3Dプリンターの新製品、新技術開発トレンドと求められる材料

今後、3Dプリンターはどの方式、用途が伸びるのか? どんな材料を開発したら良いのか?


講師


横浜国立大学 成長戦略研究センター 連携研究員 萩原 恒夫 氏


受講料


1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕


プログラム


【講座の趣旨】
 各種三次元積層法 (Additive Manufacturing) (AM装置=3Dプリンター) の基本特許切れに伴い、2012年頃から3Dプリンターが再び「産業革命を起こす」可能性があるとメディアにより過熱気味に報道されてきたが、最近では大方理解され、落ち着きを取り戻すとともに着実な取り組みがなされつつある。特に、「IoT、Industrie 4.0、つながる工場など」の新しい「ものづくり」との関わりから大きな期待が寄せられつつあり、今までの大量生産=安価という図式から、少量生産=高付加価値という点で3Dプリンター活用に注目した取り組みが始まっている。経産省の大型プロジェクトTRAFAMや内閣府のSIPプロジェクトなどが進行する中、産業界の期待も大きい。しかし、そのプリント出力物 (造形物)材料の完成度は必ずしも高いものではなく、今後の材料開発に大きな関心が集まっている。直近のドイツでのFormnext2017に見られるように、欧州を中心に大企業が材料開発に本腰を入れ始めたことが挙げられる。
 本講演では特に3Dプリンター材料を中心に、求められる特性とその現状を把握するとともに、開発動向と今後の方向性について議論する。 
 
1.はじめに
 1.1 3Dプリンター概説
 1.2 3Dプリンターの歴史とその特許の状況
 1.3 3Dプリンターの内外市場
 1.4 3Dプリンター材料の内外市場

2.各3Dプリンターとその材料
   〜各方式とその材料の求められる特性と現状、そしてその課題〜
 2.1 粉末床溶融結合法 (粉末焼結法、SLS、SLM) 用材料とその展開
 2.2 材料押出し法 (溶融樹脂積層法、FDM) 材料とその進歩
 2.3 液槽光重合法 (光造形法) 用液状光硬化性樹脂の現状とその課題
 2.4 材料噴射法とその材料、最近の展開およびその課題
 2.5 結合剤噴射法材料の最近の話題
 2.6 指向エネルギー堆積法とその材料
 2.7 ハイブリッド型積層造形装置の最近の展開

3.国内外の装置メーカー、材料メーカーの動向
   〜TCT Show 2017 (Birmingham) 、Formnext2017 (Frankfurt)、
  3D printing 2018 やIDS 2017 (ケルン)、Chicago Midwinter Dental Show 2018、
  TRAFAMプロジェクトなどで見えたもの〜

4.3Dプリンティングの最近のトピックスと今後の展開
 4.1 光硬化性樹脂を用いた新しい造形
  (1)セラミック造形
  (2)金属造形
  (3)テフロン造形
  (4)その他
 4.2 溶融押出し法の新しい展開
  (1)金属造形
  (2)複合材料造形
 4.3 歯科用途の展開
 4.4 医療用途の動向
 4.5 バイオ3Dプリンティングの動向
 4.6 宝飾用途
 4.7 その他

5.まとめと今後の動向

【質疑応答】


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

54,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

3Dプリンタ   高分子・樹脂技術   金属・無機材料技術

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