図解で思考し表現する技術 ~企画アイデアや研究成果を 上手くまとめる「コツ・ヒント」~ <図解CD・ミニ演習つき /先着20名限定セミナー>

 インターネットを用いて企業も個人もあらゆる情報を発信することが可能になっています。その際に、長い文章のみならず図や表が用いられています。しかし、適切な図解を使っていないので思ったように伝わらない、響かない、誤って伝わってしまうといったケースもままあるようです。優れた企画・アイデアや研究成果であっても人に伝わらなければ意味を成しません。また近年は他分野、異業種との連携が必要な場面も増えてきています。専門外の人にこそ、知ってもらう、分かってもらうためのツールとして図解の重要度は、より高まって行くと思われます。


 本セミナーでは、センスや感覚に頼らない、図解のための論理的な考え方と方法論を伝授します。図解に取り組むことは同時に、様々な局面での問題解決力や物事の「概念化」力を養うことでもあります。このセミナーを足掛かりにコツコツと経験を積めば、アイデアの整理された、完成度の高い、分かりやすい図解表現ができるようになるでしょう。


*パワーポイントの入ったノートパソコンをご持参ください。
ご持参が難しい場合は準備致します。申し込みの際、「持参しない」旨を備考欄に明記ください。


【講師】


有限会社テオリア 仕事のプラットフォーム改善コンサルタント  池田 秀敏 先生


新潟県上越市(旧大島村)生まれ。上越市在住。流通業を経てシステムエンジニアとなり、昭和58年、配管CADシステム設計に従事。複雑な機能を文章で伝えることに限界を感じ図解化の試行錯誤に取り組み始める。これまで作成した図解は10万枚を超え、「日本で一番図解しているコンサルタント」と呼ばれている。図解を使った業務改善・問題解決・論理思考の講義を受けた受講生は延べ4000名。現場で使える図解の事例の豊富さは、国内外でもダントツで他を圧倒。WEBに公開している図解だけでも1000枚を超える。特に、ミスをクレームに発展させないクライシスマネジメント(危機管理)の図解には定評がある。クライアントは大手メーカーが多く、製薬企業、外資系ヘルスケア企業、食品企業、自動車企業の品質管理、研究開発部、技術開発室の担当者が多い。「技術知識が無い担当者とも話がしやすくなった」、「誰が見ても分かる業務フローができた」、「ミスがクレームに発展せずコストが3分の1に減少した」など喜びの声が届いている。「可能性をデザインせよ!」という理念のもと、業務の可視化と現場の知恵を共有するプラットフォーム設計に手腕を発揮している。また、コンサルティングでは加盟店募集の図解資料を作成し、2600店の加盟店をわずか8ヶ月で3200店へ飛躍させるなど数多くの実績を持つ。「問い合わせが30%増えた」、「営業の契約スピードが2倍に加速した」など、若手を即戦力化させたい企業からも重宝されている。現在は、中小企業大学校で講師を務めるなど精力的に活動。目下、社内で、使える図解を描きたい担当者からの依頼に応え、「池田式・図解の通信教育」の準備を進めている。


【受講特典等】


1. 思考を整理し図解表現するオリジナルの手法を得られる
  ・「3つの型」とその展開の「9つの基本形」で図解を体系化
  ・「3つの型」は体験から積み上げたもの誰でも簡単に理解できる

2. 「3つの型」のサンプル図解パワポCD-ROMを進呈
  ・上書き利用できるパワーポイント(108枚)とクリップアート(222個)
  ・CD-ROMに様々なサンプル図解があるので、持ち帰ってすぐに使える

3. CD-ROMのサンプル図解に自分のテーマを上書きしての図解練習
  ・下敷きの図解から「目的・目標・視点・範囲」を感じとることができる
  ・講師より、その場で個別に直接指導を受けられる

4. セミナー終了後の図解のアドバイス
  ・図解パワーポイントを講師に送るとアドバイスを受けられる
  (講座終了後、1ヶ月以内・一人1枚のパワーポイント限定)

5. 講座では、「概念」の構造化・可視化を行う
  ・数値の可視化・グラフ作成やパワーポイントの使い方そのものの解説はありません


【セミナープログラム】


はじめに
 ・講師紹介
 ・目標は、悩まず図解に取組める知識の習得(何を:What+どう:How)
 ・図解には、センスも絵心も不要(論理思考が必要)練習すればできる!

