<現場を見据えた> マルチフィジックス 計算科学シミュレーション技術 ~実際の適用例とその成果、今後の課題と可能性~

 最近の計算科学の発展は目覚しく、計算科学を十分に活用できるかどうかが、企業における材料開発の成否を分ける重要な鍵となりつつあります。そこで本講演では、計算科学の基礎から応用までの講義を行うとともに、計算科学を活用した様々な材料設計の成功例を紹介します。聴講者の方には、計算科学をいかに実際の企業における材料開発に応用可能であるか、どうすれば計算科学を有効に活用できるのかの基礎を理解して頂けるものと考えています。尚、各聴講者の質問についても、可能な範囲で回答する予定です。


【講師】


東北大学 金属材料研究所 教授 博士(工学) 久保 百司 先生


平成2年3月 京都大学工学部石油化学科卒業
平成4年3月 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻修士課程修了
平成4年7月 東北大学工学部分子化学工学科助手
平成13年4月 東北大学大学院工学研究科材料化学専攻助教授
平成15年10月 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業さきがけ研究員を兼任
平成18年4月 科学技術分野の文部科学大臣表彰(若手科学者賞)
平成20年1月 東北大学大学院工学研究科教授
平成25年3月 日本化学会 学術賞 受賞
平成27年3月 東北大学金属材料研究所教授
平成27年5月 日本コンピュータ化学会 学会賞 受賞
平成28年8月 文部科学省ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦」課題責任者


【セミナープログラム】


Ⅰ.企業における計算科学の意義と活用方法
 1.企業における計算科学の意義
 2.コンビナトリアル計算科学による高速スクリーニング
 3.AI技術(機械学習・ディープラーニング等)との連携
 4.計算科学による特許戦略
 5.計算科学を活用した産学連携

II.計算科学の基礎
 1.分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 2.モンテカルロ法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 3.量子化学の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界
 4.量子分子動力学法の基礎・特徴・応用可能分野・適用限界

III.計算科学による実践的材料設計
 1.トライボロジーへの応用
 2.化学機械研磨プロセスへの応用
 3.材料合成プロセスへの応用
 4.精密加工プロセスへの応用
 5.エレクトロニクス・半導体への応用
 6.リチウムイオン2次電池への応用
 7.燃料電池への応用
 8.太陽電池への応用
 9.水素エネルギーへの応用
 10.鉄鋼材料の応力腐食割れへの応用
 11.高分子材料への応用

IV.計算科学の今後の発展
 1.マルチフィジックス計算科学
 2.マルチスケール計算科学
 3.ポスト「京」プロジェクト

<質疑応答・名刺交換・個別相談>


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開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

東京都

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【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

コンビナトリアル   金属・無機材料技術   CAE/シミュレーション

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