〜前処理プロセス〜
   (1)亜硝酸型硝化の制御方法
   (2)加熱処理法による処理
   (3)pHショック法による処理
   (4)硝化率の一定制御方法
 6.2 実排水の処理事例
   (1)下水汚泥脱水ろ液の処理特性
   (2)工業排水の処理事例
 6.3安定運転のための制御要因
   (1)共存有機物質の影響
   (2)重金属類の影響
   (3)微量元素添加の影響

7.1槽型の好気脱窒システム
   (1)システムの特徴
   (2)アナモックス反応へのDOの影響
   (3)処理速度と処理水質の安定性
   (4)各種排水での処理事例


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

環境マネジメント   生産工学   化学技術

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