1.図解の事前知識「どう図解に向かうか!」
 1.1 図解は問題解決の特効薬ではない(誰でも・すぐに簡単には無理)
 1.2 パターンに当てはめても、納得の図解はできない、すぐに限界がくる!
 1.3 考えていないことは書けない、それらしい言葉を並べても陳腐になる
 1.4 図解できない理由は、書く内容が頭にない、書く内容を論理で語れない

2.図解の基礎「モジュール思考の原点」
 2.1 図解は、要約した言葉・言葉同士の組合せ(モジュール)の組合せ
 2.2 思考を整理・表現する「3つの型」は問題分析・目標の実現設計から生まれた
 2.3 「3つの型」は、具体化した「9つの基本形」になる
 2.4 「9つの基本形」でモジュール創り組合せると複雑な内容も図解できる

3.図解の組立「モジュールを組合わせて図解」
 3.1 頭に浮かんだことを表現するステップと図解(発案・概念化・図解表現)
 3.2 図解の手順(目的・言葉で定義・関係の整理・構造化・表現の補足)
 3.3 図解で「ヌケ・ダブリ・矛盾」を解決し、思考の完成度を高める
 3.4 「9つの型」で発想し要素を補ってまとめ完成度を高める

4.図解で考える図解の必要性1「意志が伝わる構造と問題の発生原因」
 4.1 コミュニケーションのブーメラン構造(伝える障害を意識する)
 4.2 伝えたことは変形する(正しく伝え・正しく受取ることが必要)
 4.3 正しく伝わらない構造と、図解の守備範囲
 4.4 職場で発生する3つの問題(問題の発生原因を回避する)

5.図解で考える図解の必要性2「言っていること≠望んでいること」
 5.1 「言葉」の通りに行動しても「期待」に応えたこととは違う
 5.2 「言っていること≠望んでいること」の原因を構造で考える
 5.3 抽象度を高め、相手(自分)の「期待」を超える意識が必要
 5.4 相手(自分)の期待を引き出す方法(よく聴く・質問する・提案する)

6.文章と図解の違い「文章と図解は役割が違う」
 6.1 図解とは「論説文のダイジェスト版」(文章・箇条書き・図解の比較)
 6.2 図解の4つの特長(俯瞰・要素・関係・記憶)
 6.3 難しいテーマほど図解の出番(複雑な内容こそ図解が役位たつ)
 6.4 図解は自分の頭の中身をさらけ出す(能力・努力・準備が丸見え)

7.1枚の図解に必要な表現要素(何を書けば良いのか)
 7.1 図解は論理を組立て主張を証明する文書なので「起承転結」は使えない
 7.2 図解を構成する要素として「起・承“展・典”・結」で考える
 7.3 「起」でWhy?、「展・典」でBecause!と答える
 7.4 文書表現として図解に期待すること、図解でロジカルチェックする

8.図解CD-ROMの事例紹介(「9つの基本形」、「9つの発展形」)
 8.1 9つの基本形
    ・比べる(対比・対立・親和)
    ・並べる(因果・移動・段階)
    ・組み立てる(組成・展開・包含)
 8.2 9つの発展形
    ・比べる(ポジショニングマップ、関係図、マトリクス)
    ・並べる(サイクルチャート、フローチャート、交換チャート)
    ・組み立てる(曼荼羅、同心円、階層三角形)
 8.3 サンプル図解から「目的・目標・視点・範囲」を感じとることができる
 8.4 図解CD-ROM(基本形36枚、発展形36枚、組合せた複雑な図解36枚)

9.図解の表現力を高める「図形として、要約文字列として」
 9.1 図解を構成する要素(丸・箱・関係線・文字・クリップアート)
 9.2 図形としての整理・統一(補助線・関係線・基調色・強調色)
 9.3 「表象動作」としてのクリップアートの意味・使い方
 9.4 文字列の表現方法(要約・フォント・文の長さと改行・パラレリズム)

10.図解に取組んで悩むこと
 10.1 考える出発点は「問い?」、良い「問い?」には基礎知識が必要
 10.2 目的と手段は階層構造になっている、表現する階層を定める
 10.3 「主張!」は、考えている途中で変化する(本質が見えてくるため)
 10.4 フィット&ギャップできない問題の方が多い

おわりに
 ・図解できない理由(書けない理由は、自分にある)
 ・図解が上手くなる日々の練習(日々の蓄積で「3つの力」が高まる)
 ・「気づき・学び」を書き溜めることで競争力のある「強み」へ


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

情報マネジメント一般

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